利尻山 沓形登山口より
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- GPS
- --:--
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,404m
- 下り
- 1,398m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
|
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ない |
その他周辺情報 | ウニ丼最高! |
写真
感想
記憶・記録より 誤り・間違えもある個人的記録
1984年(昭和59年)8月9日(木)
利尻山 沓形登山口より
小樽から利尻へのフェリーが一夜、日本海を北上。
朝日の中に利尻岳が霞んで浮かぶ。
この旅の中心となる利尻山が眼前にあり、胸も高鳴る。
フェリーはゆっくりゆっくり利尻の懐へと吸い込まれて行く。
汽笛が鳴り響き、沓形港へ第一宗谷丸は横付けされた。
利尻音頭だろうか、音楽のなか初めて利尻に足を踏み入れた。
心地よい日射しが我々を映し、長い影が伸びる。
これから利尻山を目指す。
まずは朝食。
フェリーターミナルで水を調達し、三合目見晴台へとカリブが走る。
途中自転車の方を一人だけ抜く、やはり利尻山を目指しているのだろうか。
利尻の山容が間近になると、その山肌の険しさがまざまざと見られる。
見晴台で朝食。キュウリ、トマト、そして牛乳もしっかりと取る。
麦茶を沸かし水筒へ。これで今日の飲料はよい。
「さあ、行くぞ!」気合いを入れ五合目より歩き始める。
天気は快晴。ほとんど風もない。岳樺、笹の中を行く。
札幌で購入した新品の靴で家内はいきなりの挑戦で少々心配そう。
笹原が一面に広がる避難小屋からの利尻山頂はまだまだ遠い。
とにかく天気は最高!でも暑い!風がない。
八合目当たりから苦しくなった家内。
かかとの辺りに痛みが走り絆創膏を貼る。そして足腰も重いとのこと。
ゆっくり高度を稼ぐ。
八合目から九合目当たりが一番きつかったとのことだ。
ただ九合目にはお花畑が広がる。
お花畑を見ては元気を得ながらきつい登りを頑張る。
徐々に顔色も良くなり始める。
12:50 時間はかかったが、頂上に到着。
見よ!この素晴らしい空と海の色。
奇岩ローソク岩は迫力があり、大展望が広がっていた。
登って来て良かった!いっぺんに疲れが吹っ飛んだ…らいいのだが。
孤島に聳える最北端の百名山、海から突き出す様な鋭い山容、そして植物の宝庫でもある。
人気の山ゆえ、頂上にはユースホテル泊の人たちなどけっこう賑やかだった。
1時間ほど山頂で景色を楽しみ、身体を休め気合いを入れ下山開始。
ふるちゃん
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