四阿山
- GPS
- 04:18
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 912m
- 下り
- 901m
コースタイム
天候 | 快晴、微風 気温低し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・関越道、上信越道共に除雪済。ICを降りた先の国道と県道はいずれも凍結あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
牧場エリアを除き、積雪多く雪質も良い。牧場エリアは所々に露岩が出ているので滑走系の場合は要注意。また、このエリアの雪質は堅くて氷のような箇所が多かった。牧場を過ぎて以降はふかふかの新雪の箇所が多かった。トレースを外すと膝下まで容易に潜る。 |
写真
感想
関東に大雪が降り、東信地方もアメダス等見る限りでは積雪が多かったようなので、今シーズン初のまともな山スキー山行に四阿山を選んだ。毎年訪れて、毎年滑るところがあまりないと思うのだが、やはりその感じは今年も変わらなかった。
6時20分頃駐車場着。途中の道路には凍結箇所が多数見られた。到着時の気温はクルマの温度計を見る限りマイナス16℃。このクルマで見た一番低い温度かもしれない。外に出て準備をしていてもとにかく寒い。じっとしていられないのでさっさと出発する。外気温は確かに低かったが、風がほとんどなくて天気も快晴だったため、歩き始めて10分もすると体が温まり始めた。30分ほどかけて牧場にたどり着く頃にはすっかり暑く感じるようになったので、グローブのインナーは外した。大雪直後だったので牧場の雪質も少し期待したのだが、、、。やはりここは日当たりが良すぎるのか、堅い氷の雪ばかりで滑っても楽しい場所ではないことが予想された。実際に、下りで滑ったがエッジが立たないようなところもあり、転ばないようにするのが精一杯だった。
牧場を抜けると密度の濃い樹林帯に入る。この当たりから山頂付近までは、一部を除いてふかふかの新雪で良い雪だった。但し、2,000mを越えたあたりある露岩地帯は雪が付いていなくて、登りは特に問題はないのだが、スキーで滑るには勇気が必要だった。標高を上げても風はほとんど強くならず、歩いていれば暑さも寒さもほとんど感じない程度のちょうど良い気候だった。が、ザックに取り付けた腕時計の温度計を時折確認するとマイナス7℃付近を示しており、決して気温が高いわけではなかった。
山頂直下まで誰とも会わず、すれ違わなかったが、ここで今日初めてパーティを見た。そして昨年よりも15分ほど悪いタイムで山頂到着。結局山頂は貸し切りだった。山頂は風が少し吹いていたものの360°を見渡せた。ここ数年は、標高の低いところは天気が良くても山頂付近にガスがかかっているパターンが多かったので、休憩がてら景色を堪能する。
山頂から滑るのが山スキーヤーであるのだろうが、途中狭い尾根を歩いたり登り返しがあるのが分かっていたので、山頂からはしばらくシールを付けたまま下り、適当なところでシールを剥ぐ。標高の高いエリアは雪質良く、積雪も豊富だったが、そのような場所は山全体を見渡すと多くはない。スキーに好適なエリアが過ぎると露岩地帯があらわれ、このあたりは滑ることはほぼ不可能で、とにかく標高を下げるだけ。その後積雪は回復するが、樹木が密過ぎて満足にターンができる場所がない。転ばずに何とか降りてくると、牧場が見えるようになってきた。牧場も雪がカチカチで油断すると転げそうなところばかりだった。牧場をこなして再度別荘の建ち並ぶ樹林帯を滑ってこの日の行動は終了。朝はガラガラだった駐車場は、当然のことながら満車になっていた。
晴天率狙いで行ってたけど。四阿山って、藪っぽくて、快適に滑れるところ少ないですよね。
コメントありがとうございます。藪っぽいと言いつつ毎年訪れる理由を考えてみました。
・自宅から比較的近い。
・天気の良い日が多い。
・景色が良い。
・冬山でも雪崩の心配が少なく、比較的安全。
こんなところでしょうか。スキーには不適かもしれませんが、山自体は良い山だと思います。
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