北八ヶ岳 天狗岳 テント泊



- GPS
- 09:35
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 880m
- 下り
- 797m
コースタイム
- 山行
- 2:18
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 2:42
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 6:22
天候 | 2/19 晴れのち曇り 16時から雪 2/20 雪のち曇り、強風、下山後あられと雪、関東は大雨と晴れ(変化が多い1日でした) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7:00 あずさ1号新宿発 9:07 茅野着 9:20 渋の湯行きバス 渋の湯までは行かず1km手前で降ろされて以降は歩き。運賃1200円。渋の湯までは標高差で90m。急ぎ気味で15分ほどでした。普通に歩いて20分程度。 2/20 仲間の車に同乗させてもらいました。バスは法面崩壊のために渋の湯まで入れないようで、しばらくはこのままみたいです。 計画を作る際は、バスの時刻表の□印に注意してください。 https://www.city.chino.lg.jp/uploaded/attachment/21141.pdf □の時刻は年末年始しか走りません。基本的には、土日の朝と14時台に1本ずつです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
黒百合ヒュッテまで 雪は多めでしたがトレースはしっかりしています。軽アイゼンかチェーンスパイクでもOK。下りの場合は、黒百合平を出てすぐのところに、間違いトレースが2本ほどありました。 天狗岳 中山峠からの尾根コース。樹林帯を抜けたすぐ先に急斜面があり、雪が吹き溜まり雪庇状になっていた。下降時は急な下りとなるので注意が必要。尾根の東側に雪庇が出来るため、登りのときは左、下りのときは右に寄りすぎないように注意。視界が悪いと寄ってしまいがち(下りで寄ってしまった)。 樹林帯を抜けると西からの風が強く吹く。バラクラバや防寒着など、樹林帯にいるうちに装備を整えること。休憩もしにくくなるので、暖かい飲み物と食べ物を腹に入れておくといいかも。 山頂すぐ手前、山頂から北に120mの地点に核心部の急斜面がある。注意して登下降すれば問題ないが、登りきるところで右の岩の間を抜けてトラバース道に入る(尾根の西側を巻く)。トレースが付いていたり、真っすぐ行ってしまいがちだが、そのまま登ると岩場に出てしまい、最後はクラムダウンすることになり危険。必ずトラバース道に入るようにしたい(岩が好きな人はまっすぐ行っても楽しいかもね!)。 下りは広い尾根でトレースも消えがち。進むべき方向を定め、右に寄りすぎないように降りてください。天狗の奥庭方面は、視界が悪い時は道に迷いやすく、入る人も少ないので天気が悪い時は中山峠経由が無難です。 |
その他周辺情報 | 渋の湯の日帰り入浴は1000円。ザックは館内に持ち込めないので着替えと貴重品だけ持って入ります。ロッカーなど無いので、マイカーでない場合、貴重品は防水袋に入れて浴室に持っていくと安心。 尖石温泉縄文の湯は600円 https://www.city.chino.lg.jp/soshiki/chiikifukushi/1356.html 縄文の湯からのバスは16:35発、16:55茅野駅着 https://www.navitime.co.jp/bus/diagram/timelist?departure=00288290&arrival=00026443&line=00053378 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛糸帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
保険証
スマホ
時計
サングラス
タオル
ナイフ
ポール
テント
テントマット
シュラフ
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感想
仲間内の雪山経験を積むための、毎年恒例になりつつある冬の天狗岳。
1日目は黒百合ヒュッテまで上がって、斜面で登下降や滑落停止の訓練。
16時くらいから雪が降り始め、夜中はかなり降ったようで、徐々にテントの壁が押されて狭くなっていきました。でも、面倒で雪かきには出ず、中から壁を押して雪を押し固め。翌朝、朝食を食べてから雪かきしました。
2日目は天狗岳の登頂。7:20出発。雪は止んでいたけど風は強め。ただし気温は-8℃と高め。中山峠から天狗岳を目指します。トレースは数人分があり、峠の手前で1人とすれ違い、30分ほどで先行パーティーの学生さんたちを抜きました(ペースで抜いたのではなく、アイゼンを直してたっぽい)。
が、先行者無しのラッセルとなり、すぐに追いつかれて先を急いでいるようなので譲りまして、さすがに速くあっという間に離されたりしつつそれぞれ山頂へ。先行パーティーはワンダーフォーゲル部の訓練だったみたいで、(たぶん)下級生3人でラッセルを回してました。若さってすげぇ。
山頂の手前で岩場に進んでしまった彼らを抜いてしまったんですが、散々ラッセルをさせて先にピークを踏むのも忍びないと(同行パーティーの女性二人の低体温症が出ないかと肝を冷やしつつ)待ち、僕らは二番手で山頂へ。9:25なので約2時間でした。
山頂を9:35に出て、写真を撮ったりしながらゆっくり降りて11:10に黒百合ヒュッテ着。僕は急いでテントなどの装備を撤収(寝袋などもテント内に広げたままだったので😅急ぎました)。11:50に撤収完了。12:15黒百合ヒュッテ出発。
以降は、休憩の際に抜いたり抜かれたりしつつ、奇遇にもほぼ同時に渋の湯へゴール(※)、という1日でした。13:35着だったので、下山は1時間20分。
天気は悪かったけど、八ヶ岳の暴風、でも気温高めな優しい暴風を体験出来て良い山行となりました。良いですね、冬の天狗岳。
※…下りは1950m地点の分岐で左に行った方が速いので結局追いついた。
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