【062】『秀麗富岳十二景ぁ 大鹿峠→お坊山→笹子雁ヶ腹摺山
- GPS
- 07:44
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,202m
- 下り
- 1,192m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
今日は、秀麗冨岳十二景で
・まだ行っていない
・駅からアプローチ出来る
・雪が残っている の条件から4番で滝子山の相棒の笹子雁ヶ腹摺山に、歩きながら富士山を進行方向に見られる大鹿峠から行くことに。
今日も天気は晴れ。笹子駅で降り立ったのは、十人前後でしょうか? トイレに行っている間に、既に皆さん出発していて、1人も見えません。どちらに向ったのでしょうか。
朝日を浴びて笹一酒造、稲森神社、桜森林公園、寂惝尾根分岐と進みます。道証地蔵のところで前を行くハイカーが見えます。彼らは、写真を撮って滝子山へのコースに入って行きましたが、小生は、そのまま除雪された大鹿林道を先に進みます。日影になったところは、アイスバーンなので慎重に。
林道から大鹿峠分岐に入ると、道は堅くなった雪で覆われています。雪のないところも霜柱で土が浮いていて、歩くとズブズブと沈んで何か歩き難い。残雪のところの踏み跡も歩幅が合わないので、堅くなった雪を踏むとここもズブズブ。意外に消耗します。
そんなこんなで雪道を楽しみながら大鹿峠に到着。西側は崩壊が進んで切り立っています。そのため、視界が開け木々の間から南アルプスが目に飛び込んできます。
一服してお坊山へ向います。急な登りになったので、すぐ簡易アイゼン装着。これでザクザク登れます。
東峰稜線に合流した所で、富士山とやっと御対面です。少し登ってピークです。ここがお坊山かと思いましたが、山頂標がありません。ですが、滝子山から小金沢連峰・八・南と木々の間から日本一が見渡せるビューポイントです。朽ちかけたベンチもあり、景色を見ながら燃料補給。
さらに雪道を進むとお坊山の山頂標がありました。こちらからも、木がありますが富士山・南アルプス・八ヶ岳が綺麗に一望できます。
ここからの稜線は、陽のあたる南側は雪が解けていますが、北側には雪が残り凍ったところもあります。歩く右側は雪、左は枯れ葉と線で区切ったように綺麗に分かれていました。これも自然のなせる技でしょう。
こんな道でアップダウンを繰り返し、米沢山に到着。富士山が逆光になってきます。笹子雁ヶ腹摺山もまじかに見えるようになりましたが、まだまだアップダウンがありそうです。
米沢山から下り中央本線の笹子トンネルの上にある鞍部から登り返したピークの先には、絶壁の上のビューポイントが。南側方面が良く見渡せます。
所々で笹子雁ヶ腹摺山の反射板が見えるものの、なかなか近づきません。アップダウンが、だんだん堪えてきます。最後は陽の当たらなくなった急斜面の登りです。疲れましたが、登り切りやっと笹子雁ヶ腹摺山山頂です。
日本一は、今日一日姿を現してくれています。やけに山頂標が賑やかです。秀麗冨岳十二景、山梨百名山・・・。狭い山頂にそれぞれの山頂標が必要なのでしょうか・・・・。
アイゼンを外し、笹子駅に向って下山です。道には、雪は無く、枯れ葉で滑り易いところはあるものの、歩き易い! 最後は、お墓の横を通って登山口に到着。
予想以上に早く付いたので、バスを待つか、歩くか思案。取りえず自動販売機のあるところで下山の炭酸。
隣の空き地では、ドンド焼の準備をしてました。手伝いをしている小学生でしょうか、気持ちの良い元気な挨拶、「こんにちは!」。 少し駅方向へ歩いて行くと、ドンド焼に行くのでしょう中学生と小学生の数人組とすれ違い、ここでも笑顔で元気な挨拶、「こんにちは!」。
バスは、20分待ち。駅までバスと歩いて行くのでどっちが早いか聞いてみました。
子供達「僕たちも歩いてきました。速足で20分位かな。」
女の子は「30分位かな」。時刻表を確認してくれて「・・・」。
小生「歩くわ。どうもありがとう!」
子供達「頑張ってください!」
山でも挨拶はありますが、下山後の何か心がホンワカとする「こんにちは」は、強く印象に残ります。笹子ますます好きになりました。
今日も冬晴れの中、富士山と一緒に山登り。最後に、地元の子供に元気をもらい気持よく車上の人となりました。
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