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Yamareco

記録ID: 399542
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無雪期ピークハント/縦走
丹沢

相州アルプスほぼ全縦断 上飯山BS→236m峰→高取山→権現山→経ヶ岳→仏果山→半原高取山→宮ケ瀬湖→半原BS

2014年01月25日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
16.4km
登り
1,287m
下り
1,239m

コースタイム

7:17  上飯山バス停
7:39  道迷いにより再び上飯山バス停
8:00  尾根に取りつく
8:18  236m峰
8:31  高取山大平登山口
9:35  発句石分岐(発句石には向かわず)
9:41  荻野高取山(おにぎり)
10:05 華厳山
10:41 経ヶ岳(おもち)
11:01 半原乗越
11:40 革籠石山
12:18 仏果山(おにぎり)
13:00 半原高取山(おもち)
14:10 宮ケ瀬ダムサイト
14:55 半原バス停(おにぎり チューハイ)
天候 晴れのち曇り 気温は高くほとんどを半袖で過ごした。しかし、半袖者は私一人でした
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き 自宅最寄り駅→茅ケ崎→厚木→本厚木(JRと小田急)
   神奈中バス 本厚木→上飯山バス停

帰り 半原バス停→本厚木→町田(激辛ラーメンを食べる)→藤沢→自宅最寄り駅
   
コース状況/
危険箇所等
 上飯山バス停からの取り付きは全くわからない。一応「西山を守る会」という環境保護組織のHPからダウンロードした地図を持っていたのだが、まったくわからず、防護柵の扉から進入し、一気に尾根まで駆け上がった。

 荻野高取山に向かうときには急登の連続、しかも台風被害などで倒木が多く、くぐったりまたいだりするところが多い。下ばかり見ていると木の枝で顔を強打することもある。今日は2回、目が回った。

 また、仏果山へ向かう道は痩せ尾根で強風時には難しい、しかも、石がもろくあっという間に落石を起こしてします。真下を通る道はないのだが、基本「らくーー!!」と叫ぶこと、今日は1回叫んだ。ダブルストックがあるとバランスを保ちやすいが落石を起こしやすくなるというジレンマに陥る。

 宮ケ瀬まで0.55kmの看板からがやけに長い。急な下り坂の細かな階段なのだ。0.55kmは水平距離なので、実際は2km位歩いた感じだろうか、とにかく滑落するまいと気を使う道だ。

上飯山バス停です。今日はここから縦走予定です。
でも、今思うと、なぜここを出発点にしたのだろう・・・。
2014年01月25日 07:17撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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上飯山バス停です。今日はここから縦走予定です。
でも、今思うと、なぜここを出発点にしたのだろう・・・。
 コースがわからない。しょうがないので、鹿用の柵から入山(人間は柵から入り閉めていけばよい。)尾根までとりあえず上がったところです。人に踏まれた跡はありました。
2014年01月25日 08:11撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 コースがわからない。しょうがないので、鹿用の柵から入山(人間は柵から入り閉めていけばよい。)尾根までとりあえず上がったところです。人に踏まれた跡はありました。
 こういう時に、このようなテープを見つけると感激しますよね。
2014年01月25日 08:15撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 こういう時に、このようなテープを見つけると感激しますよね。
 236m峰です。ここから先は採石業者の私有地となっているので行けず。ここが相州アルプスで縦走できなかった地点です。
2014年01月25日 08:18撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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1/25 8:18
 236m峰です。ここから先は採石業者の私有地となっているので行けず。ここが相州アルプスで縦走できなかった地点です。
 したがって滝谷口まで一旦下山することとなります。
2014年01月25日 08:20撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 したがって滝谷口まで一旦下山することとなります。
 滝谷口下山しました。
2014年01月25日 08:29撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 滝谷口下山しました。
 ゴルフ場のすぐ近くを、ダブルストックを持った男がのっしのっしと歩いています。
2014年01月25日 08:29撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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1/25 8:29
 ゴルフ場のすぐ近くを、ダブルストックを持った男がのっしのっしと歩いています。
 高取山、大平登山口に着きました、高取山目指して縦走再開です。
2014年01月25日 08:31撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 高取山、大平登山口に着きました、高取山目指して縦走再開です。
 高取山に向けてはとにかく倒木がすごかったです。台風か何かで被害があったままなのでしょう。
2014年01月25日 08:40撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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1/25 8:40
 高取山に向けてはとにかく倒木がすごかったです。台風か何かで被害があったままなのでしょう。
 これを超えていきます。ここだけではありません、なん箇所もあり、しかも急登です。
2014年01月25日 09:14撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 これを超えていきます。ここだけではありません、なん箇所もあり、しかも急登です。
 発句石に向かう分岐です。1812年に地の俳人芹江がこの山で遊び、自然石に「この山や この鶯に 人も居ず」と彫ったものだそうです。gん罪は砂利業者の敷地内のため。ロープが張られています。見には行きませんでした。あとで、後ろ指刺されるのは嫌ですから。
2014年01月25日 09:35撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 発句石に向かう分岐です。1812年に地の俳人芹江がこの山で遊び、自然石に「この山や この鶯に 人も居ず」と彫ったものだそうです。gん罪は砂利業者の敷地内のため。ロープが張られています。見には行きませんでした。あとで、後ろ指刺されるのは嫌ですから。
 やっと苦労して荻野高取山に到着です。おにぎり一個、お茶。
2014年01月25日 09:41撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 やっと苦労して荻野高取山に到着です。おにぎり一個、お茶。
 すでに、トレーナーはこんな汗、ここからは半そで一枚です。それでも寒くない。
 男の汗なんて見たくないでしょうが・・・失礼。
2014年01月25日 09:45撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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1/25 9:45
 すでに、トレーナーはこんな汗、ここからは半そで一枚です。それでも寒くない。
 男の汗なんて見たくないでしょうが・・・失礼。
 華厳山へはスムーズに来ることがd来ます。楽しい尾根歩きです。
2014年01月25日 10:05撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1/25 10:05
 華厳山へはスムーズに来ることがd来ます。楽しい尾根歩きです。
 華厳山からは東側の展望が開けていました。ゴルフ場と厚木市街地。
2014年01月25日 10:12撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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1/25 10:12
 華厳山からは東側の展望が開けていました。ゴルフ場と厚木市街地。
 いったん鞍部に降りて、登っていくと経ヶ岳に着きます。ここから仏果山までは関東ふれあいの道になっています。
2014年01月25日 10:41撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1/25 10:41
 いったん鞍部に降りて、登っていくと経ヶ岳に着きます。ここから仏果山までは関東ふれあいの道になっています。
 塔ノ岳、まだ未踏である。そのうち行きたいが、自分の体力ではむずかしいと考えている。
2014年01月25日 10:41撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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1/25 10:41
 塔ノ岳、まだ未踏である。そのうち行きたいが、自分の体力ではむずかしいと考えている。
 左丹沢山、右蛭ヶ岳、こちらも未踏。いつか行けるかなあ。
2014年01月25日 10:42撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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1/25 10:42
 左丹沢山、右蛭ヶ岳、こちらも未踏。いつか行けるかなあ。
 いつも、熊から私を守ってくれる鈴、月山頂上で購入しました。
2014年01月25日 10:46撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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1/25 10:46
 いつも、熊から私を守ってくれる鈴、月山頂上で購入しました。
 経石、北条武田合戦で落ち武者となった北条軍の武士が、この地でたくさんの槍をを見て命を捨てた、しかし、実はそれはトウモロコシだったことから、この地ではトウモロコシを長いこと創らなかったという言い伝えがある。
2014年01月25日 10:48撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1/25 10:48
 経石、北条武田合戦で落ち武者となった北条軍の武士が、この地でたくさんの槍をを見て命を捨てた、しかし、実はそれはトウモロコシだったことから、この地ではトウモロコシを長いこと創らなかったという言い伝えがある。
 半原乗り越しに降りてきました。もちろん、仏果山に向けて頑張ります。
2014年01月25日 11:01撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 半原乗り越しに降りてきました。もちろん、仏果山に向けて頑張ります。
 長い長い登りを登っていくと・・・。革籠石山。
2014年01月25日 11:40撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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1/25 11:40
 長い長い登りを登っていくと・・・。革籠石山。
 ほどなくして、仏果山。まずは展望台に登ってみましょう。
2014年01月25日 12:18撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 ほどなくして、仏果山。まずは展望台に登ってみましょう。
 これに登るのも一苦労だ。
2014年01月25日 12:19撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 これに登るのも一苦労だ。
 半原高取山の上にも同じ展望台がありますぞ。次はあそこに行きます。
2014年01月25日 12:21撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 半原高取山の上にも同じ展望台がありますぞ。次はあそこに行きます。
 宮ケ瀬湖が見えていますね。神奈川県の水がめですね。
2014年01月25日 12:21撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1/25 12:21
 宮ケ瀬湖が見えていますね。神奈川県の水がめですね。
 仏果山から高取山に登る中間にある、「宮ケ瀬超」、ここに向かう登山道が宮ケ瀬湖の方から伸びてきているそうです。そこから登り、展望台がある2つの山を登る人も多いとか。
2014年01月25日 12:47撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 仏果山から高取山に登る中間にある、「宮ケ瀬超」、ここに向かう登山道が宮ケ瀬湖の方から伸びてきているそうです。そこから登り、展望台がある2つの山を登る人も多いとか。
 着きました、高取山です。展望台に登ってみましょうか。
2014年01月25日 13:00撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1/25 13:00
 着きました、高取山です。展望台に登ってみましょうか。
 あれは、まったく同じ型。さっきまでいた仏果山の展望台です。
2014年01月25日 13:04撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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1/25 13:04
 あれは、まったく同じ型。さっきまでいた仏果山の展望台です。
 丹沢はガスって来てますね、幻想的な写真。
2014年01月25日 13:08撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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1/25 13:08
 丹沢はガスって来てますね、幻想的な写真。
 宮ケ瀬に架かる橋。
2014年01月25日 13:13撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 宮ケ瀬に架かる橋。
 宮ケ瀬ダムです、そこに下山します。
2014年01月25日 13:13撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 宮ケ瀬ダムです、そこに下山します。
 鉄塔があったので下からパチリ。
2014年01月25日 13:41撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1/25 13:41
 鉄塔があったので下からパチリ。
 ばいばい!!蛭が岳!!
2014年01月25日 13:42撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 ばいばい!!蛭が岳!!
 さて、本日一番の急降下、宮ケ瀬湖への下りです。決して登りでは使いたくない・・・。
2014年01月25日 13:54撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1/25 13:54
 さて、本日一番の急降下、宮ケ瀬湖への下りです。決して登りでは使いたくない・・・。
 こんな急な階段が永遠と続いているのです。滑るし・・・。
2014年01月25日 14:02撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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1/25 14:02
 こんな急な階段が永遠と続いているのです。滑るし・・・。
 やっと降りてきました・・・。宮ケ瀬湖です。相州アルプスほぼ完歩です。
2014年01月25日 14:10撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1/25 14:10
 やっと降りてきました・・・。宮ケ瀬湖です。相州アルプスほぼ完歩です。
 このエレベーターで下りますが、その前に・・・。
2014年01月25日 14:25撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 このエレベーターで下りますが、その前に・・・。
 ダムから下を見たらこうです。
2014年01月25日 14:25撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 ダムから下を見たらこうです。
 有料のケーブルカーが走っていますが、私は無料のエレベーターでいいです。
2014年01月25日 14:26撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1/25 14:26
 有料のケーブルカーが走っていますが、私は無料のエレベーターでいいです。
 みよ、宮ケ瀬ダムの雄姿を!!
2014年01月25日 14:30撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 みよ、宮ケ瀬ダムの雄姿を!!
 「愛川大橋バス停」でも良かったが、バスの時間を見てこちらに来ることにした、しかし数分前に発車、結局相川大橋バス停で待ったのと同じバスで帰ることになる。
2014年01月25日 14:55撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
1/25 14:55
 「愛川大橋バス停」でも良かったが、バスの時間を見てこちらに来ることにした、しかし数分前に発車、結局相川大橋バス停で待ったのと同じバスで帰ることになる。
 しかし、半原バス停の目の前には酒屋があったのでこれをゲット、しみじみうまいなあ。
2014年01月25日 15:09撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 しかし、半原バス停の目の前には酒屋があったのでこれをゲット、しみじみうまいなあ。
撮影機器:

感想

 25日(土)はいいらしい。何がいいって?気温が高く行楽日和になるのだそうだ。それじゃあ、久々にロングを歩きたいなあと思い、4つの候補を揚げ、前日に判断することにした。
〆F来た、相州アルプス
⊂堕泥▲襯廛
C安大山→浅間山→高取山→善波峠→鶴巻温泉
け多摩湖→御前山→大岳山

 前日では、い論磴ついていて却下、はわからない、6本爪はあるのだが使ったことがないのでどうしよう・・・。で、今回は相州アルプスに決定。
 で、アルプス縦走というと、ここに関しては、2つの高取山、仏果山、経ヶ岳、権現山を通りたいと思い、宮ケ瀬湖に降りたいと思っていたのだ、そういうわけで北行を選択、あとは入山口だ。ヤマレコもいろいろ見た中で、「西山を守る会」という環境を考える会のHPが紹介されていた、それは、この尾根の中の西山を崩して砂利を撮る業者であり、それに反対している人たちである。私は、そこのHPから入山路を得、簡単な地図を印刷して持ってきていた。

 上飯山、本厚木駅から宮ケ瀬方面のバスに乗るとあるバス停からの入山路が書いてあったので私はそこから行くことにしたのである。(後で考えると、もっと早く高取山に向かう入山路があったと思うのだ、しかし今悔やんでも仕方ない、236m峰なども登ったので縦走のグレードが上ったとよく考えるようにしよう)
 飯山観音で1人降りたが、他は誰も降りない、みんな宮が瀬正面から丹沢山塊を狙うんだろうなあ。その人たちから見て私のことはどう思ったのだろうか、「上飯山で降りて君どこ行くの?」というような視線を感じた。

 早速歩き出すが、道迷いをしてしまう。西と東を間違え、そのまま国道を清川村の方に進んでしまう。結局わからずにもどって北が、これで約20分のロス。地図の方向を理解しても登山道は見つからず、結局強引に鹿用の扉を開けて入山してしまう、そこは登山道でないのは明らかである。人が踏んだ形跡は全くなし、靴が5cmほど埋まり、ストックも5cm位埋まる、木を握りながら上へ上へと上昇すると人が踏んで固めた道を発見、どうやらピークの巻道の様だ。それを使いながら高度を上げる、整備された道なのだがピンクなどのテープが全くない、これは怪しい・・・と思ったら青いすずらんテープを発見。ほっとした・・・少なくてもここは登山道であるのだ。
 しばらくいくと236m峰に到着、そこには西山を守る会による看板が設置されていた。どうやら、ここより先には行けないようだ、一度滝谷口に下山し、大平登山口から再入山となるのだそうだ。しかたないので下山口に向かっていると、白と黒のぶち犬が一匹「ワォーン!!ワォーン!!」と鳴きながら私の前を横切った、しかし後ろからは何にも来ない・・・ふつう飼い主が来るはずだが・・・。

 滝谷口を降りるとそこはゴルフ場、紳士淑女の社交場である。そんなか、もう汗と土まみれになっている私がいてもいいのだろうかと思いながら大平登山口より再入山する。
 大平登山口から荻野高取山取りつき点までは林道である。前の方からパジェロイオに乗った方がやってきて私に「犬を見なかったか?」と聞いてきた、「どんな犬ですか?」と聞くとやはり白と黒のぶち犬のことらしい、説明するが、もう距離は大分離れているし、私が犬を見た地点は車では入っていかれない・・・いったいどうなったろうか。

 荻野高取山に向けては本当に急な坂道である、台風の被害なのか倒木が非常に多い、またぎ、くぐり、リュックに引っかかり、ストックも引っかかり、を繰り返しながら登っていく。途中、発句石分岐もあるがロープがあるため私は侵入しない。
 じっくり時間をかけてやっと来た荻野高取山である。もうトレーナーは汗だらけ、そのまえに薄手のジャンパーも脱いでいるのである。ここからは化繊のTシャツ1枚、それでも寒くない。(温度感覚が人とは違うのだろうか・・・)
 出発しじきに権現山に至る。順調である、しかし今まで犬を探している方以外に誰にも会わない。

 一旦、「大ダワ」と呼ばれる下りがあり登り返す、そこで3名ほどの登山者に合う、一人はよく来るのだそうだ。何度も分割してこの山塊を楽しんでいるそうだ。私が上飯山から来たことと宮ケ瀬ダムを目指していることを話すと、時計を見て、「このペースだったら余裕でしょ、2時半までには着けるよ。」とうれしいことを言ってくれた。ありがとうございました、無事に宮ケ瀬ダムまで着けました。

 経ヶ岳直下では、仏果山に行きたいという2人組に合う、でも権現山に向かう道にやってきた。道間違いを伝えると大慌てで仏果山に向かう道に向かっていった。無事につけたでしょうか。経ヶ岳から見ると、高取山が両方にあるから勘違いしやすいのかな?
 私は、経ヶ岳で一休み、ここで丹沢山塊への眺望が開ける。素晴らしい、雪がついている。やはり塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳が目立つがそれ以外にも楽しい山がたくさんあるに違いない。そして、ここでたまたま、ザックに着けている鈴の写真を撮る。これは、以前登った月山山頂で買ったのである。以下のレコである。

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-374508.html
 高い音で涼しく鳴るこの鈴の音、本当に好きである。カウベルもいいが、私は鈴が好きだ。

 休憩後、ここから仏果山に向かう。「経石」の掲示等もじっくり見る。ゆっくりと登り、ゆっくりと降りなければなりません。半原乗越で仏果山に行きたい2人組と再会し、こちらの方が先行する。
 警告掲示があってから、痩せ尾根である。しかしながら、普通に歩いていれば問題ない。基本的なロープ、鎖、ストックワークができれば何なく通ることができる。しかし落ちた大変、慎重に進むべきである。痩せ尾根が終わるころ、仏果山に到着する。仏様が数体立っており、大きい展望台がある。早速登ってみよう、本当に360でのパノラマである。しかし、やはり今日は展望はよくない、午後からガスっているようだ。ピーカンで来るとどんな展望なのだろうか・・・。

 行動食を食べて今度は半原高取山に向かう、まずは下り、そのうち「宮ケ瀬越」に到着する。国道沿いの駐車場からここまで登山道が伸びているそうで、そこから仏果山と高取山を登っていく人も多いのだとか。そして、出ました「山ビル注意」の看板、丹沢は山ビルの生息地としても有名なんですよねえ。この時期はいないが4月〜10月は近づかないようにしています。でも、7月〜9月の日が長い時期にロングトレイルをしたいんだよなあ。

 しばらく行くと、本日の最後のピーク、半原高取山に到着する。実は以前来たことがある、職場の行事でだ、職場の行事が愛川ふれあいの村であり、その一環として高取山まで来たのだ、しかし職場の行事ということもあって写真は一枚もない。よってレポートにもしないつもりだ。
 展望台の上で年配登山者と話をする。この方は仏果山でも声をかけてくれ、ここでも話ができた、なお、仏果山〜高取山で私をどんどん引き離してしまう健脚の持ち主である。日光男体山のこと、丹沢のこと、沼津アルプスのこと、10分くらいでしたがとても楽しかったです。また出逢えたらお話ししましょう。

 高取山からは基本下りである、何箇所か展望スペースがあり宮ケ瀬湖が美しい、そして蛭ヶ岳に最後の挨拶をする。
 そして下るが、この階段の連続が一番足に来た・・・。

 14:10、無事に縦走終了、けがもなく今日も楽しい山行であった。バス停は、愛川大橋(毎時21分)、半原(毎時20分、50分)であるので、愛川大橋は間に合いそうもない、半原の14:50分を目指す。しかし、半原バス停に着いたのは14:55、行っちゃった・・・。仕方がないのでおにぎりを食べ、目の前の酒屋でチューハイを買って飲む。沁みるなあ・・。
 予定通りのバスに乗り、バスの中ではアルコールが効いたのか熟睡。ちゃんと本厚木駅直前に目覚める。

 寒い体を温めるために、町田の激辛ラーメン店に寄り、小田急で藤沢まで出て、帰宅する。

 本日のポイント
・行動食にいつものおにぎりの他、大福を2個取り入れた。大福、定番になりそうである。
・休憩後、塩熱飴をなめながらしばらく歩いた。これもいい。
・入山地点の情報収集が足りなかった。

 でも、楽しい山行でした。

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