熊野古道(伊勢路)
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天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
三重交通高速バス・乗合バス(三重県内) 熊野交通定期観光バス・乗合バス(和歌山県内) |
写真
感想
熊野古道を歩いてみたいと思っていた。でも、どんな道なのかよくわかっていなかった。
世界遺産に登録されても、石畳と杉木立が美しい道、山と海が見える歴史的な参詣の道らしいということぐらい。
名古屋に住む私は、2010年11月から伊勢路を何度か歩いてみた。
直通バスで伊勢路ツヅラト峠から歩き始めたのだけど、どうもイメージしていたのと違う。
納得いかずに、一週間もあけずに今度はJR東海、紀勢本線の電車で再訪して、続きの一石峠道を歩いた。それからまた12月に有名な馬越峠道も歩いてみた。
歩いたり、資料を調べてみて分かったことは、熊野古道は広範囲で時代の変遷もあり、
歴史的に特に有名なのは中辺路であり、高野山に続く小辺路や大峯奥駈の話なども含め、私が部分的に聞きかじっていただけということ。
歴史の中で人は、何をめざして何日も歩き続けたのだろうか?
現代に住む私は、目的地である熊野三山に一日で行くことができる。
特急南紀で新宮まで行き、熊野速玉大社と那智大社を周ってみた。
(熊野本宮大社はまた後日)
これがある意味目的地であったはずだ。現代も参詣と観光の地である。
その後難所といわれる八鬼山越えを歩き、最古といわれる花の窟を私の伊勢路ゴールとした。
春・夏・秋と1年お休みしてから、ようやく松本峠を歩き、七里御浜のきれいに湾曲した海岸線を眺め、その先に望むのは熊野川が流れる新宮、速玉大社。
この風景こそが、私が伊勢路で見たかったものだと思った。
七里御浜を歩き、意外と急に深くなる海岸線で白い石ころを拾い、花の窟に投げ入れた。
花の窟は長い綱が巻かれ、海岸まで引き込まれていて、花や扇が吊るされていた。
伊勢路 ツヅラト峠道 2010年11月21日
一石峠・熊ヶ谷道 2010年11月27日
馬越峠道 2010年12月18日
八鬼山越え 2011年01月28日
松本峠道・花の窟神社 2012年02月19日
熊野速玉大社 2010年12月26日
中辺路 大門坂 2010年12月26日
那智大社 2010年12月26日
発心王子・水呑王子・伏拝王子 2012年03月18日
熊野大社・大斎原 2012年03月18日
その後、歩きたいと思っていた中辺路ハイライトの、伏拝王子と熊野大社、大斎原も歩くことができ、大きく蛇行する熊野川も眺め、約一年半に渡る私の熊野古道は一旦終了。
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