相州アルプスほぼ全縦断 上飯山BS→236m峰→高取山→権現山→経ヶ岳→仏果山→半原高取山→宮ケ瀬湖→半原BS
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,287m
- 下り
- 1,239m
コースタイム
7:39 道迷いにより再び上飯山バス停
8:00 尾根に取りつく
8:18 236m峰
8:31 高取山大平登山口
9:35 発句石分岐(発句石には向かわず)
9:41 荻野高取山(おにぎり)
10:05 華厳山
10:41 経ヶ岳(おもち)
11:01 半原乗越
11:40 革籠石山
12:18 仏果山(おにぎり)
13:00 半原高取山(おもち)
14:10 宮ケ瀬ダムサイト
14:55 半原バス停(おにぎり チューハイ)
天候 | 晴れのち曇り 気温は高くほとんどを半袖で過ごした。しかし、半袖者は私一人でした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
神奈中バス 本厚木→上飯山バス停 帰り 半原バス停→本厚木→町田(激辛ラーメンを食べる)→藤沢→自宅最寄り駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上飯山バス停からの取り付きは全くわからない。一応「西山を守る会」という環境保護組織のHPからダウンロードした地図を持っていたのだが、まったくわからず、防護柵の扉から進入し、一気に尾根まで駆け上がった。 荻野高取山に向かうときには急登の連続、しかも台風被害などで倒木が多く、くぐったりまたいだりするところが多い。下ばかり見ていると木の枝で顔を強打することもある。今日は2回、目が回った。 また、仏果山へ向かう道は痩せ尾根で強風時には難しい、しかも、石がもろくあっという間に落石を起こしてします。真下を通る道はないのだが、基本「らくーー!!」と叫ぶこと、今日は1回叫んだ。ダブルストックがあるとバランスを保ちやすいが落石を起こしやすくなるというジレンマに陥る。 宮ケ瀬まで0.55kmの看板からがやけに長い。急な下り坂の細かな階段なのだ。0.55kmは水平距離なので、実際は2km位歩いた感じだろうか、とにかく滑落するまいと気を使う道だ。 |
写真
感想
25日(土)はいいらしい。何がいいって?気温が高く行楽日和になるのだそうだ。それじゃあ、久々にロングを歩きたいなあと思い、4つの候補を揚げ、前日に判断することにした。
〆F来た、相州アルプス
⊂堕泥▲襯廛
C安大山→浅間山→高取山→善波峠→鶴巻温泉
け多摩湖→御前山→大岳山
前日では、い論磴ついていて却下、はわからない、6本爪はあるのだが使ったことがないのでどうしよう・・・。で、今回は相州アルプスに決定。
で、アルプス縦走というと、ここに関しては、2つの高取山、仏果山、経ヶ岳、権現山を通りたいと思い、宮ケ瀬湖に降りたいと思っていたのだ、そういうわけで北行を選択、あとは入山口だ。ヤマレコもいろいろ見た中で、「西山を守る会」という環境を考える会のHPが紹介されていた、それは、この尾根の中の西山を崩して砂利を撮る業者であり、それに反対している人たちである。私は、そこのHPから入山路を得、簡単な地図を印刷して持ってきていた。
上飯山、本厚木駅から宮ケ瀬方面のバスに乗るとあるバス停からの入山路が書いてあったので私はそこから行くことにしたのである。(後で考えると、もっと早く高取山に向かう入山路があったと思うのだ、しかし今悔やんでも仕方ない、236m峰なども登ったので縦走のグレードが上ったとよく考えるようにしよう)
飯山観音で1人降りたが、他は誰も降りない、みんな宮が瀬正面から丹沢山塊を狙うんだろうなあ。その人たちから見て私のことはどう思ったのだろうか、「上飯山で降りて君どこ行くの?」というような視線を感じた。
早速歩き出すが、道迷いをしてしまう。西と東を間違え、そのまま国道を清川村の方に進んでしまう。結局わからずにもどって北が、これで約20分のロス。地図の方向を理解しても登山道は見つからず、結局強引に鹿用の扉を開けて入山してしまう、そこは登山道でないのは明らかである。人が踏んだ形跡は全くなし、靴が5cmほど埋まり、ストックも5cm位埋まる、木を握りながら上へ上へと上昇すると人が踏んで固めた道を発見、どうやらピークの巻道の様だ。それを使いながら高度を上げる、整備された道なのだがピンクなどのテープが全くない、これは怪しい・・・と思ったら青いすずらんテープを発見。ほっとした・・・少なくてもここは登山道であるのだ。
しばらくいくと236m峰に到着、そこには西山を守る会による看板が設置されていた。どうやら、ここより先には行けないようだ、一度滝谷口に下山し、大平登山口から再入山となるのだそうだ。しかたないので下山口に向かっていると、白と黒のぶち犬が一匹「ワォーン!!ワォーン!!」と鳴きながら私の前を横切った、しかし後ろからは何にも来ない・・・ふつう飼い主が来るはずだが・・・。
滝谷口を降りるとそこはゴルフ場、紳士淑女の社交場である。そんなか、もう汗と土まみれになっている私がいてもいいのだろうかと思いながら大平登山口より再入山する。
大平登山口から荻野高取山取りつき点までは林道である。前の方からパジェロイオに乗った方がやってきて私に「犬を見なかったか?」と聞いてきた、「どんな犬ですか?」と聞くとやはり白と黒のぶち犬のことらしい、説明するが、もう距離は大分離れているし、私が犬を見た地点は車では入っていかれない・・・いったいどうなったろうか。
荻野高取山に向けては本当に急な坂道である、台風の被害なのか倒木が非常に多い、またぎ、くぐり、リュックに引っかかり、ストックも引っかかり、を繰り返しながら登っていく。途中、発句石分岐もあるがロープがあるため私は侵入しない。
じっくり時間をかけてやっと来た荻野高取山である。もうトレーナーは汗だらけ、そのまえに薄手のジャンパーも脱いでいるのである。ここからは化繊のTシャツ1枚、それでも寒くない。(温度感覚が人とは違うのだろうか・・・)
出発しじきに権現山に至る。順調である、しかし今まで犬を探している方以外に誰にも会わない。
一旦、「大ダワ」と呼ばれる下りがあり登り返す、そこで3名ほどの登山者に合う、一人はよく来るのだそうだ。何度も分割してこの山塊を楽しんでいるそうだ。私が上飯山から来たことと宮ケ瀬ダムを目指していることを話すと、時計を見て、「このペースだったら余裕でしょ、2時半までには着けるよ。」とうれしいことを言ってくれた。ありがとうございました、無事に宮ケ瀬ダムまで着けました。
経ヶ岳直下では、仏果山に行きたいという2人組に合う、でも権現山に向かう道にやってきた。道間違いを伝えると大慌てで仏果山に向かう道に向かっていった。無事につけたでしょうか。経ヶ岳から見ると、高取山が両方にあるから勘違いしやすいのかな?
私は、経ヶ岳で一休み、ここで丹沢山塊への眺望が開ける。素晴らしい、雪がついている。やはり塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳が目立つがそれ以外にも楽しい山がたくさんあるに違いない。そして、ここでたまたま、ザックに着けている鈴の写真を撮る。これは、以前登った月山山頂で買ったのである。以下のレコである。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-374508.html
高い音で涼しく鳴るこの鈴の音、本当に好きである。カウベルもいいが、私は鈴が好きだ。
休憩後、ここから仏果山に向かう。「経石」の掲示等もじっくり見る。ゆっくりと登り、ゆっくりと降りなければなりません。半原乗越で仏果山に行きたい2人組と再会し、こちらの方が先行する。
警告掲示があってから、痩せ尾根である。しかしながら、普通に歩いていれば問題ない。基本的なロープ、鎖、ストックワークができれば何なく通ることができる。しかし落ちた大変、慎重に進むべきである。痩せ尾根が終わるころ、仏果山に到着する。仏様が数体立っており、大きい展望台がある。早速登ってみよう、本当に360でのパノラマである。しかし、やはり今日は展望はよくない、午後からガスっているようだ。ピーカンで来るとどんな展望なのだろうか・・・。
行動食を食べて今度は半原高取山に向かう、まずは下り、そのうち「宮ケ瀬越」に到着する。国道沿いの駐車場からここまで登山道が伸びているそうで、そこから仏果山と高取山を登っていく人も多いのだとか。そして、出ました「山ビル注意」の看板、丹沢は山ビルの生息地としても有名なんですよねえ。この時期はいないが4月〜10月は近づかないようにしています。でも、7月〜9月の日が長い時期にロングトレイルをしたいんだよなあ。
しばらく行くと、本日の最後のピーク、半原高取山に到着する。実は以前来たことがある、職場の行事でだ、職場の行事が愛川ふれあいの村であり、その一環として高取山まで来たのだ、しかし職場の行事ということもあって写真は一枚もない。よってレポートにもしないつもりだ。
展望台の上で年配登山者と話をする。この方は仏果山でも声をかけてくれ、ここでも話ができた、なお、仏果山〜高取山で私をどんどん引き離してしまう健脚の持ち主である。日光男体山のこと、丹沢のこと、沼津アルプスのこと、10分くらいでしたがとても楽しかったです。また出逢えたらお話ししましょう。
高取山からは基本下りである、何箇所か展望スペースがあり宮ケ瀬湖が美しい、そして蛭ヶ岳に最後の挨拶をする。
そして下るが、この階段の連続が一番足に来た・・・。
14:10、無事に縦走終了、けがもなく今日も楽しい山行であった。バス停は、愛川大橋(毎時21分)、半原(毎時20分、50分)であるので、愛川大橋は間に合いそうもない、半原の14:50分を目指す。しかし、半原バス停に着いたのは14:55、行っちゃった・・・。仕方がないのでおにぎりを食べ、目の前の酒屋でチューハイを買って飲む。沁みるなあ・・。
予定通りのバスに乗り、バスの中ではアルコールが効いたのか熟睡。ちゃんと本厚木駅直前に目覚める。
寒い体を温めるために、町田の激辛ラーメン店に寄り、小田急で藤沢まで出て、帰宅する。
本日のポイント
・行動食にいつものおにぎりの他、大福を2個取り入れた。大福、定番になりそうである。
・休憩後、塩熱飴をなめながらしばらく歩いた。これもいい。
・入山地点の情報収集が足りなかった。
でも、楽しい山行でした。
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