【厄除作戦】大坊山〜大小山(妙義山)〜佐野厄除け大師【己23.5】
- GPS
- 05:04
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 573m
- 下り
- 561m
コースタイム
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 5:57
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:JR佐野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大坊山、大小山は単に展望の良い低山にあらず。自らが歩き応えのある非凡な山である。山椒は小粒でもぴりりと辛いと言う如く、高々2〜300mの低山にして、妙義と称されるに相応しい岩稜。展望良し。歩きに良し。 |
写真
感想
今年の1月、2月は昨年末からポツポツと計画を立案していた年初山行候補のうちのいくつかを実施。三連休はせっかくなので連日山行だ。
ヤマレコの「らくルート」機能を使えば山行計画を簡単に作れるので、年末年始の休みの間にボコボコ山行計画を濫造。点と点を繋ぐだけなので、ついつい何個もの点を繋げてしまい、中距離山行、長距離山行の計画ばかりができあがる。
しかし、実際、早朝未明に現地に降り立つと、耳がもげるんではないかと思えるほどの極寒だ。そんな時分に外を出歩く人など他には全くいない。
こうなると、やっぱり今の時期は半日程度で終わる短距離山行、単峰のみの超短距離山行をこまめにやった方が良いのかなとも思えてくる。
そんな寒さへのネガティブな気持ちから山行は始まったが、その意識は途中のコンビニで暖まり、入山していく過程で逆転していく。
入山するまでは、たかだか標高200〜300mの低山をサクッと歩こう程度の意識だったのだが、大坊山、大小山は、まさに「小さな巨人」と言うに相応しい山だった。
まずは展望。落葉期だからかもしれないが、一度稜線に上がると、終始、北関東全方位の展望を得ることができる。
登り始めてすぐに樹幹越しに関東平野を一望できるほか、西側の丹沢、榛名、上信越県境稜線から、そのさらに奥の富士山、八ヶ岳、浅間山といった名峰が顔をのぞかせる。条件が良ければ南北アルプスも見られるのではないか。
そして北東方は赤城と白銀の谷川連峰稜線。東に武尊、尾瀬、日光の名峰群。東から南方は地表付近が靄っているせいで日光が散乱し、見通しは良くなかったが、それでも筑波山や東京スカイツリーを望むことができた。
そして、今回歩いた山は単に展望台としてだけではなく、実際に歩くのも楽しい。私の好みの切り立った岩の稜線は山行に刺激を与える。それもそのはず、行きつく先は妙義山の名を冠されている。群馬の妙義山に比べたらかわいいものだが、一定の緊張感を持って歩けるのはなかなか良い。老若男女が大勢集うのも納得である。
今回は佐野厄除け大師を最終目的地としながら、そこに十分な参拝ができたわけではないが、山域では子之権現、大山祇神社に始まり、阿夫利神社で終わるということで、山行に相応しい巡拝ができたと思う。
今回の結果を踏まえてまた山行を展開していきたいが、次は海が見たいという気持ちがあることから、降雪の状況も踏まえつつ、基本は南方に転進する方針で臨む。
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