高峰山→水ノ塔山→東篭ノ登山→池ノ平→高峰♨
- GPS
- 08:48
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 781m
- 下り
- 775m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 3:35
- 合計
- 10:06
天候 | 快晴。朝0℃の昼10℃超え。山頂域は風が強く遠方の山々は霞む春の様相。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし。雪はだいぶ減って腐ってきています。 ビジターセンターから高峰山、水ノ塔山、東篭ノ登山、池ノ平駐車場まではツボ足で歩いてたまに踏み抜く。池ノ平湿原からはスノーシューで行くも何回か大きく踏み抜いた。 携帯電波はUQ(au4G)で終始良好でした。 |
その他周辺情報 | 車坂峠側で日帰り入浴できる温泉は、高峰高原ホテルと高峰温泉があります。冬季の高峰温泉は雪上車を利用するか徒歩で向かう必要があります。 今回はコース上にある高峰温泉を利用しました。立ち寄りで入れるランプの湯は脱衣所も浴室も狭いですが、適温でめちゃくちゃ気持ちよかったです。 |
写真
感想
信州百名山から未踏の東篭ノ登山を選択し、車坂峠→高峰山→水ノ塔山→東篭ノ登山→池ノ平湿原→高峰温泉→車坂峠、というコースハイクを計画しました。先週は強風の予報で入山を見送りましたが、今週はいくらかマシそうだったので決行。高峰温泉の立ち寄り入浴が16:00までのため、15:00頃までに高峰温泉に戻る目標でスタートしました。
今回は最初からスノーシューを履いていこうかと思っていたのですが、スタート地点のビジターセンターや高原ホテルの敷地は土が出ていたこともあり、とりあえずツボ足で歩いていきました。
高峰山はわりと歩きやすく、ツボ足でもスノーシューでもよさそうでした。稜線に上がり、ゲレンデTOPを横目にしつつ進んでいくと、大きな岩塊の向こうに山頂の標識とお社があります。来た道を少し戻り、ゲレンデの横を下っていくと雪上車の足跡目立つ林道に行き当たり、そこからすぐ高峰温泉です。
高峰温泉は目の前がゲレンデで、そのゲレンデのリフトTOPの裏手から水ノ塔山へ登っていきます。上りの林中はゲレンデや篭ノ登山方面がよく見える場所や、登りやすい開けた斜面などもあります。山頂に近づくとだんだん急になり足場の狭い箇所も出てきます。自分が登りやすそうなところを登っていくといいと思います。
水ノ塔山の山頂はそこそこの広さがあり、どちらの方角もよく見渡せました。予報通りそこそこ吹いていましたが、気温が温かかいこともあり、シェルを着ていれば特に問題ないレベルでした。
水ノ塔山から東篭ノ登山への稜線は、気温の上昇もあってか雪がくさり気味で、たまにズボっと踏み抜きました。また、道幅が狭いところや、大小の木の枝を押しのけていく場所も少なくないです。足元に気をつけて歩いていたら太い枝に頭をぶつけたりもして、ちょっと歩きやすくはないルートでした。
苦労して到着した東篭ノ登山は水ノ塔山同様に全方面の眺めが良いです。浅間山もよく見えます。水ノ塔山よりも風は強く感じましたが、先月の四阿山山頂ほどではなく、まあ留まっていられるレベルでした。ブランケットに包まってお昼ご飯にするか迷いましたが、たぶん穏やかであろう池ノ平湿原で優雅にランチすることにして下山しました。
池ノ平湿原への下りは高峰山、水ノ塔山からの道と比べるとだいぶ歩きやすかったです。トレースもしっかりしており、すぐに池ノ平駐車場に到着しました。
池ノ平を周ってからお昼ごはんにしようと思っていたのですが、外輪山に囲まれつつも広く開けた平らな雪原があまりにも気持ちいいシチュエーションだったので、誰も居ないのをいいことに雪原の真ん中でランチタイムにすることにしました。
最近の日帰りは専らボトルにお湯を入れていく派で、湯沸しセットもケトルとマグに250缶でしたが、値下げされていたエバニューのチタンクッカーセットを購入し、缶も110にしてコンパクト化しました。
最軽量なシングルのクッカー類が人気で価格も高騰しているようですが、スープやコーヒー、リフィルラーメンなどを嗜むならセットがいいですね。セットでも十分軽くて使い勝手も悪くなく、あまり調理向けではないですが、またサラスパくらい茹でてみようかなという気分になりました。
昼食と一服の後、しばらく大の字で昼寝をし、お腹が落ち着いた頃合いで池ノ平巡りを再開しました。なるべくトレースを辿って歩きましたが、雪はかなりグズグズで、トレースもそう圧されていないため、スノーシューでも股下まで踏み抜く場面がありました。
三方ヶ峰や見晴岳からの景色はなかなかよく、外輪山に囲まれた湿原は植物も特徴的で面白そうです。グリーンシーズンに来て軽く散策するのもいいなと思いました。
高峰温泉の利用可能時間が迫っていたため、林道はちょっと急ぎで進み、なんとか15:30に高峰温泉に到着。ランプの湯の浴槽は温水と冷水の2つで、温水のほうは詰めて4人、冷水のほうは2人でいっぱいといったところです。脱衣所も洗い場も狭いコンパクトなお風呂ですが、お湯はすばらしく気持ちよかったです。ぜひまた利用したいと思いました。
時間がなく急ぎの利用でしたがかなりさっぱりしました。装備を整え直し、営業の終わったゲレンデを失礼して横断しつつ、ビジターセンターに戻りました。
久しぶりに長く歩いたのでなかなか疲れましたが、予定していたコースを周りきることができ、高峰温泉にも入れたので大変満足いく山行でした。
■装備メモ
上)スキンメッシュ、メリノスピンサーモ、ウィックロンT、ナノエアフーディ、フロウラップフーディ、アクロJKT
下)スキンメッシュ、メリノスピンサーモ、ジオラインLWタイツ、ULサーマラップパンツ、ウィンターハイクパンツ、メリノサポーテックソックス、アルパインクルーザー2300
その他)ザックmini、アルパインカーボンポール、ヘリウムBC23、SOLヘビーデューティエマージェンシーブランケット、アルパインライトダウン、アルパイングローブ、チタンクッカー1人用セット、etc.
氷点下前後かつ強風の予報だったので厚着していったのですが、手元温度計で最高15℃まで気温が上昇する春陽気だったのでだいぶ汗をかきました。
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