三ツ峠山(達磨石Pからのピストン)& 杓子山(不動の湯からのピストン)
- GPS
- 06:50
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,477m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
・ 久し振りの冬季の“三つ峠”登山。 晩秋から初冬にかけて、雲海に浮かんだ富士山の写真を撮ろうと条件の良い日を狙っていましたが、チャンスがなく、日の出が最も遅い真冬の紅富士の写真を撮りに出かけました。
・ 来週のいわきフルマラソンのトレーニングを兼ねての、“杓子山”と合わせての快速登山です。
・ 早朝自宅を出発。 真っ暗な中、林道終点の“達磨石”の駐車場まで、全く雪の無い状態でした。
・ 天空いっぱいに、宝石のようにキラキラと輝いた、数え切れないほどの星々が、おとぎの世界に引き込んでくれました。
・ まるで春のように異常に暖かな朝でした。
・ いつものように、山に感謝してからの、安全登山を心掛けての出発。
・ 手持ちのライトと、ミニヘッドライトでの、暗闇の中での登山。
・ やがて東の空が赤みがかり、黎明の素晴らしい空を時々眺めながら、やや急登を進む。
・ 樹海が突然開け、“股ノゾキ”に到着、日の出前の、富士山を撮影。
・ 更に登り続け、6時50分、日の出となり、さほど赤くない“紅富士”を木々の隙間を狙って撮影。
・ 眩しく神々しい日の出の太陽も撮影。
・ 「馬返し」から一気に急登となり、八十八大師に到着。
・ やがて残雪が現れ、日陰部分がアイスバーン状態でしたので、一旦軽アイゼンを装着、通過後外して、屏風岩下の巻き道のほぼ水平な道を進む。
・ 早朝の為、まだツララの落下はありませんでした。岩崖の下を通るので、落石にも注意しながらの通過。
・ 岸壁を廻り込む場所では、正面に雄大に広がる霊峰富士が、ドッシリとした姿で目に飛び込んできました。
・ 山頂直下からアイスバーン個所が現れたので、再度軽アイゼンを装着。
・ 急階段を登り切ると、裏登山道からの合流点に達し、四季楽園に到着。
・ 目の前の一面雪に覆われた登山道の続く三ッ峠山頂を目指して出発。
・ 今まで無風で暑く、薄着でも汗ばんだ状況でしたが、急に風がやや強く吹き気持ち良い感じになり、凍結気味に踏み固められた登山道を一気に登り、山頂へ到着。
・ 快晴の中、三ッ峠山(開運山)1,785mからの展望は格別、富士山を始め、南アルプス連峰(農鳥岳・間ノ岳・北岳)、甲斐駒ケ岳、八ヶ岳などがクッキリと展望出来ました。
・ 風下で小休憩後、今回は、何もない展望もない御巣鷹山へはパス。 三つ峠山荘前の展望所目出戻り写真撮影後、帰路に着く。
・ 朝日に輝いた屏風岩下を通過、日射で温められたせいで、ツララが落下始まり、水晶のようなツララの破片が足元に落ちていました。
・ さすがにロッククライミングをしている人はいませんでした。
・ 一気に達磨石駐車場に到着。
・ 小休憩後、杓子山登山の為、不動の湯へ向けて出発。
※ “杓子山”登山記録 ⇒ ⇒ “その他の山” 〜 杓子山 参考。
§2:杓子山
・ “三つ峠山”登山後、 “杓子山”登山の為、“不動の湯”に向けて、出発。
・ 最近降雪がなく、道路の雪もほとんど溶けたようで、“不動の湯”先の林道も雪がなく、終点少し手前の日陰部分でようやくアイスバーンになっていましたので、手前の広い路肩に駐車。
・ ノーマルタイヤでなければ、ゲート前の駐車スペースに止められます。 1台駐車中でした。
・ アイスバーンは1ヶ所で、林道を歩き始め、すぐにゲートを通過、登山口の林道部分は1ヶ所20m位アイスバーンでしたが、路肩の雪の上を慎重に歩いて通過。
・ 大権首(おおざす)峠まで、僅かの残雪がありましたが、ノーアイゼンで山頂往復できました。
・ 40分程で、大権首峠に到着。
・ ハンググライダの出発台があり、シーズン中の週末は賑わいそう。
・ 大権首峠から、まず左折、杓子山へ向かう。
・ 南面の日当たりの良い部分は乾いてましたが、他の部分は赤土でどろんこ状態、スリップに注意して登り降りしました。
・ やや急な上り坂を登り、最後に二ヶ所、ロープ場の急登があり、すぐにさほど広くない山頂に到着。
・ 二つあるベンチに2グループが昼食中。
・ 山頂広場には残雪は全くありませんが、ややヌカルミ状態で、周辺の枯れ草のスペースで一休み。
・ 位置的に富士山に非常に近いので、山頂からの富士山の展望は良好でしたが、やや春霞のような風景でした。
・ 山頂からの展望は良好で、富士山以外に、西方には三ツ峠山、東には石割山、南西には南アルプス連峰、北方には、鹿留(ししどめ)山等、充分堪能しました。
・ 小春日和のような暑い日差しの中、長閑な山行ができました。
・ 下山後、登山口の、“不動の湯”で入浴できますが、次の目的地、河口湖浅間神社近くの“母の白滝”の氷滝を見に出発。
・ “母の白滝”訪問と、(⇒ 三ツ峠山) と、“河口湖浅間神社”参拝後、帰宅。
* 登山道は明瞭、危険箇所は特になし。
但し、冬季、アイスバーン状態時等はアイゼン、ストック必携、午後日のあたる登山道では凍結土が溶け出し、ぬかるむので、スリップに注意が必要。
・ “杓子山”登山後、山中湖での“夕方のダイヤモンド富士”を撮る予定でしたが、天候が曇りの予報でしたので、パス、代わりに河口湖浅間神社と傍にある氷結した“母の白滝”を撮りに行きました。
・ “母の白滝”は、急に暖かくなってしまい半分以上主流の氷は溶け、氷結したツララが残っているだけでした。
・ “河口湖浅間神社”では、丁度節分の豆まき行事が行われ、豆やお菓子等の“マメマキ”が行われ、豆を受け取りました。
・ 春のように暖かな、先取りの“陽だまり山行”・節分登山、充実した一日でした。
* 今後の降雪状況で、登山道の歩き易さは大きく変わると予想されます。
* アイゼン必携、良好な天候時での登山厳守が安全です。
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