おもちゃを試しに入笠山〜遊ぶつもりが遊ばれる


- GPS
- 05:48
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 547m
- 下り
- 542m
コースタイム
(休憩25分、スノーシュー装着)
9:40入笠湿原-マナスル山荘9:55(0:15)/[予定]10:05/[差]+0:10
9:55マナスル山荘-入笠山10:58(1:03)/[予定]10:35/[差]-0:23
(途中、スノーシューからアイゼンに切り替え等で25分程もたついたため、実質40分くらいで登頂、山頂で休憩17分)
11:15入笠山-マナスル山荘11:55(0:40)/[予定]10:50/[差]-1:05
(落し物捜索と昼食休憩と雪遊びで40分)
12:35マナスル山荘-入笠湿原12:40(0:05)/[予定]12:05/[差]-0:35
12:45入笠湿原-沢入登山口P13:27(0:42)/[予定]13:05/[差]-0:22
天候 | 晴れ、頂上は風強め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場に至るまでの道はひどく凍結しており、スタッドレス/チェーン・四駆でないと苦労します。 スタッドレス+チェーン装着で走りましたが、途中1ヶ所登りきれない箇所があり、スリップしてコントロールを失いました。 路肩に雪が寄せてあったので転落せずに済みました。今回の核心部は間違いなく駐車場までの道です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【少年自然の家〜沢入登山口】 林道を車で登りました。 圧雪と凍結で登攀が困難な箇所がありました。スタッドレス/チェーン・四駆でなければ厳しいものがあります。 チェーンを装着するなら少年自然の家からが良いと思います。 スタッドレス+チェーンでの走行でしたが、標高1,230m付近の斜面で登りきれなくなり、トラクションを失ってスリップ、コントロールを失ってあわや……という事態に陥りましたが、路肩の雪山に救われました。 路面は完全な氷でスケートリンク状態になっており、歩くことも困難でした。 (なお地元車は平気で登ってたようです。スゲェ) 【沢入登山口〜入笠湿原】 駐車場脇(案内看板裏手)の登山口から登ります。 九十九折の樹林帯の道を登り、標高1,500m付近で鞍部状の地形に出て、左に折れます。 標高1,600m付近までジグザグ登って行くと謎の施設(水道施設らしい)があり、その先から傾斜は緩みます。 標高1,700mあたりからはやや傾斜のある斜面をトラバースする道になりますので、左側に落っこちないよう注意しながら歩きます。 「法華道」という看板が出てきた先で道は右に大きくカーブし、鹿よけゲートを抜けると入笠湿原です。 【入笠湿原〜マナスル山荘】 入笠湿原から再びゲートをくぐって山彦荘に着きます。 山彦荘にはトイレがあります。 ここからマナスル山荘までは林道の左側に並走する登山道を歩いて10分程度です。 【マナスル山荘〜入笠山】 それなりの傾斜が出てきます。スノーシューでは登りにくい場面も。 とは言えツボ足ではトレースを外れると膝上まで埋まります。 ちゃんとキックステップの練習をしておかないと苦労します。 というか私自身、うまくスノーシューの前爪を使えず、結局アイゼンに切り替えて登ってしまいました……。 |
写真
感想
今回は雪山で遊ぼう!と、入笠山に行ってきた。
ゴンドラで登っては面白くないので、沢入登山口から登ることにしたが、
(果たして車で上がれるか?)
が最も心配なポイントだった。
スタッドレス+チェーンでしっかり対策はしたものの、結構な傾斜&カーブだと聞いていたので、ダメなら諦めてゴンドラで行くつもりだった。
少年自然の家を過ぎたところでチェーン装着。
よっしゃ、これでバッチリ〜とばかりに登っていったが、途中の坂道で失速。
咄嗟にアクセスを強く踏みすぎたようで、ホイルスピンし、ズルッと滑ってテールが右に傾いた状態で斜面を滑り落ちた。
(やべ、死んだかな?)
と思ったが、幸い路肩に積んであった雪山に受け止められてセーフ。
脱出しようとアクセルを踏んだが噛まず。
このままだと危ないので、とりあえず落ちるなら自分だけにしようと思ってもここには車を降りてもらった。
ところが車を降りたもここが離れて行かない。
なんといじらしい……。
「危ないから離れるんだ!」
と言うと、
「ツルツルに凍ってて歩けない〜〜〜」
とのこと。
離れたくなかったんじゃなくて、離れようがなかっただけね。
ドアを開けて様子を見ると、確かに立って歩ける状況ではなさそうだった。
タイヤに何か噛ませたかったが、車を降りたらツルーッと坂の下まで滑り落ちてしまいそうで、作業も難しいかも知れない。
やむなし……。
アクセルを踏んでタイヤの下の氷を砕き、わずかに前進して取り合えず車体を真っ直ぐに立て直すことに成功。
それから慎重にバックして、なんとか斜面の下まで車を下ろすことができた。
ひぃ〜、おっかねぇ〜。
が、もう一度だけチャレンジ。
今度はある程度の勢いをつけて、アクセルはソフトに……。
また止まるか……とヒヤヒヤしたが、なんとか登りきることが出来た。
「登り切ったぞぉ〜!」
と喜びの声を上げたが、ふと見るともここがいない。
あれ?
「ツルツルに凍ってて登れない〜〜〜」
もここは凍った坂の向こうでまだもがいていた。
間違いなく、ここが本日の核心部だった。
さて。
無事に登山口に到着した時にはすでに登山を終えたかのような疲労感に襲われていたが、お楽しみはこれからだ。
お楽しみアイテム第一弾はスノーシュー。
入笠山はスノーシュー登山が盛んなので、スノーシューデビューには良さげなんじゃないかと思われた。
ぽふぽふ感が楽しい!と聞いていたのでぽふぽふしてやろうと思っていたのだが……。
降雪直後じゃないし、しばらく暖かい日が続いたのであんまりぽふぽふした感じの雪でもなかった。
すでにガッツリとサキニー・ラッセル氏が仕事をした後ということもあり、
(う〜ん、果たしてこのスノーシューは役に立っているのだろうか……)
というのが第一印象。
スノーシューを外せばたちまち膝上までズッポリ行くので、確かに役に立っていることはよく確認できたのだが、今度は前爪を使って斜面を登るのがうまくいかない。
むむぅ、安物を買ったのが失敗か?!
いや、きっと使いこなすだけのスキルが足りないのだろう。
ぽふぽふ歩きで遊ぶところまで行けず、無駄に体力ばかり消費していくのでアイゼンに切り替えて登頂。
天気が良ければ360度の大展望の入笠山だが、今回は残念。
すぐ近くの八ヶ岳も霞んでしまっていた。
いっそガスガスで何も見えないほうが潔い。薄ぼんやりと、
(ん〜、あれは甲斐駒か?)
かろうじて見える辺り、山に翻弄されている感がぬぐえない。
風も強めで長時間留まると寒いので、お楽しみアイテム第二段のヒップソリで下ることにした。
下から登ってくる人もいるので登山者が途切れたところを見計らってヒャッハー。
これは楽しい。
ヒャッハ〜、ヒャッハ〜、ヒャッハ〜(ぶちっ)
……ん?
見るとスノーシューのケースのバンドが千切れてぶらんぶらんになっていた。
哀れスノーシューケース、使用開始後3時間半の命。
むむぅ、やはり安物を買ったのが失敗か?!
いや、変なくくりつけ方をしていたのが問題だったのだろう。
気を取り直して、ヒャッハ〜!
と、マナスル山荘まで下って来たのだが。
「お金を撒き散らしている!」
と、もここが言うので、ふと見るとポーチの口が
(ぐゎばっ!)と、全開状態。
やう゛ぁいっす!
ポーチに入っていたはずのスマホとか携帯バッテリーとかが行方不明。
むへ〜とか言いながら荷物をもここに預けて登り返す。
雪に埋もれていたスマホと携帯バッテリー、その他諸々を回収。
が、メガネ発見できず(というか、この時点ではメガネも落としていたことに気付いていなかった)。
ヒップソリを使うときは落し物をしないよう、注意しなくちゃダメだ……。
登山口までの道のりといい、使いこなせなかったスノーシューといい、落し物しまくりのヒップソリといい……。
遊ぶつもり満々だったのがお山に見透かされたのか、
“もっとしっかり準備して出直してこい”
と、お山に遊ばれてしまった感が漂う山行となった。
Amazonの安いスノーシューを試しに。
そしてまだ上手く着ける事の出来ない金峰山以来の12本爪に慣れる為、ゆる系の雪山へ。
久しぶりに人が多いお山、人気のお山なのですねぇ。
団体さんいぽぱい…。
わんこもいぽぱい(*´∀`)♪
湿原に入るまでは凄く静かだったので、人が一杯なのが見えてびっくりです。
あそこの静かな道歩かないのはもったいないですぞ。
長靴を履いたお爺さんが行きと帰りに湿原入り口近くですれ違ったのだけれど小屋の方なのかしら?
運動の為に往復しているのかしら?
ひょいひょいひょいとにこやかに歩かれてました。
1つのスノーシューを貸し合って歩いているご夫婦の方とかいたり、スキーで登っている人がいたり、わんこ沢山連れている人がいたりと皆さん楽しそうに歩いてました。
山頂は風がビュービュー、気温は10℃と高め。
くっきりすっきり晴れていたらもっと景色も凄かったんだろうなぁ。
ここのところ、地元では暖かい日が続いているけれど、ここら辺も暖かい。
暖かいからぼんやり春のような空なのかなぁ?
踏まれてない所スノーシューで歩いてみたけれど、結構体力要りますね。
以外と潜るんだなぁ(あたしが重いから?)
あまり登った感じがしないゆるゆるなお山でしたが、色々楽しかったです。
でも、もっと雪遊びしたかったなぁ。
次行く時はうちのパグさん達も連れて行きたいな(*´∀`)ノ
おはようございます!
来週2月9日に入笠山倶楽部登山で〜〜す!
おしい・・会えていたのに・・
あの〜〜細かいことなんですが・・
バナナ・・一枚皮が・・残ってますけど・・(どちゃでもええけど)
漫画・・おもしろいです(拍手
雪のキャラも上手ですね
しかし、あのモコモコの雛鳥??どうなりました??気になります
ふふふ・・でも楽しそうですね
でわでわ
毎年来られているご夫婦が
「今年は雪が少ない。もっとあると楽しいのになぁ」
と言っておられましたが、今週中ごろに雪予報が出てますね。
2月9日には雪がたっぷり
モコモコの子は雛ではなくてネズミのようです。
mizが来たらトコトコ歩いて下のほうに行ってしまいました。
尻尾が長かったです。
歩いている姿は元気そうでした。
くっきりすっきり青空の下だといいですね。
楽しんできて下さい(*´∀`)ノ
こんばんは〜
今週雪がバンバン降るようなので、週末は絶好の雪山日よりかも知れませんね。
入笠山登山、存分に楽しめると良いですね〜
バナナの皮……さすが鋭い観察眼を持ってらっしゃいますなぁ〜
実はコレ、むけてるんです。
風が強いので、むいてもむいても
(べろ〜ん)
と戻ってきてしまうので諦めて撮影した次第でして。
バナナの皮がもとに戻ってしまうくらいの風力ですと、その場に長く滞在するのはやや厳しい状況と言える、と今回学びました。
バナナが風力の目安にも使えるとは今まで思いもしませんでした
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