津軽半島 袴腰岳(平舘)
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- GPS
- 04:00
- 距離
- 2.2km
- 登り
- 255m
- 下り
- 317m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道は相当荒れている。軽の四駆が最適。登山道は今回の二本と、袴腰岳東尾根を海岸から延々辿るヘビィコースもある。 |
写真
感想
津軽半島最北の山で、名前の通り富士山型の山。前回下北の吹越烏帽子から陸奥湾の向こうに聳えていたので今度はこちら。
一緒に登った平舘の高嶋さんは76才。はじめ海から始まる延々東尾根ルートを行こうと思ったが、足が悪いとのことで林道から楽勝アタック山行となった。高嶋さんはこの山に何度も登っているかと思えば、なんと山頂には興味なく専ら山菜きのこ派で、山頂は二十五年ぶりだそうな。まあ山菜派とはそういうものですな。
林道は四駆でぎりぎり。ランクルだと倒木と落石の間が狭くて擦る所有り。
登山道は町境のと、南東に降りるのと二本あり、今回は時計回りに両方歩いた。どちらも似たようなもの。ブナの巨木の林を通り、舌を巻く。五百年はあろうとのこと。道中、見頃の花はほとんど終わっているが、タケノコがばんばん伸びていて、高嶋さんはほとんど後半の笹斜面は取りながらなので四つんばいで進んでいた。
タケノコと撮影で、普通なら一時間弱で登るところ、二時間半かけて山頂。陸奥湾がたっぷり見渡せる。八甲田も雪渓を載せて大きい。下北の山も手に取るように分かる、幅十キロの平舘海峡のなんと狭そうなことか。浪も全くない陸奥湾、泳いで行けそうな気さえする。なんと今日の空気の透明度は秀逸で、北海道は雪の大千軒、駒ヶ岳、恵山、おそらく遊楽部まで見えた。もちろん函館山も。
降りてくると橋本さんが例によってサンカヨウの残り花を探してくれていて助かった。この後、林道分岐から行ける「さい湖」という龍神伝説のある山上の沼まで行き、祠前でお昼にする。高嶋さんはここでワンカップで盛り上がり、山行終了。取ったタケノコと昨日取ったというミズをどっさりいただいた。ウチに帰って皮むき下ごしらえで1.5時間費やす。何も考えず山菜の下ごしらえするのって割と好きだ。明日はタケノコ料理だ。
僕は山菜派でも釣り派でもないが、収穫物を下ごしらえするのは大好き。
コメント
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はじめまして、はねぱたと申します
平舘のお山がヤマレコに出るとは・・・ビックリ&かなり嬉しいです
平舘は私の母の田舎で、子供の頃、夏休みの時などよく遊びに行っていました。
海でもよく遊びましたが、家の裏手にあるお山にもよく一人で歩きに行って
『鳴り物も持たずに、一人で山に行っちゃダメでしょ
とよくゲンコツを食らった思い出が・・・(^^;
その裏山で採れた山菜が毎年母の元に送られてきます。
あそこのミズは美味しくて大好物です
さい湖の雰囲気は、私も大好きです。
あそこでのワンカップは尚更美味しそうです♪
東北自然歩道のルートにも入ってるそうですね。
今度、田舎に帰ったらこのルート歩いてみたいと思います。
長文、失礼しました
こんにちわ。
レポやhanepataさんのコメントを見ると
相当な場所のようですね。
ロケーションとタケノコとぶなの巨木には
魅かれますが、私には到底行けそうにありません
もうちょっと写真が見たいです。
さすがヤマレコですね。hanepataさんの母上様のお里とはおどろきました。今は山菜天国です。きょうはとったミズの下ごしらえです。
津軽半島にもうクマは居ないようなので鳴り物は不要です。お猿はいましたけれども。
sakusaku様
デジカメじゃないほうのカメラでの撮影がメインだったので、写真はこれだけなのです。
地図で見るとここは日本のさいはて感がありますが、青森から車で一時間と、意外と近かった。海も山もあって静かな良いところです。
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