初めての、そして恐らく最後の東京マラソン
- GPS
- 05:00
- 距離
- 45.3km
- 登り
- 2m
- 下り
- 20m
コースタイム
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 4:58
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
東京マラソンが開始されたのは、2007年、今回で15回目という。私は第1回大会の抽選から毎回エントリーしてきたがすべて落選していた。当選倍率も最初は3倍くらいだったのに最近は10倍近くと年々狭き門になってきていた。第10回目あたりで、年会費を数千円払ってOneTokyoプレミアム会員になれば、年2回抽選が受けられて当選確率が上がるというシステムにも登録していたのだが、それでも落選し続けていた。巷では3回目の出場ですとか公言している人もいる。東京都は毎回の抽選に前回までの当選履歴を考慮しないとしている。(今後は考慮することも匂わせているが)不公平なシステムだと思いつつ、当選するまではフルマラソン現役引退はしたくなかった。幸か不幸か、2021年の東京マラソンはコロナの影響で海外からのエントリー予定者が大量キャンセルになったので、プレミアム会員で応募した人は無抽選で参加させてあげますよと言ってきた。ふざけてやがると思いつつも、とうとう神様は東京マラソンに出場する機会を与えてくださったと感謝した。今回は体調管理アプリで出場前の体調を毎日報告させられたり、PCR検査を自腹で受ける必要があったり、手荷物預かりなし、スマホ所持したまま走れ、沿道の応援者からの声援・飲食サービスを受けるなとか通常よりも縛りが多くて、それを理由に忌避する人も多かったみたいだが、そろそろ現役を引退したい私にとってはそんなことは辞退する理由にはならなかった。開催時期が10月から3月に延期され、基礎疾患がある人は辞退を勧める旨の連絡もあったがそれも気にしなかった。例年どうだったかは知らないが今回の参加者の年齢構成は50歳代が最多だったのも私のように次はない、今回がラストチャンスだという考えの人達によるものだろう。
当日、会場に行きつく前にトイレをどこで済ませられるのか心配だった。工学院大学のキャンパスが出場者に対し開放されていて、ゲート前の穴場だという記事があったので、頼みにしていたのだが、今回は試験実施中とのことで見事締め出しを食らった。それでも近くのコンビニのトイレに入った結果、以外と待ちが少なく、時間をそれほどロスせず、入場制限時刻までに入場できた。
ところが問題はそこからである。私は予想タイム4時間50分と申告した結果、ABC順のH集団(第2WAVE)での出走になっていたのだが、入場ゲートで何の案内もなかったので、H集団に合流できず、結局第3WAVEのL集団に紛れて走ることになってしまった。L集団の申告タイムは知らないが、結果的には、ランニング中追い抜かれるよりも追い抜く人数の方がはるかにが多かったので、精神衛生上は悪くなかった。
当日は青空、ひんやりとした乾いた風でマラソンには絶好のコンディションであった。スタートから6Kmまで緩い下り坂、その後はほぼ平坦とタイムの出やすい、チートなコース設定である。実際走ってみてひどい登りのある富士山マラソンなんかと比べると遥に楽で、35Kmを過ぎても歩くことなく、申告通りのサブ5で最後まで走ってゴールできた。
もうフルマラソン出場に関しては思い残すこともないので、これで引退して、他の人生目標(北方稜線とか、北鎌とか・・)にフォーカスしていく予定だ。
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