赤城山
- GPS
- 02:27
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 552m
- 下り
- 550m
コースタイム
天候 | 薄曇り 南からの微風〜弱風 この時期としては気温高し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・駐車場到着時(6:20頃)の気温0℃。帰り(9:30頃)の気温2℃。 ・前橋ICを降りてしばらくは乾燥路だが、山岳道路に入ると所々で路面の凍結が見られ、大沼周半は完全な圧雪の凍結路。急カーブをいくつもこなして登るので、滑り止めのないタイヤでは登ってくることはできない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・全行程雪の上を歩く。良く圧雪されていて、ラッセルは皆無。踏み跡を故意に外さなければ潜ることはほとんどない。また、踏み跡が明瞭なため、迷うような箇所はほとんどない。 ・雪質は早朝だったためか、少し堅い箇所も見られたが氷にはなっていなかった。登りはアイゼンがなくてもなんとかなるが、急登も多いため、下りはアイゼンを着用したほうが無難。 ・登山者は早朝はほとんど見掛けなかったが、駒ヶ岳を過ぎて駐車場に戻るまでに多くすれ違った。また、9時過ぎから登り始める人も多かった。 |
写真
感想
積雪が思ったほど増えないので、今週もBCスキーは諦めて近場の山に普通の登山に。赤城山は3年ほど前に知人と一緒に歩いたが、天気も悪かったため、ほとんど印象に残っていない。
前橋ICを降りて順調に進み標高を上げるが、途中から凍結が見られ、ペースダウン。完全な氷なので雪よりも質が悪い。駐車場に着いた時点では既に明るくなり始めていて、ヘッドライト不要な明るさになっていた。駐車場もガラガラ。外に出てもあまり寒さを感じず、気温計はちょうど0℃を示していた。浅間周辺や北八の寒さで体を慣らした身には温い寒さだった。
朝食と支度を済ませて歩き始める。始めは凍結したアスファルト道路歩きで、アイゼンは着けていないので当然ツルツルよく滑る。10分ほど歩いてようやく登山口に到着。この時点で既に体がだいぶ暖かい。先日の前掛山で大変寒い思いをしたので、今回はミドルを暖かいものに変えたのだが、これが裏目に出たようだ。登山口でグローブはインナーのみに替え、ミドルも脱いだが、結局どちらも駐車場に戻るまでザックから取り出すことすらなかった。それくらいに暖かかったのだ。
登山口から稜線まで急登が続く。ここ数ヶ月の不摂生がたたり、結果として体重増に反映されたためペースが上がらない。標高を上げると風が少し強くなったが、基本的に樹林帯歩きなので風はほとんど体に当たらないが、ほてった体を冷やすにはちょうど良い程度だった。稜線に上がり、黒檜山の方向に歩くが人の姿は全く見えない。この時期はあまり人が入らないのだろうか?とも思ったがこれは大きな間違いで、自分の行動する時間が他者より早かっただけだった。無人の山頂でしばし休憩して駒ヶ岳方面に歩き出す。ここまでアイゼンを着けていなかったが、黒檜山からの急坂を下るのにつぼ足は危険に思われたので、あまり平坦ではない狭いところでアイゼンをつける。ピッケルも持ってきたが、ダブルストックのほうが歩き安かったのでこちらは結局最後までバラストにしかならなかった。
黒檜山から下り始めるとようやく登山者とすれ違うようになる。天気は今ひとつだが、薄曇り・高曇りのため眺望はそこそこ効く。稜線に上がっても疎林があるため、風が吹き抜けず、寒さもほとんど感じない。今日はそもそも南風がずっと吹いていたので、冷たい風という雰囲気ではなかった。標高が比較的低いことも影響しているかもしれない。
黒檜山から駒ヶ岳までは一旦大きく下った後に少し登ることで到達する。駒ヶ岳を過ぎてしばらくすると下りが始めるがここもやはり急。無雪期は金属製の階段があったはずだが、今の時期は雪で埋まっていてスロープ状になっている。凍っていないから、アイゼンの刃を効かせて慎重に降りれば特に問題はないが、雪と階段のミックスならアイゼンでは歩きづらいだろう。登山口に近付くと登山道がつづら折れになる。割と短時間で登山口到着。アイゼンを外しツルツルのアスファルトを歩くが、やはり滑りやすくて危険。今日の危険箇所は山中ではなく、凍結したアスファルト道路だったかもしれない。駐車場に戻るとこれから歩き始める登山者が多く見られた。早足で歩けば3時間かからない周回コースなので、この時間や午後発でも十分なのだろう。
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