記録ID: 4005568
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山滑走
白山
大長山(小原から西尾根)
2022年02月16日(水) [日帰り]
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体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 13:00
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,424m
- 下り
- 1,422m
コースタイム
天候 | ゴン降り、ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1450m付近の細尾根が核心、かなり際どい登りとなる |
写真
感想
深夜2時に小原集落発と約束、スタートしてしばらくで雪はゴン降りとなる。林道を進み少し下って小原ダムに着く。
ダムの裏手から尾根に取り付き後はひたすら西尾根を進む。雪はゴンゴン降り続き止む気配はない。夜が明けるまで4時間は長かった。視界は悪く横殴りの風雪でたまらず早々にダウン、地獄ゴーグルで身を固める。
進行方向右手には雪庇が連続する。左手は急斜面で雪面が割れまくるので雪崩に警戒して入ることはできなかった。
標高1450m付近の痩せ尾根は急なガリ斜面で雪庇もありかなり慎重に場所によってツボで突破した。かなり時間はかかった。
標高は1500mを超えると風は更に厳しくなり視界も全く無く時折出てくる隠れたクラックにビビりながらGPSでピークを確認した。普通ならここでシールを剥いで帰還だが風雪が激しくシールを剥ぐと雪が付いてもう使えないと思い、そのままシールで帰還することにした。
降り続く雪で雪は深くちょっとしたアップダウンもシールなしでは進めなかった。最後斜度が出てきて風もない場所でシールを剥いで滑ったがそれでも板は滑らずもう一度シールを付けてダム手前から小原の集落までラッセル下山した。
時間はスタートから13時間経ていた。車は雪に埋まって普通車ならもう出れないとこだったが四駆に救われて無事集落を脱出することができた。
大雪ゴンぶりの大長西尾根は試練の連続で総合格闘技だった。
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