乗鞍岳ダイレクトルンゼ滑走
- GPS
- 09:00
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,478m
- 下り
- 1,476m
コースタイム
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 8:43
駐車場からスキー場に出るまではラッセルで尾根線を直登。正しいルートがわからず。
かもしかリフト最上部で雲海と朝日を眺めながら一度休憩。
その後はツアーコース通りに進む。
肩の小屋から乗鞍まで想定より時間がかかった。
乗鞍岳からはダイレクトルンゼを選択。ノートレースでヒャッホーの止まらない一本だった。
ツアーコースまでは斜面左寄り滑るとパウダー豊富。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
空き多数 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ツアーコースは荒れている 肩の小屋より上は完全にクラスト。 クトーが無ければここでアイゼンシートラに換装すべき |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
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感想
乗鞍岳は残りの百名山の中でも冬期行ける数少ない山の一つで、BCでも行けることから機会があればと思っていたが、タイミングよくパーティ組んで行くことができた。
森林限界まではダラダラとした雪中ハイクだったが、シール歩行なら飽きることもなく、あっという間に森林限界に着いた。
稜線は雪がいい感じにしまっていてアイゼン歩行が楽しい。こんな雪ならいくらでも歩ける。
当日は天気もよく景色もよく、おそらく夏も楽しいのだろうなと思った。
頂上直下からのスキーは爽快だったが、スキーの力量のなさを痛感した。
というか基礎スキーをシーズン中一切やらずにBCスキーに行くものではない。
スキーそのもののスキル不足もそうだが、スキー独特の高度感や速度感は登山とは違うので、この辺はある程度慣れていく必要があるなと思った。
厳冬期乗鞍ダイレクトルンゼ滑走って、言葉だけはめちゃかっこいい山行になった。
朝日岳への登りはクラストした急斜面で、久しぶりに雪山を登っている感を味わえた。アイゼンに換装するタイミングが少し遅かったので以降反省する。
この日は快晴だったため、朝日〜乗鞍の稜線は360度すべての眺望が素晴らしく、白山・槍穂高・南ア・八ヶ岳とくっきり見えた。
高天ヶ原の奥に見える御嶽もカッコよい
滑走は数日間雪も降っておらず、連日風強く気温も下がっていたことから雪崩リスクは低いと判断してダイレクトルンゼを選択。
滑り込み1本目をいただき、ノートレースのルンゼに気持ちよく落ちていくことが出来、過去最高の滑走になった。
ルンゼ内は場所によっては凍った箇所もあるが、ほとんどが下に締まった雪でその上表面に10〜20cmのパウダーが乗っている感じ。
ネックだった首から腰の痛みはターン時にはほとんどなくなり、発達したシュカブラなどの段差を超えるときの振動が響くといった状態。
月末には完全回復しそうである。
ルンゼ滑走後は摩利支天方面への登り返しも検討していたが、時間が押していたこともあり中断した。
トイレ小屋からの滑走は左寄りに滑り、ほぼノートレースのパウダーをいただきながらツアーコースまで滑り込んだ。
快晴の乗鞍は気持ちよかったため、ツアーコース上部の樹林帯にテント設営しての泊まり込みも良いのでは無いかと思う。
3回目のBCスキー、初の北アルプス、厳冬季3000m峰。前回の反省を生かし、前後ポジションを意識して登れた。肩の小屋を巻いたところのシール登りと、アイゼンに履き替えてからは体力的にきつかったがなんとか登頂できた。滑走については前日のゲレンデ練習が功を奏し、疲れの少なくリスクの低い滑りができた。雪面も自分好みで滑りやすかった。もう少し攻めた滑りができるくらい体力脚力を残したい。ツアーコースの終盤で気を抜いて調子こいた結果転倒、板が股間を強打し人生一の痛みをくらった。次回の目標は山行通して転倒しないこと。
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