奥大日岳 称名川探索 不動滝


- GPS
- 14:16
- 距離
- 32.6km
- 登り
- 2,944m
- 下り
- 2,942m
コースタイム
- 山行
- 13:07
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 14:15
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
人津谷→大日 南面は太陽が出るまで硬い為北面を巻くか稜線歩き 大日→奥大日 七福園から先の2400辺りが細くて際どい。気を付けるべし 奥大日→称名川1560 日当たりのよい南面は雪崩注意 称名川→大日平 ここが本日核心部 地形図よりもかなり急斜面 大日平→称名滝遊歩道 牛ノ首から遊歩道全般はデブリランド |
写真
装備
個人装備 |
日帰り山スキー装備一式
|
---|
感想
久々に休日と晴天の日が重なる
幾つか候補はあったけど起きた時のモチベーションで行く場所を決めることにしよう
そんなことを思いながら8時に帰宅して9時に寝る
娘のピアノのコンクールの練習で目覚ましの一時間前の0時に目が覚める
昨シーズン大日−奥大日の稜線から称名川を見たときにここを滑ってみたいと思ったので今日はここへ向かうことにする
人津谷からはスノーシューの跡が一人分あったけどいつの間にか無くなっていた
登山研究所で白みだし稜線を歩くと冷たい風が吹きとても寒い
南斜面は固くて基本稜線歩き、帰りはここを通らないので巻けるところは適当に巻く
北斜面は柔らかい雪が残っていてコット谷からこれば谷は最高だろうと思いながら歩きました
早乙女岳からは柔らかい雪でシュカブラが形成されて美しい
いつもはガリガリでクトー装着して歩くのが定番でしたが初めてクトーなしで登り切ることが出来ました
大日岳で少し休んで大日小屋へ
小屋は雪に埋もれ建物の3割程だけ出ていました
七福園から2400付近へ細尾根を下って何とか無難に難所を通過して登り返して奥大日に到着
しばらく休んで緩んだ南面へ
起伏が判らないくらいスベスベで最高です
いよいよ目的の称名川へ
しばらく進むと意外と沢芯は大きな凹凸があり
へつったり、カニで歩いたりとスムーズに滑って行けない個所が幾つかありました
1600付近で氷瀑となった不動滝は圧巻
ここを過ぎると沢割れしている場所もちらほら現れました
1560で目的の尾根に到着
もう少し奥に登りやすいルンゼがあるが雪崩る可能性大で使えない
取り付きの尾根は見上げると地形図よりもずいぶん急
おまけに南斜面の為雪崩が頻発
近くでガシャーンと雪崩れる
ここがやはり一番の核心部
硬ければ何でもない斜面もアイゼンでツボ足で登るとゴボり過ぎて進まない
体力と時間を消耗する
上を見るといつ落ちてもおかしくない雪塊があるので早くここを通過したいと焦る
これは家族には見せられないと反省
スキーからアイゼン・スキー・アイゼンを3回程繰り返してようやくトラバース出来るところまで登り切りました
時間も押し迫っていたのでこれで明るいうちに帰れると安堵
大日平は太陽が傾きかけて気温も下がり意外と良く滑りました
牛ノ首からはドロドロ生コン雪崩のデブリランド地帯を滑り
片斜面の遊歩道をこなしてようやく安全地帯のレストランへ
あとは道路を滑って洞門を過ぎたところで除雪最終地点
トボトボ歩いて人津谷で自転車を回収して夕日を眺めながらゲートに到着しました
完全燃焼のちょっと危険な山行でしたが良い思い出となりました
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する