経ヶ岳
- GPS
- 09:25
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,583m
- 下り
- 1,569m
コースタイム
天候 | 曇りのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
崩れると危ないと思ったので近づきませんでしたが、後になって考えると7合目の稜線に現れる雪庇は迂闊に入ってしまうと危なかったなと思います。 |
写真
感想
今回は珍しく2人ということもあり、選んだのは少々レベル高めの中央アルプス経ヶ岳。冬はラッセルの山と聞いていたので苦労することを念頭に入れ、頂上は天気がよければ程度で、目指さないことを確認。
夏に登った権兵衛峠からのルートは冬は閉ざされているので、仲仙寺登山口から登山開始。開始直後からアイゼンを履く。
出発直後になんだか動物の匂いを感じたので念のため熊鈴を。夏には熊のもののような糞を見たし。この後熊棚を見ることになる。
4合目まで1時間ちょっと。まだこの辺りでは雪は深くなく、トレースもあるので体力に余裕はある。7合目まではトレースが明瞭であまり苦労することはないが、7〜8合目から急にトレースが消える。ラッセルの開始!かと思ったが、少し後でまた現れる。どうやら稜線近くでは風でトレースが消えてしまう傾向にあるようだ。また一つ学ぶ。
9合目まではトレースがあったりなかったりだが、9合目からはほとんどなくなる。しかもいくつかのピークがあり、なかなかしんどい。時間的にこの辺りで引き返してもいいかなと思ったが体力もまだ十分あったし、風はあったが服の中は自分の熱で暖かかったので先に進む。9号目からは初の本格的なラッセルの後、やっとのことで経ヶ岳山頂へ。夏には眺めがよくなかった印象だが、冬は意外といい。八ヶ岳、南アルプス、北アルプス、蓼科、美ヶ原、鉢伏山などが見える。段々山の名前がわかってくるのが嬉しい。夏に別ルートから登って来た時とは全く違う山に見える。
帰りは少し風が強くなり、登りの際の自分たちのトレースが消えていることもあった。風、恐るべし。少し雪もぱらついてきたので急ぎめで下山。
厳冬期にこの高低差の雪山には登ったことがなかったので自分にとって一つの自信にもなったと思う。トレースの少ない冬山がどれくらいきついのか、どれくらい体力を奪われるのかがわかったのも収穫。
天気があまり良くない中、一緒に登ってくれた仲間にも感謝!
あとこの日はヤマドリに同じ場所で2回驚かされた。向こうも同じことを思っているに違いない。羽が綺麗だったな…。
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