丹沢表尾根〜塔ノ岳〜鍋割山〜大倉

2014年01月05日(日) [日帰り]

• GPS: 10:27
• 距離: 20.7km
• 登り: 1,630m
• 下り: 1,640m

コースタイム

07：00　蓑毛
08：14　ヤビツ峠
08：34　富士見橋
09：39　ニノ塔
09：57　三ノ塔（〜10：07）
10：39　烏尾山（〜10：45）
11：09　行者岳
12：07　新大日
12：21　木ノ又小屋前
12：56　塔ノ岳（〜13：03）
13：14　金冷し
13：36　小丸尾根分岐
14：10　鍋割山（〜14：40）
15：30　後沢乗越
16：11　二俣
17：27　大倉

天候

曇り時々、霰のような小雪

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き　小田急秦野駅06：35発 ⇒ 蓑毛06：55着
帰り　大倉17：35発 ⇒ 小田急渋沢駅17：48着

コース状況／危険箇所等

・登山ポストとトイレは蓑毛バス停前にあります。

・ニノ塔〜三ノ塔〜塔ノ岳までの表尾根と鍋割山稜の大方の登山道は
　積雪と路面凍結にて、軽アイゼンがあった方が良いと思います（特に下り箇所）。

・鍋割山〜後沢乗越間は上部1/4くらいのみ薄っすらと積雪がありましたが、
　下の方には積雪はありません。

写真

1/5 21:48

蓑毛バス停。左の建物がトイレで、電話ボックスの右側に登山ポストがあります。

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初めは一般道をひたすら真っ直ぐ登ります。

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ここから登山道。

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蓑毛〜ヤビツ間は急勾配も無く、整備されて歩きやすい1時間強です。

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ヤビツ峠着。ちょうど秦野からの最初のバスが到着したのと同時刻。

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富士見橋にあった富士見山荘がいつの間にか無くなり、駐車スペースになっていました。

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快晴の天気予報のはずなのに曇天で小雪まじりの空模様です。

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再びここから登山道。

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新調した登山靴のデビュー戦です。

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まずは三ノ塔までの延々の登り。

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ここら辺は通常はザレてますが、やや凍結気味で土が固まっていました。

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振り返ると大山。

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ニノ塔。休憩なし。

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この辺りからしっかりとした積雪になってきます。

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長い階段を越えると…

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三ノ塔に到着。人少なし。

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軽アイゼン装着します。

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お馴染みのお地蔵さん。暖かそうですね。

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一旦、下ります。カチカチ。

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一瞬、ガスが巻いて塔ノ岳方面がチラリと見えましたが、本当に一瞬でした。

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表尾根最初のハシゴ。

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この辺りの下りもカチカチ。アイゼン無いと大変だと思います。

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烏尾山到着。

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新大日くらいまで薄っすらと。

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晴れていれば気持ち良い稜線歩きですが、とても寒くて堪えます。

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鎖は持たずに左側から。

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行者岳。

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行者名物の鎖場。やはり凍っているので気をつけて降ります。

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鎖場を下から見上げて。

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その先の崩落箇所。

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振り返る。奥に大山、その手前がヨモギ平、右側が三ノ塔。

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新大日。

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雪道です。

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木ノ又小屋前を通過。

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そしてここで霧氷発見！冬の丹沢には何度も来てますが、初めて目にします。綺麗だなー。

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思わず見上げたまま、見とれてしまいました。

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いや〜天気悪かったけど来て良かった〜。

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冬の間にもう1回くらい見られるといいなぁ。

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と感慨に耽っているうちに塔ノ岳に到着。ここも人は普段に比べて全然少ない。

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天気良ければこの先に富士山だけど、仕方ない。長居はせず、スグに塔を後にします。

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金冷しを大倉尾根へ降りずに鍋割山稜へ。

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鍋割山稜はなだらかでとても歩きやすい稜線です。

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小丸尾根分岐を過ぎた辺で 「ヤマドリ」 と遭遇！大きさ、色、毛並み、尾の長さ、どれをとってもお見事でした。

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さっきの霧氷にも感動しましたが、こんな素敵な鳥を間近で見られたことにも2度目の感動でした。

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ようやく鍋割山が見えてきた（真ん中）。

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やっと到着！

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ここまで昼食をガマンして歩き続けたのはコレを楽しみにしていたから！久々の鍋焼きうどん。今日も美味しかった〜！

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鍋割山山頂は私が着いた時点ではもう誰も登山者はおらず、貸切でした。

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いつもはワンサと登山者が居るのにちょっと寂しかったですね。

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あとは下るだけ。

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じっとコッチを見続けていました。元気かい？

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もう積雪も無く、アイゼン外してとっとこ降ります。

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後沢乗越を二俣方面へ。

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この橋を亘ると登山道は終了。あとは林道を延々と大倉まで。

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登りだったら2本くらい持っていけましたかね。

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二俣から大倉までの長い林道の途中で日没。ヘッドランプ点けて誰も居ない道をひたすら進みます。

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大倉到着！

撮影機器：

NEX-5 SONY

感想

りょう

今年一発目はやはり丹沢から。2年ぶりで4回目となる表尾根を歩き倒しました。

前回は同じ蓑毛スタートで塔ノ岳から大倉尾根で下山でしたが、同じでは面白くないので鍋割も絡めて少し長い縦走をすることに。でも今日は天気予報では終日快晴になるはずが大ハズレ。

ヤビツを過ぎたあたりでもうアラレがポツポツ。三ノ塔に上がって稜線に出てもパノラマなんて全く見えないし、アテが外れてしまいました。ここまで見事に当たらない天気予報も珍しい。

しかし山は晴れている中を登るだけが楽しみではありません。私の登山歴では初めてとなる霧氷を見ることができましたし、鍋割山稜では雷鳥かと思うような立派な鳥にも遭遇（雷鳥は居るわきゃないですが　笑）。長い道中、所々でこうした思わぬ発見があり、嬉しかったです。

今年は山に何回登りに行くことが出来るか、まだ分かりませんが、身の丈にあった登山の中で多くの感動と出会えることを期待しています。

（※追記）
この鳥は「ヤマドリ」なんですね。野外で出会うことが少し困難な鳥…とwikiにも載っていました。ナマで見られて本当にLuckyだったのですねー。

コメント

ポピー🦉popie

明けましておめでとうございます
お正月早々、素敵な山行で良かったですね
樹氷も木にお花が咲いているようで綺麗です、
私が見たのは溶けかかって微妙だったかも
鹿や鳥も可愛いです

空気が澄んでいれば自宅の玄関を出ると丹沢が見えるんです！
先月に雪が降ってからはずっと山々が白いので
今は雪の状態はどうなっているのかしら？と思ってましたが
結構カチカチなようで見てる私が緊張しました

それにしてもryo555さんは長い距離を歩くのが好きなんですね

りょう

popieさんへ
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
本年も何卒宜しくお願い申しあげます！

本当は3日に行く予定でしたが、寝坊して起きられず（笑）。
結局2日遅れで同じ計画ルートで周りましたが、
いろいろ貴重なものが見られた諸条件を考えると、
日にちをずらして良かったのかもしれません。

popieさんのレポで拝見した霧氷がとても素敵だったので、
私もいつか見られたらいいなぁと思っていましたが、
案外早く見ることができ、自分でもビックリです
でも欲を言えば今回はかなり限定された場所だけだったので、
もっとこう、バ〜〜っと広大に見られたらイイですよね。
（って贅沢ですよね　笑）

popieさんのご自宅からは丹沢見えるんですね。
私の方も少し丘に上がると大山あたりはかろうじて…です。
今回はニノ塔より先がカチカチでしたので、若干気をつけましたが、
幸いにして転んだりすることもなくて良かったです。

長距離…そうですね。popieさんもご存知のとおり、
私は早く歩くことが出来なくていつもヒーヒーゼーゼーなんですが、
自分の体力・脚力を知った上で綿密にタイムスケジュールを組むので、
1日でだいたいこれくらいは歩けるだろうというギリギリのトコで
計画を立ててしまうことが多いですね。でも今回は途中で日没を
迎えてしまい、二俣から先の林道は真っ暗でかなり寂しかったです（笑）。