8キロの呪縛は金剛山下山後に解き、4キロの呪縛は続く
- GPS
- 03:34
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 819m
- 下り
- 823m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
ドボドボーッ、ジャバジャバ…
いつかの山頂で、トレーニング用であろう2リットルのペットボトルの水を何本もぶちまけてる人を見たことがある。
(ダセーな、登山は下山時の遭難が多いんやから、トレーニングなら下りも背負えよな。)
そう思っていた私は、完全に間違えていた。
手頃な金剛山ではちょっと物足りないから、最近買った4キロのダンベル2本をザックに詰めて登り始めてすぐ、後悔し始めている。
「8キロ重っ!」
年末以来の登山とは言え、このダンベルを持ってスクワットをしていた日々は何だったのか…。他の荷物やザック自体の重さを加えると12、3キロくらいだと思う。例えば前爪やワカンなどを含めた冬山フル装備だと同じくらいの重さになると思うが、今日の重さは何たることか。
ザックに詰め物をしてダンベルの重心がもっと高くなるようにしなければならなかったのか、などと考えながら、冒頭のシーンを思い出し致命的なことに気づいた。
水は山頂で捨てられてもダンベルは捨てられない…!
そう気づくと、内心バカにしていたあの時の人がとても賢く思えてくるから不思議だ。
雪は5、600mからチラホラ見え、確か800mくらいで荷を下ろして軽アイゼンを装着した。荷を下ろしたときの開放感はたまらないものがあった。
「いやー、ジツは8キロの重りを入れてるんですよー、たまりませんよねー」と行き交う人にアピりたい気持ちを抑えながら、汗だくで山頂広場に到達した。
さて下山。
3回転びました。
やはり脚にキており、足の置き方が雑になったりして、下山時に怪我する人の典型を体現していたと思う。重力に逆らう登りと違って、重力に自重が加わる下りにも大きな影響が出ることがよくわかった。
それでも何とか車まで辿り着き、8キロの呪縛を解くことができた。
そういえばこないだの健康診断で、体重が昨年より4キロ増えてたっけ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する