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Yamareco

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雪山ハイキング
甲信越

【里山スノーハイク】高ボッチ山(美ヶ原の東の端っこの里山)

2022年02月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:55
距離
8.0km
登り
651m
下り
651m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:32
休憩
0:20
合計
3:52
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ブリーズベイリゾート塩尻かたおか(ホテル)のPが登山口Pと兼用。
2020年3月から休業中。
https://breezbay-group.com/bbr-kataoka/
以前はJAの「アスティかたおか」だったが民間に売却した途端にコロナ禍で営業できなくなってしまった。

無雪期は塩尻市道の高ボッチ線で山頂までアクセスできるが、
北側の崖の湯ルートは現在冬季閉鎖中、
南側の国道20号の東山からは崩落により通行止めとなっており、
アクセスは基本的にできない。
https://www.city.shiojiri.lg.jp/soshiki/62/3448.html
コース状況/
危険箇所等
登山口からずっと雪。傾斜は一部急なところもあるが、概ね緩やか。
踏み跡明瞭なので、視界がクリアなら迷う要素はないが、樹林帯を抜け、1450m付近で牧場のある台上に出たあとはホワイトアウト時は迷う恐れあり。いざというときにコンパスが使えると吉。
滑り止めは軽アイゼンを履いている人がおり、当方もチェーンスパイクを持参したが、ツボで山頂まで歩けた。
雪が結構深いので、台上に出たあたりでスノーシューかわかんを装着すると楽。当方は下りのみわかんを装着した。
その他周辺情報 崖の湯の薬師平茜宿で日帰り入浴をやっていたが、現在は宿泊のみ。
https://akanejyuku.com/day-trip
登山口(ブリーズベイリゾート塩尻の駐車場)から雪びっしり。これは期待できそう。
そして予想より車たくさん。他県ナンバーの車輌も結構いた。
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登山口(ブリーズベイリゾート塩尻の駐車場)から雪びっしり。これは期待できそう。
そして予想より車たくさん。他県ナンバーの車輌も結構いた。
のっけの樹林帯から雪しっかり。積雪10cm程度だし雪も乾いているのでツボで問題なし。
のっけの樹林帯から雪しっかり。積雪10cm程度だし雪も乾いているのでツボで問題なし。
約1時間15分ほどで樹林帯を抜けて高ボッチ高原の台上へ。曇ってはいるけれど薄っすらとした巻層雲で視界良好。
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約1時間15分ほどで樹林帯を抜けて高ボッチ高原の台上へ。曇ってはいるけれど薄っすらとした巻層雲で視界良好。
消防の防災ヘリが鉢伏山方面へ飛んでいる。訓練かな?5年前の悲劇を二度と繰り返さぬよう、関係者も気を引き締めていることだろう。
消防の防災ヘリが鉢伏山方面へ飛んでいる。訓練かな?5年前の悲劇を二度と繰り返さぬよう、関係者も気を引き締めていることだろう。
踏み跡明瞭。深謝。しかしボコボコしておりツボでは歩きにくくなってきた。まあ登りだからこのまま行く。
踏み跡明瞭。深謝。しかしボコボコしておりツボでは歩きにくくなってきた。まあ登りだからこのまま行く。
北ア南部から後立山まで一望。空が蒼くないのが残念。
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北ア南部から後立山まで一望。空が蒼くないのが残念。
じわじわ山頂へ。台上に出てからは上りが緩やかだけれども結構長い。
じわじわ山頂へ。台上に出てからは上りが緩やかだけれども結構長い。
スノーシューは所持していないのでわかんを持参。わかん、軽くて扱いやすいので好き。雪が腿くらい深いところでは殆ど役に立たないけれど。
スノーシューは所持していないのでわかんを持参。わかん、軽くて扱いやすいので好き。雪が腿くらい深いところでは殆ど役に立たないけれど。
うっすら青空が。
うっすら青空が。
山登りというより草原歩きみたい。
山登りというより草原歩きみたい。
北ア連峰を背に歩く。
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北ア連峰を背に歩く。
この標高でシュカブラが見られるなんて。そしてその向こうには富士山。松本に移り住んで以来、富士山を見る機会が減ったので嬉しい。
この標高でシュカブラが見られるなんて。そしてその向こうには富士山。松本に移り住んで以来、富士山を見る機会が減ったので嬉しい。
富士山と南ア一望。
富士山と南ア一望。
諏訪湖が見えてきた。北岸(諏訪側)は凍っているが、南岸(岡谷側)は凍っていない。
諏訪湖が見えてきた。北岸(諏訪側)は凍っているが、南岸(岡谷側)は凍っていない。
登頂。入山から2時間20分。台上に上がってから1時間かかった。寄り道をしていたことも差し引いても結構長かった。
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登頂。入山から2時間20分。台上に上がってから1時間かかった。寄り道をしていたことも差し引いても結構長かった。
諏訪湖と南ア全山と伊那谷と中ア。すごい眺望。
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諏訪湖と南ア全山と伊那谷と中ア。すごい眺望。
だいぶくっきり。北アの端っこまで全部見える。
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だいぶくっきり。北アの端っこまで全部見える。
八ヶ岳も一望。北アと比べると雪が少ないのが分かる。
八ヶ岳も一望。北アと比べると雪が少ないのが分かる。
山頂にいるうちに次第に好天に。
山頂にいるうちに次第に好天に。
さて、下ります。
さて、下ります。
向こうには乗鞍。
向こうには乗鞍。
2日前に大雪が降った松本平が全体的に白い。
2日前に大雪が降った松本平が全体的に白い。
筆で描いたようなトレース。
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筆で描いたようなトレース。
ぼふっつ。
お遊びのあと。
立春までは北アは雲に覆われるが、それを過ぎると午後は雲が晴れることが増えてくる。気温はまだまだ寒いけれど、こういう季節の移ろいから春が近づいていることが分かる。
立春までは北アは雲に覆われるが、それを過ぎると午後は雲が晴れることが増えてくる。気温はまだまだ寒いけれど、こういう季節の移ろいから春が近づいていることが分かる。
右側は雨飾や頸城三山(焼山、火打、妙高)。ここまでくっきり見えるのは珍しい。
右側は雨飾や頸城三山(焼山、火打、妙高)。ここまでくっきり見えるのは珍しい。
ヒメネズミ?のしっぽ発見。
ヒメネズミ?のしっぽ発見。
そろそろ台上ともお別れ。行きよりトレースいっぱいに。
そろそろ台上ともお別れ。行きよりトレースいっぱいに。
見納め。樹林帯に入る。
見納め。樹林帯に入る。
そこから30分で下山。
そこから30分で下山。
ホテルは一昨年の3月末から休業中。。。再開できるのだろうか。
ホテルは一昨年の3月末から休業中。。。再開できるのだろうか。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 雨具 ネックウォーマー 毛帽子 ザック 輪カンジキ チェーンスパイク 行動食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 サングラス ツェルト

感想

高ボッチ山は美ヶ原高原の最東端に位置し、塩尻市と岡谷市の市境に跨っている。
市街地から見ると伸びやかな山容をたたえ、
山頂からは南北中央アルプス、頸城三山、御嶽、諏訪湖、八ヶ岳、
遥か遠くの大菩薩嶺、雲取山などまで一望できる。

付近は台地状の地形になっていて無雪期には牧場が運営されており、
夏は牛が放牧されてのんびりとした雰囲気を醸し出している。
また、道路が高原の脇まで通っているので、徒歩でのアプローチはほとんどない。
一方、冬でも標高1000m近くまでアクセス可能であり、
山頂まで傾斜角θ7.7°程度と緩やかな登山道が通る。
近隣の王ヶ頭(美ヶ原高原主峰)に比べると標高が低く、
風も弱いため、手軽なスノーハイクができる里山として一定の人気がある。

直前にかなりの降雪があり、松本市街も雪景色に包まれた3連休。
すっきり好天というわけではなかったが、
南岸低気圧が遠ざかって穏やかな天気になることが予想されたので、
前々から歩こうと思っていた高ボッチ山へ足を運んだ。

風景については写真を参照いただくとして、往復で約3時間半、
朝のんびり出発しても、明るいうちに悠々下山できた。
登山口の駐車場には10数台ばかりの車が停まっていた程度で、
山行中もそれほど多くの人たちと会うこともなく、
静かなスノーハイクを満喫できた。

夏はトレランをするには絶好の場所。また無雪期に登りたくなった。

ーーーーー

「『高ボッチ』という山名」
https://www.yamareco.com/modules/diary/19423-detail-262057

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