四阿山(快晴のBCスキー&スノーシューハイク)


- GPS
- 05:08
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 917m
- 下り
- 908m
コースタイム
【総行動時間:5時間5分】
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道144号線であずまや高原ホテルを目指す。 道路は凍結箇所があるのでスタッドレス必須。 あずまや高原ホテルの登山者無料駐車場は積雪状況にもよるが10台〜15台くらい駐車可能。 登山口はホテルのすぐ横にあり、トレースもついているのでわかりやすい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況 ・全体的にトレースはばっちり。 ・雪深くアイゼンのみでは厳しいかもしれない。(スノーシュー、ワカン、スキーの人ばかりだった) ・パウダーの吹き溜まりとクラスト・凍結・シュカブラのミックスでスキー滑走も総合力が試されている感じ。 ・斜度は全体的に緩い&樹林の密度も高いため気持ちよくターンできる場所は限られる。 ・今回はほぼ無風だったが、開けた場所が多いため風が強い時は注意が必要かも。 ■温泉 ・周りに温泉はたくさんありそうだが、手っ取り早くあずまや高原ホテルを利用。1000円と高めだが露天風呂から浅間山が望める。 |
写真
感想
以前からYamachanと計画していたBCスキーとスノーシューハイクのコラボが実現。
少しでも天気の良い山へ、ということで今回は四阿山を目指すことになった。
朝3時に石川の自宅を出発、高岡でYamachanをピックアップしてから高速で菅平を目指す。
途中妙高周辺では雪が舞っていたが、長野に入ると快晴の兆しがみえてくる。
すっかりテンションアップ。
あずまや高原ホテルの登山者駐車場は8時半の時点でほぼ満車。
さすがに大雪後のこの天気、多くのスキーヤーやスノーシューハイカーが訪れていた。
あずまや高原ホテル横の登山口からばっちり雪道なので最初からスキーとスノーシューを装着してハイクアップ。
別荘地を抜けると広大な牧草地が我々を迎えてくれた。
右手には浅間山、左手には北アルプス、正面には根子岳と四阿山が視界に入ってくる。
更にテンションアップ。
Yamachanもハイテンション気味なのか(笑)夏道を歩くペースよりも確実に早い。
牧草地を過ぎると今度はダケカンバの密林に入る。
スキー滑走にはいまいち向かない感じだが、どこを滑るか考えながらハイクアップしていく。
ダケカンバの林を抜けるとしらびそ?の疎林に入り、まさしくツリーランにうってつけの斜面が広がっている。
根子岳分岐点ではスノーボードをデポしている人もいたが、自分はそのまま山頂までスキーでハイクアップ。
山頂に到着するとそれまで見えなかった妙高、火打、至仏、武尊山といった山々を始め、まさに360度の展望を楽しむことができた。
山頂でお会いした方に写真を撮ってもらい、シールをはがして山頂からドロップ。
直下の尾根は狭いながらも雪質、斜度は適度な感じでアドレナリン大放出。
その後のツリーランも心地よく、先行していたYamachanと8合目付近で落ち合い昼食をとることにする。
通常ならかなりの風衝地だと思うが、この日は全くの無風。
普段あまり出さないガスとストーブを取り出してカップヌードルとコーヒーをいただく。
昼食後、第2ラウンド開始。
ツリーラン〜クラスト気味の斜面を滑っていく。
滑りやすいかと聞かれれば滑りにくいと答えるが、バックカントリーなのだから色々なシチュエーションを楽しまないと。
牧草地もクラスト状態の緩斜面なので無理にターンしようとせず、のんびりと直滑降で別荘地へ。
一方その頃Yamachanは汗だくに。
こちらは楽させてもらって、申し訳ないが少し体は冷えてきている(笑)
登山口に到着し、着替えの準備をしてからそのままあずまや高原ホテルの温泉へGO!
浅間山を眺めながら冷えた体を温めた。(Yamachanは汗を流していた)
長距離ドライブは疲れたが最高の天気の下、最高の景色を眺めながらのスキー滑走は最高に爽快だった。
バックカントリー万歳!
年初に地元の雪山に登って以来、なかなかスケジュールがとれず、久しぶりの山行き。
Sanchanに運転をお任せし、助手席で時にはうとうとしながら朝を迎える。快晴!予想はしていたがやっぱりこの時期の抜けるような青空は北陸人の心をわしづかみです。
いつもはSanchanがトップ。が、今日はいつもに増して調子いい。しっかりした幅広いトレース。トレースを外れたり、疲れたら戻ったり。なだらかに続く斜面はリズムも崩れない。今日は先導させてもらいました。
ピーカンの太陽のせいか完璧パウダーではないが、それでも日本海側の雪とは格段の差。キチキチ、キュッキュッ、と鳴る雪を踏んで登る。
嫁さん、今回は地元有名和菓子店の洋菓子(笑)を行動食に持たせてくれました。登り半分程の休憩地点でほおばります。Sanchanの分もあります。おいしい。いつもありがとう。
ホントに穏やかな天気。眩しい日差し。汗はじんわり以上、流れ出す未満を心がけ、一定のスピードで歩く。
コース中の唯一となる短い急登を登ると頂上。
わお!360度ぐるりの展望!登って実感、四阿山は眺める山ではなく登る山でした。
しばらく景色を堪能し、さあ下山。
Sanchanはスキーなので、スノーシューの私は一足お先にスタート。トレースを外れてフカフカの雪を一気に駆け下りる。でもスキーには勝てるはずなく、あっという間に追いつかれる。
昼食をはさんでリスタート。
もう下山したら風呂に入るだけ。思いっきり汗かくぞ!走れ走れ!
固い雪は膝を傷めないようにスローダウン。ふかふかの雪は転んでもいいや、飛び込む感じで走る。
先ゆくSanchanを待たせながら一気に下りる。汗でゴーグルも真っ白。
さすがに後半はヘロヘロに。登りより下りがしんどかったのは初めての経験。
太ももに心地よい疲れ。駐車場で荷物を片付けつつストレッチ。
いつも思ってしまう、やっぱり山はいいね!
帰りもSanchan運転、私、助手席。行き同様、時にはうとうと。悪いね、Sanchan(^_^;)。
Sanchan33さん、yamachan41さん、こんにちわ!
広大な牧草地の後、ダケカンバなどの白い樹林を抜けると素晴らしい展望が広がる素敵な四阿山、快晴の吸い込まれそうな青空と真っ白な雪が眩しそう!
素敵な写真ばかりで感激しました
四阿山や根子岳はBCで行ってみたいと思っていたので、レコが拝見して益々行ってみたくなりました。
yamachanさんが夏道よりスノーシュー歩行の方が早く登っている
この素敵な景色ですもの納得できます
四阿山山頂からの滑走はSanchanさんがアドレナリンが出る程なので急斜面で難しいのでしょうね。雪山のコンディションはお天気や気温によっても違いがあり、その時、その場の違いを楽しんでいらっしゃる様子が伝わってきます。
私は夏道より早く雪山を登れたり、急斜面の狭い尾根やツリーランのスキー滑走も難しいですが、お二人のように、雪景色や山頂の展望とさまざまの雪山の状況を楽しみに山に行きたいなあと思います。
長距離ドライブお疲れ様でした。
mipoさん、こんにちは。
さすがにあれだけ天気が良くて広大な雪原を目の当たりにすると、嫌でもペースも上がるしアドレナリンも出まくります。
山頂からの滑走は、少し痩せてますが斜度はそれほどでもないので人さえいなければノープロブレムです。
それよりも、360度の景色をバックにドロップインするのが最高に気持ちよかった。
mipoさんも、バックカントリー、大いに楽しんでくださいね。
軽快な登りは、ひたすら続く緩斜面とばっちりトレース、軽い雪、太陽、いろいろそろっての賜物でした♪
実は、昼食後にいきなり走り下りたので、脇バラ痛くて死にそうになりました^_^;
それさえなければ、も少し早く下山できたかも。
トレース外れて走ると、太ももまでゴボッてなったり、スノーシューがミニスキー状態になったり。スキーも楽しそうやけど、スノーシューも普段使わない筋肉稼働でなかなか楽しいもんですね!
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