銀杏峯 → 部子山 宝慶寺から周回

2022年02月26日(土) [日帰り]

• GPS: 08:25
• 距離: 16.9km
• 登り: 1,400m
• 下り: 1,400m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:58
• 休憩: 0:27
• 合計: 8:25

距離 16.9km 登り 1,400m 下り 1,400m

7:00 スタート地点
7:28 7:29 宝慶寺いこいの森
9:16 9:23 前山
10:27 10:37 銀杏峯
12:02 12:10 部子山
14:52 14:53 宝慶寺境内入口
15:25 ゴール地点

天候

超快晴（たっぷり日焼けした）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

除雪終了地点から約1.2km手前。（登山口に向かっていくと、停められるところはまだあり、もっと先まで行けた。）

写真

2/26 7:00

駐車したところ。
広く除雪されていて、何台も駐車してある。でも、歩いていくともう少し登山口に近いところに停められた。ここらへんはスキーで滑る谷の近くのようで、山スキーヤーの車が多かった。
1つ目の写真でコメントが長くなって申し訳ないが、ザックやスキーなどを車1台分のスペースを取ってそこにおいてある（駐車地確保してある）ところがあった。おそらく何か重要な忘れ物をして取りに帰ったのだろう。自分もたまにあるので気をつけないと。^^v

2/26 7:18

登山に取り付いたところから除雪終了地点を振り返って。ここからワカンやスキー、アイゼンを付けて歩く人も多いが、自分はとりあえずツボ足で歩くことにした。

2/26 7:23

いこいの森の広場。10年以上前に積雪時、無積雪時と数度来たことがあるが、なつかし〜い！

2/26 7:34

ワンちゃん同伴の山スキーヤー。犬が嬉しそうに見える。

2/26 7:47

今日も朝早くから多くの人が銀杏峯に向かっているので、トレースはバッチリ。

2/26 8:13

斜度が急になってきて踏み跡の段差も大きくなり息切れしてくる。雪質はモフモフ。そのせいか踏み抜きも多くなってきた。

2/26 8:19

名松シリーズの「仁王の松」。立派。他にも名松があったはずだが見当たらなかった。

2/26 8:48

落葉樹に雪がついていて、それに太陽があたりとてもきれい。

2/26 9:02

とてもいい感じ。青空に映える。登るのは大変だけど景色に癒やされる。

2/26 9:23

前山 (1150m)到着。10人程度休憩していた。
写真は前山から山頂方向を撮影。左側の斜面で山スキーヤーが滑っているのがわかった。気持ちよさそう。

2/26 9:23

前山から大野盆地方面。盆地の向こうに白山と別山が雲の上から山頂をのぞかせている。この先もっと雲が晴れることを期待しよう。前山で軽く腹ごしらえをし、ワカンをつけて再出発。

2/26 9:52

霧氷がとてもきれい。日があたり輝いている。

2/26 10:08

振り返ると白山連峰にかかっていた雲がだいぶ晴れてきたようだ。

2/26 10:08

荒島岳もきれいに見える。

2/26 10:14

樹林帯を抜け山頂へ。
別のところから登ってくる山スキーヤーも見かけるようになってきた。

2/26 10:25

銀杏峯 (1441m)山頂到着。沢山の人が景色を見ながら休憩している。
祠が雪ですごいことになっている。正面はこちらであっているかわからないが、お参りする。

2/26 10:24

山頂標識の「銀」だけが見える。

2/26 10:36

白山連峰。中腹にまた雲が出てきた。

2/26 10:36

荒島岳。カッチョいい。
ところで、山頂で遠くの山を望遠で取ろうと思い、ファインダー付きの重いカメラをザックに入れてきたが、いざ撮ろうとすると電気切れ！ガビーン！ショック！(-.-;)　昨晩充電してきたはずなのに！

2/26 10:37

南側の景色。
左側奥に能郷白山。その少し左手前に姥ヶ岳。

2/26 10:36

部子山方面。
山頂で休憩と景色を堪能してから部子山に向かうが、このあと全行程の3分の2が残っている。決して余裕のある工程ではないので気を緩めず、でも景色を堪能しながら先に進む。

2/26 10:43

雪のオブジェ。
部子山に向かう途中にはハイマツ等の灌木に霧氷がついたものだと思うが、たくさんあり一つ一つが面白くかっこよく、きれいだ。

2/26 10:44

雪のオブジェ。その2。

2/26 10:49

部子山アップ、カッコイ。
右の方から登っていくが、そこに踏み跡がついていてとてもいい感じ。

2/26 10:53

何枚も写真を撮ってしまう。

2/26 11:13

いい感じ。

2/26 11:22

山頂直下の鞍部少し手前から。

2/26 11:35

あともう少し。結構きつい。気持ちは早るが山頂はなかなか近づかない。

2/26 11:38

で、振り返って写真を撮りながら休憩する。
銀杏峯の左奥が荒島岳。

2/26 11:59

部子山 (1464m)山頂到着。お疲れさまでした。

2/26 12:00

山頂標識。
部子山が今回の行程のほぼ中間地点。もうバテバテなんだけど。
ここまでこれた喜び半分、帰りの行程心配半分。でも景色は素晴らしい！！

2/26 12:03

銀杏峯山頂とほぼ同じ景色だが、能郷白山方面。

2/26 12:10

銀杏峯。

2/26 12:03

銀杏峯左に荒島岳。

2/26 12:11

これから進む方向。ゆる〜く下っていく先に反射板が見える。

2/26 12:22

社？
埋もれている。ごめんなさい。

2/26 12:28

雪の衣をまとった反射板。電波(?)が乱反射しそうだ。

2/26 12:30

これから下っていく稜線。トレースが続いているのがわかる。
下りなので雪庇に気をつけながら時々踏み跡のないところを歩く。楽しい(^^)/。

2/26 12:32

振り返って。

2/26 12:39

白い葉をつけたブナ林。

2/26 12:49

右側には絶景の他、今朝歩いてきた稜線が見える。

2/26 12:51

部子山、銀杏峯を振り返る。登山者はこで足を止めて名残惜しそうに景色に見入っている感じだ。

2/26 13:06

トレースは続く。
大野盆地と右側に荒島岳。白山連邦は雲に隠れている。

2/26 13:24

歩いてきた稜線を振り返って。

2/26 14:08

だんだん灌木が多くなり、トレースはその間を縫うように進んでいく。枝が目に入らぬよう気をつけながら進む。

2/26 14:13

途中にあった立派な松。

2/26 14:30

経ヶ岳。その向こうにうっすらと白山が見える。

2/26 14:43

尾根から右に折れ激下りの山腹を進む。結構雪が腐ってきている。
この激坂を登ってきたレコを見たが、大した根性と体力だと思う。あっぱれ。

2/26 14:51

何度も尻餅をつきながら、ゴボリながら林道に到着。除雪車が入って間もないようだ。
林道に降りるところは、ショベルカーが階段を作ってくれていた。ありがとうこざいます。

2/26 14:53

ここでワカンを外し、てくてく歩いて駐車地へ。

2/26 14:53

立山雪の回廊のミニュチア版(?)。

2/26 15:25

出発点到着。お疲れさまでした。クタクタで〜す。

撮影機器：

FinePix XP90 XP91 XP95 FUJIFILM

感想

zaikun

　昨年から部子山に行ってみたいという思いと、今年になってたくさんの銀杏峯との周回のレコを見て、自分の中で行きたい虫がずっと騒いでいました。今日は休日で天気も良いので、心配していた部子山下山側のトレースもバッチリだろうと思いでかけました。
　天気は、とても良く晴れていて風もそう強くなく最高の登山日和でした。ただ山頂からの景色は、乗鞍岳や御嶽山、アルプスなどが見えなかった（気づかなかった）ので、空気がよく澄んでいるという感じでもありませんでした。しかし、白山や別山、荒島岳、能郷白山などが確認できとても満足しています。

　登り始めてから林道に下るまでの行程のどこをとっても素晴らしい登山でしたが、特に銀杏峯から望む部子山とその稜線歩きは最高でした。山容もさることながら、登っていく途中に見える雪野原に描かれているトレースのあとも素敵でした。
　もう一つ素晴らしいところは、部子山から下る尾根道はほぼずっとそれまで歩いてきた稜線と荒島岳などを望むことができることです。長い下りに嫌気を差しながらも素晴らしい景色に元気をもらって最後まで頑張れました。

　銀杏峯は山スキーのメッカのようです。自分が車を停めたところはスキーで滑る志目木谷という谷の近くで、今日もこのあたりからスキーを担いだ登山者が山の方に入っていきました。ちなみに自分も12年前この山に山スキーをしに登りましたが、雪崩が心配でこの他には滑りませんでした。

　やはり標高の高い山の雪景色は素晴らしいと改めて感じました。ふわふわの雪に、霧氷に、雪野原に、遠くの雪山の絶景に、、、。雪山をまだまだ満喫したいと思います。

＜PS＞
銀杏峯〜部子山の稜線に風力発電の計画があるようです。自分は反対派、推進派、中立。じっくり考え自分の意見を持ちたいと思います。
https://www.yamareco.com/modules/diary/137930-detail-213403

コメント

naoe

zaikunさん、こんにちは。
いい所ですね〜。特に雪の回廊が素晴らしい。
スキーヤーが訪れるのも納得です。

いつか行きたいと思います

zaikun

naoeさん、こんにちは。
銀杏峯は冬はもちろんいいけど、ブナやカエデの木が多いので新緑や紅葉の季節もグーです。メジャーな登山道は2つあるので周回がおすすめです。部子山は山頂近くまで車で行けるので歩くには物足りないかと思います。
なお、銀杏峯と部子山の間は道がないはずなので冬限定と思います。山頂付近は風力発電の計画があるくらいなので風が強い日が多いと思います。自分も以前ものすごい強風の洗礼を受けたことがあります。
ぜひいらしてください。お待ちしてま〜す。

ふらっと

zaikun様はじめまして。
私も冬の部子山へは東から・北から・西からと４回訪れました。素晴らしい風景で、この自然をいつまでも残してほしいと思いました。
さて、日記の紹介ありがとうございます。大野市側の風力計画は「銀杏峯の主」こと銀爺さんの努力により中止になりました。その後池田町側も町長の反対により中止になりました。ただし中止であって廃止ではないので、いつか再計画されるかもしれず、予断を許しません。建設されれば自然が破壊され風景が一変します。地球温暖化・脱炭素が叫ばれている昨今、尾根での風力発電はどうなのか、どのような再生エネルギーが最善なのか、一人一人がよく考えていただく機会になればと思います。

zaikun

flatwellさん、コメントありがとうございます。
とりあえず中止ということで、ホッとしました。
素晴らしい自然の景観が無くならずに、自然にダメージを与えずに、設備を作るときのCO2排出も少なく、、、という方針で政府には再生エネルギーに取り組んでもらいたいものです。