権現岳 前三ツ頭で撤退 天女山からピストン 風雪に屈す
- GPS
- 06:23
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,037m
- 下り
- 1,011m
コースタイム
8:10 登山口
8:52 天女山山頂
8:58 天女山駐車場
9:10 天の河原 9:20
9:59 標高1800m
10:26 標高2000m
10:56 ここが一番きついの看板
11:25 前三ツ頭 11:38
12:36 標高1800m
12:46 小さいベンチ(ランチ) 13:22
13:39 天の河原 13:48
14:07 天女山駐車場
14:10 天女山山頂
14:43 登山口
◆行動時間
登り 3:05
下り 2:20
休憩時間 1:08
合計時間 6:33
◆行動距離(アンドロイドアプリ 山旅ロガーを使いスマホで計測)
9.5km
天候 | 晴れ後、前三ツ頭は小雪が舞う |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口までの道、スタッドレス必要です。 駐車場は天女山入り口に8台程度。すぐに埋まります。きっちり詰めて駐めて1台でも多く駐めれるように。ゲート前は駐車禁止です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山道 危険箇所は前三ツ頭までは、ありません。 ◆登山ポスト 天女山駐車場からの登山口にあり ◆トイレ 天女山山頂にあり。使用可能確認済み。登山口から 横断道近くのセブンイレブンかその先の横断橋近くの公衆トイレ(使用可否未確認) ◆水場 なし ◆服装 上:ベースレイヤー:モンベルのスーパーメリノウールエクスペディション厚手 ミッドレイヤー:モンベルのジオライン3D アウター:マウンテンハードウェアのスノータスティックジャケット ニット帽:マウンテンハードウェア 手袋:アウター:モンベルのアルパイングローブのアウターのみ インナー:スポーツデポで買ったiHeatのスマホ対応手袋 バラクラバ:モンベルのネオプレインフェイス 下: 1層 CW-X 2層 guのあったかタイツ 3層 ユニクロの暖パン 4層 雨具(モンベルのサンダーパスパンツ) 靴:グラントキングGK78(夏靴) ORのバーグラスゲイター装着。 予備防寒着 上:ダウン:ミレーの700FPライトダウン フリース :パタゴニア R1 下:なし ★予備防寒着は未使用で全く問題がなかった。 靴は夏靴だが、前三ツ頭が近いあたりで少しジンジンした。 ◆冬装備 アイゼン:BDのセラックストラップ(12本歯) ピッケル:グリベルのエアーテックエボリューション 53cm ピッケルは山行中は未使用。終始ストックで対応。 ◆水 飲料用:水0.5リットル→半分使用。 山専ボトル:お湯 0.9リットル→煮炊きで半分使用 山専ボトルはカップ麺を食べる為に十分熱い。雪山必携アイテム。 |
写真
感想
◆冬山初体験の気づき
冬山初心者の方の一助になればと思い、今回、スノーシューでは登れない冬山が
初体験だったので気づいたことを書いてみます。
.▲ぅ璽鵑砲弔い
急登になるとアイゼンの踵側を使ってしまう。
そうすると踵側に体重がかかり靴の中で妙に当たり、靴擦れになりそうな感覚になった。
つま先を蹴り込む方が良いのかもしれないが、こういった所で底が硬い靴がいいのかと思った。
さらさらの雪なので、蹴り込むという感覚も、しっくりこない感じであった。
また、内股歩きの方が爪を引っ掛けにくい気がした。どうしても、がに股で歩きがちなので。
▲汽鵐哀薀
曇る、凍る。何か良い方法がないものか・・・・
帰りにサングラスを割ってしまい、使い物にならなくなった。
サングラスよりゴーグルがやはりいいのか。
ゴーグルを持っていたので問題はなかったが、不測の事態に備え、2個は持つ必要がある。
どちらもない状態で雪が舞っていると最悪です。
バラクラバ
他の二名はバラクラバがなかったので鼻が寒い、痛いと言っていた。
バラクラバが鼻から頬にかけてぴっちりしていないとサングラスが曇る原因なのか。
ゴーグルの場合はバラクラバの目が出る部分の境を押さえてくれるので曇らないかもしれない。
バラクラバの上から、ゆるめのニット帽でしっかり押さえるとバラクラバがぴっちりする感じがした。
ニット帽とバラクラバはセットで考えた方がいいのかも。
す堝或、昼食、飲み物
カップ麺の後入れ液体スープは固くなります。
下手すると凍る。そういう物は選ばない方が無難かも。
または、事前に出しておいて凍らないようにしておく。
ペットボトルの水はケースで覆っておいても、蓋を開けると凍り出します。
外付けをしていなくても量が減り出すと、凍り出します。
ヒップベルトの小物入れにいれておいたバームクーヘンは多少固い程度でした。
山専ボトルは必携と感じる。とても便利。
ナ盥埖度
汗をかかないようにゆっくり登るが、なかなかできない。
コースタイム通りを意識しながら歩くと汗をかかないかと思うので
そういった意識をもつことが必要なのか。
Ε好泪
スマホをGPSとしてまた地図を見る為に使っています。
懐にいれているので、動作は問題ないのだが、スマホ対応グローブでの感度が悪い。
素手で触ることは、冬山ではまずいので、グローブが原因か、寒さでスマホの反応が悪いのか・・
◆感想
北横岳に行く予定であったが、午前中はなんとか晴れな感じ。
駐車場から歩き出せば、なんとかなるがロープウェイを利用すると、9時半始まりがいっぱい。
早い時間に初められて、ピークを踏まなくても良く、雪山らしさが体験でき、お金がかからない所。
この条件で、天女山から権現岳のルートを行ける所まで行くことに決定。
三ツ頭までは行きたいを目標にした。
ko-sanに私のグリベルの12本歯をレンタル。
取り付けに四苦八苦。
それにしてもグローブしたままだと装着できるきがしない。
練習しないと。
ザクザクした雪の感触が楽しい。
サラサラのパウダーの所も多く、トレースを外すとズッポリと埋まる。
天女山、天女山駐車場と順調に進み、天の河原へ。
眺めが素晴らしい。
富士山、金峰がよく見えていたが、南アは雲がかかり強風が吹き荒れていそうだ。
天の河原からしばらく歩くと、お目当ての権現岳が見えた。
あそこまではいけないが、せめて三ツ頭まで、そして権現を拝みたい。
天気が持つかな・・・
急登が続きお約束の「ここが一番きつい」の看板をすぎる。
ずっときつい。まだまだきつい。
天気もどんどん怪しくなる。
途中でかもしかに会えた。
権現岳のレコに必ず出てくるカモシカさんのようだった。
体を大きく見せてストック突きだしたら、なんとか譲ってくれました。
そろそろ前三ツ頭かなと言うときには、小雪が舞い出す。
なんとか、前三ツ頭に到着。
1名、先着の方がおり、写真を撮って頂いた。ありがとうございました。
三ツ頭まで50分の表示。
三ツ頭の方は真っ白になってきている。
もう無理でしょってことで、引き返すことに。
雪道を下る時にアイゼンをどう向けるのがいいのだろうと
いろいろと考えながらおりた。
夏道と違い膝に衝撃がこない感じがして楽に思えた。
小さい平たいベンチがあるところでランチ。
ko-san、初山専ボトルの凄さに感動。036cyosさんも購入を宣言。
するとソロの方が下りて来た。
僕もお茶にしますと、しばらく談笑。
ヤマレコユーザですと伝えると tetete で日記だけ書いてますとのこと。
いろいろと冬山のことを教えて頂き、とても参考になりました。
みんなの帰りの話題は teteteさんのことでもちきりでした(^_^)v
もう一方、登山開始時から追いつけ追い越せの方も加わり、さらに談笑。
その後、天の河原まで下りると、富士山、南アがよく見える。
無事に帰ってきたことを祝福してくれてるかのよう。(大袈裟すぎ)
その位、私達3人に取ってはいろいろな面で、よい経験ができ
これから、さらに冬山にチャレンジしたいと考えるようになった。
帰りに、ko-sanはピッケルを買い、036cyoさんは冬靴兼用3シーズン登山靴を購入。
冬山にはまっていく3人。
来週は25日は入笠山に家族でスノートレック。(ko-sanも参加)
26日はこのメンバーで北横岳から三ツ岳へ行って見ようと決定。
ヤマレコの情報によると、10本歯以上とピッケルが必要なので、皆あまり行かないと。
少しずつ、一歩一歩、雪山を勉強していこう。
帰りに パノラマの湯 で温まる。
http://www.oizumi.ne.jp/~panorama/sisetu.htm
男湯は「赤岳の湯」という暖簾が下がっていたが、富士山が良く見え、赤岳は見えません。
本日も山と、山友に感謝!!
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