【杜都作戦】蕃山〜太白山〜萱ヶ崎山【己33.4】

2022年03月05日(土) [日帰り]

• GPS: 04:53
• 距離: 24.7km
• 登り: 948m
• 下り: 908m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:40
• 休憩: 0:19
• 合計: 4:59

距離 24.7km 登り 973m 下り 912m

8:45 愛子駅
9:10 9:11 仙台市天文台
9:47 登山口
10:00 10:01 蛇台蕃山展望所
10:05 蛇台蕃山
10:14 西風蕃山
10:36 10:41 蕃山
10:57 下山
11:06 馬越石トンネル
11:27 太白山裏手林道
11:35 岩の展望所
11:41 11:46 太白山
11:55 生出森八幡神社
12:00 表参道駐車場
12:12 太白山裏手林道
12:26 馬越石トンネル
12:38 社のある小峠
12:55 12:58 萱ヶ崎山
13:15 13:19 白滝
13:44 仙台市天文台

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

JR仙山線愛子駅

コース状況／危険箇所等

蕃山付近は道上まで雪が残り、融けてきているので泥濘化している。
馬越石トンネルからの入山は道を間違えたかな。入山口はトンネルから離れているらしい。

写真

3/5 8:41

今回は3年ぶりの3月宮城訪問。「秋保温泉口」と書いてあるが、温泉郷まではそこそこ距離があるのでバス推奨。

3/5 8:50

今回歩く山域。「仙台アルプス」とも称されているらしい。

3/5 8:51

西側は大東岳かな。

3/5 8:52

こっちは面白山か。阿部和工務店の広告看板が良い所に設置してある。

3/5 9:07

道中、仙台市天文台に立ち寄る。

3/5 9:11

今回は歩くのは前座で『星よりも、遠くへ』を観るのがメイン。

3/5 9:27

北側に白髭山、三峰山から仙台市民の山、泉ヶ岳

3/5 9:30

新興住宅地越しに大東岳

3/5 9:30

こっちは戸神山かな。

3/5 9:41

仙台市天文台の近辺は錦ヶ丘として宅地造成が進み、九丁目までできている。里山を切り拓いているあたり多摩ニュータウンみたい。ちょっと哀しい。

3/5 9:45

水面の凍った池の所から入山する。

3/5 9:47

ふむ。傾斜は急だが道はしっかりしている。

3/5 9:56

尾根に乗った。

3/5 9:57

蛇台蕃山標識。ヤマレコの地図上では、もう少し行った先の展望の無いピークが山頂となっている。

3/5 9:58

展望のある方の蛇台蕃山から大東岳

3/5 9:58

神室岳？

3/5 10:01

標高300mにしてこの積雪。ちょっとした雪山気分を味わいたい人は早春の東北低山へ急げ！

3/5 10:09

標識に「西風蕃山をへて」と書いてあるが、西風蕃山は逆側。

3/5 10:12

西風（ならい）蕃山。この辺りは日当たりが良い分泥濘が酷い。

3/5 10:19

西風蕃山と蕃山の間の高圧電線鉄塔の辺りで展望が開けている。

3/5 10:19

おお、あれは仙台大観音。

3/5 10:19

笹倉山、七ツ森

3/5 10:20

泉ヶ岳

3/5 10:20

泥濘が凄く、皆が泥の付いた靴で歩くので、雪の上まで泥道のようになっている。

3/5 10:28

蕃山まであと数百メートルといったところだが、ここで滑ってこけたら大変なことになるので、慎重に足を運ぶ。

3/5 10:33

蕃山開山堂。伊達政宗に請われて来藩した京都の禅僧が終焉の地に定めた場所。

3/5 10:37

蕃山から見えるのはもちろん仙台市街だが、手前に山が見えるので、若干北寄り、北仙台辺りかな。

3/5 10:49

蕃山から南側（らくルートでは自動設定対象外）に下るが、こちらには残雪ほぼ無し。

3/5 10:53

と思ったら、沢の近くでは沢水のせいか残雪のせいか再度泥濘あり。

3/5 10:58

蕃山丘陵を南側に下って県道31号線に出たところ。

3/5 11:03

馬越石トンネルを抜けてすぐに山に取り付いた（急坂直登）が、ヤマレコの踏み跡を見ると、も少し離れた所から入山しているな。

3/5 11:09

太白山は目の前だ。

3/5 11:11

しかし、太白山へ向かう道も、トンネルの近くは崖っぷちの狭隘な泥濘トラバースや、

3/5 11:11

倒木が相次ぎ、道中若干不安を覚える。

3/5 11:21

沢を越え、

3/5 11:24

林道を渡れば、

3/5 11:25

太白山の山域に入る。

3/5 11:34

太白山の北側斜面からも仙台大観音が見える。

3/5 11:37

それにしてもかなりの急登だ。学校と違って裏口から入るのは楽ではない。

3/5 11:38

太白山到着。山頂には貴船神社が鎮座。人気の山らしく、10人程度の人で賑わっている。

3/5 11:39

太白山から蕃山丘陵越しに泉ヶ岳

3/5 11:41

反対側は東北自動車道沿いの市街地

3/5 11:42

二子山のように見えるのは青麻山かな。

3/5 11:43

下りは表参道で。

3/5 11:46

表参道もなかなかに凄い道だ。仙台アルプスの一角を担うだけのことはある。

3/5 11:52

生出森八幡神社。石垣が崩れて修復費用を募っている。

3/5 11:57

太白山から降りたら暫くは車道歩き。

3/5 12:09

往路苦労した馬越石トンネルからの再入山はやめ、自然観察の森を抜けていくことにする。

3/5 12:12

先行者が滑った跡には足を置かない。置くとしても、滑り止まったところへ。

3/5 12:17

尾根に乗る。そう言えば、馬越石トンネル辺りは笹薮も所々濃かった。

3/5 12:21

崖っぷちの泥濘トラバースを嫌って馬越石トンネルの上まで直登を図る。迂回がメインルートのようだが、直登も踏み跡あり。

3/5 12:25

トンネルから先は陽だまりの歩きやすい尾根道。

3/5 12:36

かつては往来も繁くあったであろう名も無い峠に佇む小さな社。

3/5 12:39

尾根の南側は茂庭台という、これまた新興の住宅地。

3/5 12:41

平地の真ん中に屹立する太白山

3/5 12:44

この奥仙台の森は落葉期も良いが、これから新芽が芽吹き、木立が緑に輝く季節も楽しめそうだ。

3/5 12:52

萱ヶ崎山

3/5 12:53

雪の無い南側斜面と、

3/5 12:53

まだ雪が多く残る北側斜面。浴びる陽光は同じくらいに思うのだが、こんなにも差がつく。

3/5 12:54

萱ヶ崎山山頂標識

3/5 12:54

青葉区の葛岡、国見の辺り

3/5 12:58

萱ヶ崎山から先は再度残雪、泥濘との格闘。

3/5 13:05

下り局面では、もう歩くというよりも滑っていく。

3/5 13:08

大きな池？と思ったら太陽光発電パネル群だった。

3/5 13:12

泥だらけの靴で天文台に行くわけにはいかないので、下山したところに流れる白滝で靴に着いた泥を洗い流す。

3/5 13:19

今回は、往路、復路でルートを別としたが、いずれの場合も、この寺院の裏手で出入りする。

3/5 13:20

何はともあれ、無事山行完了。

3/5 13:26

錦ヶ丘中央公園

3/5 13:41

終着点、仙台市天文台に到着。

3/5 13:43

帰宅の途に就いた15:30頃には空は灰色となっており、雨も降り出した。好い天気の下山行させてくれたことに感謝。今回も良い山行だった。

3/5 13:56

天文台内の「そらカフェ」で腹を満たし、プラネタリウムで震災特別番組『星よりも、遠くへ』を鑑賞する。もう一作は東京で鑑賞予定。

撮影機器：

Canon PowerShot SX740 HS Canon

感想

narodniki

【山行上の留意点：馬越石トンネル】
蕃山の南側を下った後、太白山まで馬越石トンネル経由で縦走する場合、県道31号線に出たら信号を渡ること。
渡らなければ広い歩道、渡れば歩道無しだが、トンネル近辺には信号も横断歩道も無い上に交通量が多いので、信号のある所で渡っておいた方が無難である。トンネル内は一応両側に歩行者が通れるスペースあり。

【仙台市天文台との縁】
仙台市天文台では、毎年2月から3月にかけて、プラネタリウムで震災特別番組を投影している。
私は1本目の「星空とともに」を初めて観た時に非常に心打たれたこともあって、この季節は毎年のように仙台を訪れていた時期もあったのだが、現在、仙台市天文台では2本目の「星よりも、遠くへ」のみ投影していることもあり、最近は足が遠のいていた。
今年、また仙台に行ってみようとふと思ったのは、日常から離れた場所に行きたいという深層心理の表面化なのかもしれないが、そこで南の島よりも春まだ遠き東北・仙台に思いを致すあたり、これも震災以降仙台との間にできた御縁が今もしっかりと息づいているということなのかもしれない。