御前山縦走 御前山 九竜山
- GPS
- 10:10
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,734m
- 下り
- 1,708m
コースタイム
- 山行
- 4:02
- 休憩
- 3:30
- 合計
- 7:32
天候 | 快晴、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
御前山に上る湯久保尾根の登山道は、はじめ急登があるものの、工程差100mほど。そのあとは、急登と言える場所はほぼなく、御前山登山で最も容易な登山道かと思われる。途中で一か所、切り立った場所があるが、ロープも張られており、注意を促すに十分な対策が施してある。 鞘口山から九竜山経由で降りるルートは、江戸小屋山から九竜山への道中の九竜山への登り口が岩場で、結構厳しいかも。ただ、このルートの最大の難関は、九竜山からのくだりで、標高650mから550mの区間。急登なうえに、地面がとても滑りやすく、靴がグリップしない。チェーンスパイクなどのすべり止めがある方が良い。木の間隔もあいているため、木から木へ飛び移りながら進むのも厳しい状況。登りも大変だと思われるが、下りは、滑ってそのまま落ちるのでは?と思えた。 |
写真
感想
避難小屋宿泊体験をしたくて、御前山に行ってきました。
湯久保尾根から入って、九竜山に抜け、奥多摩昔道を通って奥多摩駅ゴールです。本当はイソツネ山も行きたかったのですが、結果的に今回はパスしました。
宿泊前提なので、いつもと違って朝はゆっくり。9時半ぐらいからのスタートでした。荷物は15kg超。服や靴と合わせると、おそらく20kg越え。重い。水場が凍って使えないことも考えて合計4L持参。持ちすぎたかな.....
初めは急登ですが、すぐにゆったりした登りに切り替わります。途中で「この先道険し」とあったので、集中力を高めて、進むもわずか10m程の区間のみ。湯久保尾根は登りやすいですね。途中で一緒になった75歳の方と富士山を眺めながら昼食にしました。その方、なんでも1930座も登られたとか。すごいです。冬はやることないので、毎日登山とおっしゃっていました。よく膝持つな!と思ったら、スクワットで鍛えてるとのことで、回数は、1日500〜1000と....常人には無理です。65からスクワットやり始めて、太ももが5cm太くなったと仰っていました。今後の参考にさせていただきます。
小一時間楽しくおしゃべりしてから、出発です。中間はブナ林の中を歩くので、日差しもあり、歩きやすいのですが、上の方はまた杉林に変わり、暗くなって、もう夕方か?と思えるような感じ。避難小屋まで急ぎました。
避難小屋に到着すると、入口に「コロナのため、緊急時以外ご使用をお控えください」との張り紙が....
今から降りるの暗くなるから無理です....ということで、宿泊させていただきました。
荷物を置いて、一休みしてから夕日を眺めに、御前山山頂に移動です。途中登山道の整備工事をされていました。かなりしっかりした工事をされていましたが、資材は、人力で大ダワから運んでいるそうで....いや、お疲れ様です。
山頂にはもう誰もおらず、ゆっくり日向ぼっこをしながら、鷹巣山を眺め、富士山を眺め...
いや綺麗でした。ちなみに、16時くらいでしょうか、トレランランナーさんがお一人来ました。陣馬高原下バス停から走ってきたと....え?!何km走ってきたのよ。家に帰ってから調べたところ、三頭山周りで走ってくると、標準コースタイムの×0.5でないと、ここまでこれないです。奥多摩駅に降りると言っておられたけど、ヘッドライトつけて暗い中走ったんでしょうね。
夕暮れ時の富士山と三頭山は、素晴らしい眺めでした。
避難小屋に戻り、お茶を飲んでから、夕食の鍋をいただきます。寒いので、暖かいのが美味しい。
避難小屋から見る夜景も最高でした。
問題の睡眠....睡眠薬を持ってこなかったので、眠れるのか不安でしたが、不安が的中。眠れない。インフレータブルマットを敷いてNANGAの800のシェラフ。外にはフリースシェラフで一層厚くし、ダウンパンツにダウンジャケット、その上から上下フリースを着込んで寝たのですが、寝床が変わりすぎて、寝付けない。枕もしっくりこず、落ち着かない。夜、寝たのか、寝てないのかよく分からない状況に....朝までゴソゴソしながら横になっていました。
疲れも十分取れないまま、朝に。東には雲がかかっていたので、朝日は拝めませんでしたが、気持ちの良い朝でした。でも、十分睡眠が取れなかったので、イソツネ山は、今回はパスすることに。
食事を済ませて、小屋の内外を一通り掃除したら、出発です。水は今日使う分以外は全部捨てて、3kg軽くなりました。食料減ったしガスも減ったし、軽いと楽だわ。
鞘口山をまずはめざします。登山道の改修工事中が結構ありました。鞘口山までは、結構すんなりです。
鞘口山から九竜山が結構厳しかったです。江戸小屋まではすんなりですが、九竜山の登り口、また、下りが厳しく、特に標高650-550mの区間が、かなり厳しいです。下りで使われる方は、すべり止めを使う方がベター。少なくとも、ダブルストックで確実に体重支えながら出ないと、やばいです。
ここを降りると、後は、結構すんなり。
最後は、今日はあきらめたイソツネ山の登り口を確認し、奥多摩むかし道を通って奥多摩駅に戻ってゴールとなりました。
振り返ってみると、うーん、避難小屋拍は、シェラフで寝るのが厳しかった。自宅でトレーニングかな?
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