鉄砲木ノ頭〜三国山〜籠坂峠
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- GPS
- 05:18
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 728m
- 下り
- 591m
コースタイム
- 山行
- 4:07
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 5:18
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)籠坂峠⇒富士山駅(富士急山梨バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
鉄砲木ノ頭までの急な登りのあとは起伏が緩やかなハイキングコース。 コース全体にわたって雪道だがトレースははっきりしている。 注意箇所は凍結部分と雪が緩んでいる所の踏み抜け。 富士山の展望はパノラマ台から鉄砲木ノ頭に尽きる。尾根上はほぼ樹林帯の中で枝越しの展望となる。 |
写真
感想
前日は雨模様だったが、予報を信じて山中湖南側三国山の富士山展望コースにでかけた。
このところ富士山とは相性が悪く少々不安を抱えての出発だったが、途中の電車の中から快晴の富士山がクッキリと見えてまずは一安心。
富士山駅からのバスを降りてすぐに登山道入口、道一面が雪と氷で固まっていてひどく滑りやすい。そのため最初からアイゼンを着けて歩くことにした。
しばらく登っていって振り返るとカヤトの原の先に端正で雄大な富士が見え、やったねという気分になる。
パノラマ台からはその名のとおり富士山と山中湖の大パノラマが広がる。そして山中湖の上に白く輝いた南アルプスがまるで宙に浮いているようだ。この素晴らしい眺めにしばし見とれる。
パノラマ台から直登気味に登って稜線上の鉄砲木ノ頭に着く。ここが本日のメイン、今度は余裕をもってじっくりと大展望を楽しむことにした。
雲一つない澄み切った空の下にでんとした富士山、青く光る山中湖、銀嶺の南アルプス、そしてその前に三ツ峠から御坂、御正体山、そしてこれから向かう三国山まで富士山近郊の山並みが広がり、まさに天下の絶景だ。眺めに酔って時間を忘れ、あっという間に30分近くが過ぎ、ようやく重い腰をあげて次に進むことにした。
「三国山ハイキングコース」はブナ林の尾根歩きだ。眺望は木々の間からたまに望める程度に限定されるが、明るい雪の森をたどるのはとても楽しい。
一旦、三国峠に降りて三国山に登りかえし、三国山で昼食をとる。頂上広場には山梨県、神奈川県そして静岡県の鳥獣保護区などの標識が各々のコーナーに立っていて、なるほどここが三国山だとわからせてくれる。
三国山からは何度か緩やかな上り下りを繰り返して開けた所に達し、そこがアザミ平。ここからは正面に富士の頭と左側に箱根の山並みが望める。富士はもう目の前の感じで相当大きくなっている。
この先、畑尾山経由で立山の展望所に行き、本コース最後の富士を眺める。往時は富士山全体が眺望できたのかもしれないが、今は樹木の上に大きな顔をのぞかせているだけだ。
あとは籠坂峠に向かって下山するだけ。峠手前の霊園でアイゼンを外すと足が随分と軽く感じる。
絶好の天気に恵まれ富士山の大展望とブナ林の尾根歩き、十分に満足のいく山歩きになった。
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