安達太良山 くろがね小屋泊 爆風の中登頂しました。
- GPS
- 05:45
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 752m
- 下り
- 80m
コースタイム
天候 | 曇り、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
くろがね小屋まではトレース明確ですが、前夜の雪で安達太良山へのトレースほとんど消えていました。 携帯のバッテリーが切れたため、ログは途中まで(13:55下山)。 |
その他周辺情報 | 成駒(ソースカツ丼で有名なお店、ボリュームあります)、岳温泉 岳の湯(350円、成駒のすぐ近くにあります) |
写真
感想
くろがね小屋の温泉と名物のカレー、雪山の中でも比較的初心者向けとされる安達太良山。行くまでは楽しみしかなかったけど、今回も甘くありませんでした。
初日は、あまり天気がよくないながら、樹林帯歩きで、風も弱くトレースも明瞭。くろがね小屋には難なく到着。カレーを3杯おかわりし、お風呂にも2回入り、お酒も飲んで8時半就寝。夜は小屋を揺らすほどではないものの、時折風の唸る音が聞こえ、雪は絶え間なく降り続けていました。
翌朝「これ行く?」っていう感じの悪天候でしたが、とりあえず出発。昨夜の雪でトレースは消えており、小屋の前は雪の吹き溜まりになっています。目印の竹竿に沿って進むも、すぐに頭まで雪に埋まってしまい、尾根に向かって直登し、登山道に合流します。そこから峰の辻まで、トラバース気味の登山道を進みます。峰の辻から、少し下って上りますが、上りはほとんどトレースなし。目を凝らせば薄っすら見える程度の竹竿を頼りに進み、何とか頂上直下の石碑に到着。ここで、ピッケルに持ち替えて、山頂を目指します。夏だと鎖か梯子があるところを進み、程なく登頂。
聞けば安達太良山は爆風の名所とのこと。くろがね小屋から先、樹林帯のような風を遮る場所がほとんどなく、初心者向けどころか、コンディションによっては、登頂はほぼ不可能。今回も悪天候でよく行けたものと、ベテランの指導者のおかげです。
帰路は峰の辻から、小屋の方へ戻らず、勢至平の方へ向かいます。トレースはまったくなし。しばらく行くと樹林帯に出るとのことだが、樹林帯は雪に埋もれているらしく、腰のあたりまで雪に埋まりながら歩きます。あー、今週もラッセル・・・。途中休めるような場所もなく、ツボ足に苦労しながら、1時間半ほどかかかって、行きの登山道に合流。しんどかったけど、こういうトレースのないところを歩くのもまたベテランの指導者のおかげ。感謝。
今年はあまりコンディションに恵まれなかったが、これでようやく初登頂。今回もラッセルありの厳しい行程で、仲間のありがたみを感じる山行となりました。
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