【高知】石立山
- GPS
- 06:59
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 1,290m
- 下り
- 1,283m
コースタイム
09:06〜09:19 竜頭谷
10:40〜11:00 危険な岩場の先で休憩
12:20 捨身ヶ嶽分岐
12:37〜13:09 石立山山頂
13:20 捨身ヶ嶽分岐
14:50〜14:52 竜頭谷
15:21 駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
5時10分起床、5時20分出発。 今日は高知の石立山に登山に行く。 石立山は、四国の山でもハードな山。 石灰岩の山で、一部岩場があり、めちゃめちゃ急傾斜になっている。 数年に一度、死亡事故も起きていて、最近起こったのでは2011年に死亡事故があったらしい。 道迷いからの、岩場転落というパターン。 昨年、ピッケルを購入して、まだ一度も使ってないのでぜひ使ってみたい、そして岩場の雪山にも挑戦してみたい、ということで、この山を選んだ。 2011/07/03にこの山登ってるけど、岩場がすごかったポイントとか、印象的な部分しか覚えていないや。
高松西ICから高速に乗って、南国ICを目指す。 高知道は雪のため50km/h規制がかかっている区間があった。
少し眠くなりながら、南国ICで下り、道の駅南国でトイレ休憩。 地名とは似合わず、めちゃめちゃ寒く、マイナス一度だった……
さて、ここからべふ峡まで行くのだけど、これが遠い…… 40〜50km一般道を走って、ようやく到着。 途中で何度も眠くなってしまった……
駐車場に車を止めるが、当然誰もいない。 登山の準備をして出発。 赤い橋を渡って登山道へ。 出だしはめちゃめちゃきついじゃないか…… 数分登ると、周遊ルートとの分岐があり、山頂方面に向かって歩いていく。 途中でロープの張られている区間があり、足を滑らせないように張ってあるのかな、前は無かったような気がする。 しばらく歩くと、竜頭谷に到着。 川渡った反対側で少し休憩。 お茶を飲んだりおにぎり食べたりしていたのだけど、対岸(登山口側)から、ゴロゴロと岩が落ちてくる。 頭より少し小さい程度の岩場すごい勢いで斜面を転がっていた。 さすが危険な山だ……
ここから先はざれた斜面をワインディングしながら登っていくのだけど、ここにもロープがビッシリと張られていた。 これも前は無かったなぁ。 滑り落ちないようにするためか??
この地帯を抜けると、いよいよ石立山の真骨頂に突入していく。 傾斜が一気にきつくなり、岩がむき出しになっている。 これらの岩をつかみながら登っていく。 とても足だけじゃ登れないような道。 この辺りでピッケル使う予定で来たのだけど、雪は全く無く…… 手足を使ってどんどんと登っていく。 しばらく登って、いったん樹林帯の中に入る。 さらに登ると、見晴らしのいい岩場に出た。 ここから景色が綺麗に見えるなぁ。
北には白髪山など。 南の山はなんて名前かわからなかった…… 今日は太平洋が見えないなぁ……
そこからもほとんど雪が無い状態で登っていく。 地図上で「危険な岩場」という地帯を通り過ぎて少し登ったところで休憩。
ここから先の道を全然覚えていないのだけど、地図を見ると一直線に登っていき、結構急なように見える。 この辺りから、雪が常に出現しているような感じ。 ただ、数センチしか積もっていない。 全体的に岩の多い道で、数センチの積雪だと、逆にメチャメチャ滑る。 たまにくるぶしが埋まるくらいまで積もっていることがあるが、これくらい積もってくれないと、足が取られてしまうな……
ここからは滑る足元に苦労しながら登っていく。 アイゼンつけるのもなぁ…… あいにく今日は12本爪のアイゼンしか持ってきていない…… こういう時に6本の系アイゼンがあると、気軽につけられるのになぁ……
苦労しながら上がっていく。 そして、捨身ヶ嶽まで到着。 ここから素晴らしい崖の景色が見える。 この辺りになると、積雪も多いな。 さて、ここから石立山山頂まで、もうひと歩き。 この辺りで、すねくらいまで埋まる積雪だった。 角度を変えて捨身ヶ嶽を眺める。 すごい崖だなぁ。 石灰岩がむき出しになっているのだろうか。 まさしく岩山って感じがする。 綺麗な景色を見ながら歩き、山頂に到着。
山頂には誰もいなく、平べったい山頂なので、雪景色が綺麗だった。 山頂から、北方面の山は全然見えないな……
ここは少し風があるので、ちょっと戻ったところで休憩することに。 ラーメンを食べて体を温める。
さて、ここから下山するのだが、下山が怖いなぁ…… 登りなので、滑りにも耐えられたけど、下りはさらに滑るだろう。 気を付けなくては…… 捨身ヶ嶽まで戻って、そこから一気に下っていく。 やはり足元は滑りまくり。 ストックを活用して、ゆっくりと下りていく。 危険な岩場を越えて、ひと段落。
あとは、手足を使って登った岩場だな。 ここは雪は無いので、まだマシだった。 捨身ヶ嶽〜危険な岩場までが、一番怖かった。 そのまま竜頭谷まで下ってきた。 さぁ、駐車場は近い。 今日はそんなに長くなる予定じゃない登山なので、気持ちもしっかりと入っておらず、まだ6時間程度なのだけど、けっこう疲れてしまった。 登山口に着いた時はクタクタだった……
帰りは国道193号線で帰ろうかと考えていたのだけど、車の中で道路状況調べたら、国道193号線の山間部は、冬季通行止めだったので、仕方なく来た道を帰っていった。 べふ渓は遠い…… 家まで約3時間、往復6時間の長旅だった。
今回の登山、雪が思っていたより無く、ピッケルの出番が無く残念だった。 冬の石立山に登ったのは初めてだったので、この積雪量が普通なのか少ないのかはわからないけど、以前に三嶺から見た石立山は、もっと雪に埋もれていたような気がした。 冬季の石立山は目標の一つでもあったけど、ちょっと拍子抜けで残念だった。
年始に次郎笈から見えた捨身岳は白かったのでだいぶん積もってるかと思ったんですが、以外に少ないんですね!(--;)
半端に雪が着いた岩場、考えただけで疲れる!(-_-;)
岩デブリの斜面は気温上がると落石のデスゾーン?(>_<)
雪が少なく折角のピッケルお荷物だったけど、今年の雪は何処も多いので活躍するでしょう!(笑)
お疲れさまでした!(^.^)
私ももっと積もっている予定だったので、少しガッカリでした。
雪が多くても、少なくても、どちらにしろ石立山は厳しそうですね。
ピッケル使えるよう、他の山にも行ってみます!
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