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Yamareco

記録ID: 3965593
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雪山ハイキング
甲信越

【地元に愛される】霧訪山(きりとうやま)

2022年01月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:25
距離
4.3km
登り
517m
下り
498m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:56
休憩
0:28
合計
2:24
距離 4.3km 登り 517m 下り 517m
12:42
17
12:59
13:00
4
13:04
13:05
5
13:10
13:11
29
13:40
14:05
8
14:13
4
14:43
4
14:47
12
14:59
3
15:02
霧訪山登山口駐車場
天候 曇時々晴
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路は最短距離だが最も急な「かっとりコース」を利用。
復路は中央分水嶺コース経由で「新登山道南沢コース」から
「かっとりコース」へ戻る周回ルート。
登山口はR153の善知鳥峠(うとうとうげ)を伊那側に行ったすぐの
北小野集落の一番奥に10台くらいの登山者用駐車場あり。
道すがら看板は出ているが、わかりにくい。
https://www.google.com/maps/place/霧訪山登山口駐車場/@36.0553027,137.9617552,15z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0xd4c5e6e7a9f6d078!8m2!3d36.0553027!4d137.9617552

他、善知鳥峠から登る「中央分水嶺コース」、
山の神自然園から登る「下西条本コース」がある。
それ以外にも地図に記載されていない
様々なバリエーションルートがあるが、割愛する。

詳細は
https://tokimeguri.jp/guide/kiritoyama/
コース状況/
危険箇所等
・かっとりコース
たまに平らなところもあるが、最初から最後までおしなべて急。登山口の駐車場から全長1600mで、100mごとに看板が出ている。標高1000mより下あたりから凍結。滑り止め必要。
・新道南沢コース
中央分水嶺コースから分岐するトラバース道。元々は鉄塔巡視路として作られたものと思われる。トラバース道であまり広くもないので、雪の季節はスリップに注意。踏み跡は比較的明瞭だが見どころは少ない。
登山口は全然雪がない。ここから1500m。
登山口は全然雪がない。ここから1500m。
階段の段数が書いてあるけれど、よく見ると。。。
階段の段数が書いてあるけれど、よく見ると。。。
御嶽山大権現。つまりは御嶽山振興の講(集団信仰の社)がこの場所にあったのであろう、ということが記されている。
御嶽山大権現。つまりは御嶽山振興の講(集団信仰の社)がこの場所にあったのであろう、ということが記されている。
入山から20分。結構凍結。
入山から20分。結構凍結。
霧訪山は分水嶺のためか、東京電力と中部電力の高圧線が並走している。高圧鉄塔好きには結構楽しい。
霧訪山は分水嶺のためか、東京電力と中部電力の高圧線が並走している。高圧鉄塔好きには結構楽しい。
かっとり城跡。このルートの名前の基となっている。このあたりには山城跡がいくつかあり、無雪期には「登山はしないけど城跡マニアだから山に入る」という人が結構訪れる。
かっとり城跡。このルートの名前の基となっている。このあたりには山城跡がいくつかあり、無雪期には「登山はしないけど城跡マニアだから山に入る」という人が結構訪れる。
残り800mで少し緩やかに。。。と思ったら
残り800mで少し緩やかに。。。と思ったら
突然「現登山道」と「新登山道」の謎の分岐。どっちが正しいのかわからんが、とりあえず「現」へ。
突然「現登山道」と「新登山道」の謎の分岐。どっちが正しいのかわからんが、とりあえず「現」へ。
するとすぐに避難小屋の看板が。
するとすぐに避難小屋の看板が。
なかなか味がある。
なかなか味がある。
中も簡易避難はできる程度の構造。
中も簡易避難はできる程度の構造。
コガラ。素敵な鳴き声だった。
コガラ。素敵な鳴き声だった。
山頂直下
無事登頂。
帽子の忘れ物。
八ヶ岳は一望。
南アもどんよりしているが、甲斐駒、仙丈、北岳がぼんやり見える。
南アもどんよりしているが、甲斐駒、仙丈、北岳がぼんやり見える。
北アはどんよりしていて何も見えず。
北アはどんよりしていて何も見えず。
中アはまるごと雲に覆われている。
中アはまるごと雲に覆われている。
小さな雪だるまきょうだい。
小さな雪だるまきょうだい。
分水嶺コースを降りていく。
分水嶺コースを降りていく。
男坂。結構急。
大柴山方面が分水嶺コース。今回は小野へ。ひょっとしてこれを歩いていくと。。。
大柴山方面が分水嶺コース。今回は小野へ。ひょっとしてこれを歩いていくと。。。
秩父のどこかのお山みたいな削られ方。麓にはセメント工場がいくつかあった。
秩父のどこかのお山みたいな削られ方。麓にはセメント工場がいくつかあった。
塩尻市のホームページに載っているものと同じ図の看板。このコースを新道南沢コースというようだけれど、おそらくは元々は鉄塔巡視路のために作られたものと思われる。
塩尻市のホームページに載っているものと同じ図の看板。このコースを新道南沢コースというようだけれど、おそらくは元々は鉄塔巡視路のために作られたものと思われる。
どっちを渡ればいいんだ。
どっちを渡ればいいんだ。
どこかで見覚えのある看板のところに戻ってきた。
どこかで見覚えのある看板のところに戻ってきた。
登りでは気づかなかったが熊が出るらしい。茸山の看板は溢れるほどある。
登りでは気づかなかったが熊が出るらしい。茸山の看板は溢れるほどある。
下が見えてきた。伊那谷。
下が見えてきた。伊那谷。
そして無事下山。
そして無事下山。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 雨具 ゲイター ザック 行動食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 時計 サングラス チェーンスパイク

感想

塩尻市の里山で、塩尻市民に親しまれている霧訪山(きりとうやま)。
昨今、地元紙が企画した「信州の里山総選挙」冬山編で第1位を獲得したお山です。
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2021121400480
最短ルートだと登山口から山頂まで1時間強ですが、
標高差は420mくらいあって平均傾斜もなかなか急(θ15°)であり、
山頂の眺望が360°開けていることもあって、
「山椒は小粒でもピリリと辛い」といういいお山です。

前年春にも訪れましたが、その時はほとんど雪がなかったので、
雪がある季節に登るか、ということで行ってきました。

ルートはいくつかありますが、最短ルートのかっとりコースを利用。
駐車場にある残り1600mの看板からスタートしますが、
残りの距離がわかるのはありがたいような、ありがたくないような。。。

ともあれ、手作りの看板が至るところにあり、
地元の山友会や中学校の生徒たちが登山道保全に関わっています。
そういう点からも地域密着型のお山と言えましょう。

塩尻市には霧訪山があり、
諏訪市の守屋山、
松本市の美ヶ原、
安曇野市(旧明科町)の光城山や長峰山、
上田市(旧丸子町)の独鈷山、
青木村の子檀嶺岳、
生坂村の京ヶ倉、
麻績村の聖山、
大町市の鍬ノ峰や鷹狩山など、
地元に親しまれる山は他にもたくさんあります。

冬といえばアイスクライミングや八ヶ岳の縦走も楽しいですが、
こういう地元の里山をまったり歩くのもまた楽しいです。
体が疲れていてちょっときつい山はな〜、
なんて思っているときに、こういう地元で親しまれているお山に出かけると、
疲れも吹っ飛んでしまうかも知れません。

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