【湖西】大谷(814m)寒風(840m)割谷ノ頭(859m)大塚(841m)阿弥陀頭(794m)
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- GPS
- 07:57
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,093m
- 下り
- 1,084m
コースタイム
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:51
ところが、現地に行ってみると、ない! リフトがない!! そして、スキー場の名前もマキノ高原ファミリースキー場に変わっていた。リフトのないスキー場!? それで果たして採算が取れるのだろうか、と心配だったが・・・
下山して納得。ファミリーに特化して、雪遊びのパラダイスだった。しかも、大盛況。なるほど。ウィンター・ビジネスって、こういうモデルもあるんだ。
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
<マキノ高原ファミリースキー場>
もう、今日は登る前から全部見えている。ゲレンデ脇から尾根に絡み、高度を上げると、少しずつ空が近くなってきた。
びわ湖の向こうで、伊吹山は早々に存在感を示しはじめた。これから登る大谷山も、その姿を惜しげもなく見せている。
寒風のてっぺんは解放感があり、つい長居するパターンだ。伊吹山の右に養老山系。そして、霊仙山・藤原・御池・御在所・イブネ&クラシ&綿向の鈴鹿山系が、湖の上にふんわり浮かび上がる。
大谷山の左肩に比良山系。武奈ヶ岳や蓬莱山が背比べ。手前には蛇谷ヶ峰のシルエットがある。
雪原を気ままに歩く。三重嶽が頭をのぞかせている。手前に反射板の尾根がぺたんと伸びている。その右手が大御影山だ。
山スキーのシュプールが一本。ウサギたちのお散歩の足。雪に埋まったコルへと雪を散らして駆け下りる。登り返すと、大谷山の山頂が待っていた。
<大谷山>
比良や鈴鹿をさらに引き寄せる。眺望に酔いしれながら一休み。眼下に雲谷山。そして、あれが日本海。
白山と越美の国境の山並みが遠く背後。金糞と白山の位置関係から山の名ひとつひとつ、ひも解いていく。
すぐにわかるのが蕎麦粒と横山岳。それから雷倉・天狗・墓谷・三周・美濃俣丸・上谷山・・・
心行くまで山頂滞在を楽しんだら、コルに向かってドロップイン。ダブルコークやマックツイストは披露しないが、気分はメダリストのエキシビション。
<割谷ノ頭・大塚・阿弥陀頭>
寒風に戻り、銀座通りから外れる。まずは寂峰、割谷ノ頭に立つ。西尾根からは大谷山や大御影山方面。東尾根からは赤坂山・三国山方面が一望のもと。野坂岳も頭が見える。
続いて大塚へ。雪庇を抱いて、フォトジェニックだ。山頂部分は、しっとりとした柔らかな雪に包まれていた。
最後は阿弥陀頭へ。鞍部から登り返す。目の前のコーナーを曲がって、いよいよホームストレッチ。そして、栄冠を手に。
下山尾根は、とてもシンプル。最後の尾根分岐の二拓は、地図さえ読めれば難易度は高くない。調子ヶ滝に寄り道してから、スキーゲレンデを抜け、ゴールテープを切った。
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