三方崩山(無念ガスガス)
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- GPS
- 07:33
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,523m
- 下り
- 1,506m
コースタイム
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 7:34
天候 | 小雨後ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
弓ヶ洞谷右俣入り口の滝は完全に隠れている |
写真
感想
今日は晴れる可能性があるということで三方崩山-奥三方岳周回の谷巡りを考えていたが三方崩山山頂で無念のガスガス、視界がなく左俣エントリーも危険で残念だが弓ヶ洞谷右俣ピストンとなった。
深夜1時半国道を出て暗闇の林道を進んでいく。想定外の小雨が降っていてブルーマウンテンだ。雪はズブズブで気温は高い、右俣の入り口の滝は完全に隠れていた。
弓ヶ洞谷はまだデブリはほとんどなくてスベスベだった。何も見えないガスの中ただ黙々と高度を上げる。意外と新雪は多くて40cmほど二人ともポンで正解だった。
1600m付近に大きな車くらいのデブリが一つ転がっていた。稜線から落ちてきたものだ。気を引き締めて耳を澄まそう。このデブリの軌跡の上はラッセルがないので利用して直登した。
1800mの稜線に着く頃ようやく白んできた。ここから山頂までうねりの多い稜線を進んだ。時折青空が覗くがすぐにガスで消える。一度間名古の頭や奥三方岳が見えてモチが高まったが三方崩山に着いた頃には完全にガスとなった。ガスが晴れる雰囲気はなく奥三方方面も左俣滑走も諦めた。
しかたなく右俣ピストンにした。右俣コルに着くもガスで何も見えない、まさかのホワイトアウト滑降になった。慎重に下るが1500mでようやくガスが取れたのでパウることにした。
ようやく楽しい滑走です。ウェットパウダーだったが贅沢は言えない、あっという間に左俣に合流して右岸沿いを国道まで降りて今日の朝活は終わった。
三方崩山は2020年の賓雪の時に尾根どおしで登ったことがある。その時は終始ガスで何も見えなかった。今日は夜中は降りそうだけど明け方から回復しそうなので奥三方岳も絡めた計画となった。
小雨の中、国道からグズグズ雪に取りつく。ルートは右俣を詰めていくので明快と思いきや暗闇とガスでは左股に行きかけたりしてこまめにGPSを確認して登っていく。前日の降雪は思ったより多く、ブーツからスネほどのラッセルで意外と苦労した。
コルに着く頃丁度白んできてそこからは稜線で斜度も緩み、霧氷に癒されながら歩いた。しかしガスは濃くて当初の計画は厳しそう…一瞬展望が開けたが、山頂に着く頃にはガスガスとなってしまった。右俣もしばらくはガスでホワイトアウト滑走。1500mあたりから視界が出て広大ゲレンデを楽しんだ。
登っている時はいいパウダーだと思ったが、滑ってみるとまだ早い時間にもかかわらず表面は崩れていたし重くなっていた。下部は完全にグズグズだったがポンなら問題なかった。無事国道に降り立ちゆっくり後片付け。今日の天気では最適な行動だった。
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