五地蔵山
- GPS
- 07:01
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 989m
- 下り
- 972m
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前週うっかりと戸隠スキー場に忘れてきてしまったストックをきっかけに、再びTさんと山行に。Tさんとは久しぶりのyoshikito、初めましてのKさんと共に。
当初は火打山の澄川という案があったものの、スキー場オープンから歩いても間に合わないと思われたため、翌日の予定を考慮して、再びの妙高エリア。大橋駐車場に停めるのは今シーズン4回目。6時前にyoshikitoから「ほぼ満杯」の連絡が来て「さすが快晴、マジか!」と思ったが、乗り合わせして戸隠キャンプ場に行って納得。除雪作業のため、停められない・・・荷物と人を降ろして戻ると、すでに大橋駐車場は満車、路駐でトラブルになるのも嫌なので黒姫登山口の2台のスペースにギリギリ滑り込んだ。そこから走って戸隠キャンプ場に戻る最中、車が行っては戻って・・・というのを何回も見た。多分、何故ハードシェルを着て私が走っているのか、駐車場まで行って合点がいったに違いない。
そんなマイナートラブルはともかく、天候は最高。このルートは高妻山を目指したときに1月に登ったが、明るい時に登ると随分印象が変わる。雪質もすっかり湿雪に変わり、完全に春。登っている間から「これじゃ滑りが思いやられるかなぁ」と思っていたけど、どちらかというと登りのほうがトラブルに。シールに雪が付いてしまって雪団子になってしまった。さすがに新雪はないだろうから団子にはならないだろうと思ってたら、標高が高いところは意外と雪が軽く、濡れたところが氷になり、それを核に雪がつきまくる。後から振り返ると、ちゃんと外して氷を取れば多少はよくなったのでは。というか、シールワックスをせっかく買ったのに、何故付けなかったのか、自分。。準備を待たせてしまっていたので、慌ててしまった。反省。というわけで、遅れることしばし、なんとか山頂に到着した。
登るときから南斜面を観察していたけど、かなりギャップができていて、危険なかんじがしたので、北東面の滑走になった。全体的に状態は悪くなく、特に北面になっている場所はモイストパウダー認定しても良いんじゃないか?の上出来状態。苦難になることを想定してたので、予想外。
滑走はあっという間、山頂では風が強くてあまり休めなかったので、ボトム近くで休憩。そこからどうやって大橋に戻るか?の議論に。前週も使ったコルを経由するのが安パイという意見と、新規開拓の意見があり、時間も早いので新規開拓路線になった。正直、沢の入り方からしてちょっと厳しいのではと想像していたが、やはりかなり面倒な突破になりそうなので、途中から安パイルートにトラバースすることになった。が。トラバースルートは雪崩が起きてもおかしくない斜度で、しかもかなり崩れやすい状態だったので、「ダメならトラバースすれば良いや」というのが安易だったと反省。2月のときもそうだったけど、トラバースを考えるときは本当に要注意だな。無事に沢を渡れていつものルートに復帰、大橋駐車場へ。
滑走はほとんど期待していなかったので、嬉しい誤算の楽しい山行になった。
そこからお二人を長野駅にお送りし、白馬に移動。翌日に続く。
【備忘録】
・今回から春板投入。北東面滑走では冬板でも良かったかもしれない。
・暑さを考慮して、LWアンダーと薄手の長袖、下はMWアンダー。ちょうど良かった。
・後で地理院の雪崩地形レイヤを重ねた地図を見てみたら、トラバースしてたのは雪崩斜度の真っただ中。下調べ時にレイヤを重ねたものを確認しておいたほうが良いかもしれない。
混ぜてもらって今シーズン2回目の五地蔵山へ行きました。前回とは積雪量の違い、ルートの違いがあったものの、山の印象は大きく異なり、これだから冬山は面白いなと思いました。
前泊地の白馬から移動して、5:30に大橋登山口着。混んでいる。明るい。春だな。6:00過ぎに合流し、戸隠登山口を出発。弥勒尾根は雪が十分に積もっていて幾分登りやすいが、迷路になっている箇所もある。各々が別のラインを選択する場面もあり面白い。標高を上げると妙高山、黒姫山が綺麗に見えた。五地蔵山に到着し、どこを滑るか相談し、北東斜面に決定。尾根状から沢地形、小さな崖になっている箇所もあり山滑走的な雰囲気が素敵なラインだった。影になっている部分では僅かながらパウダーも楽しむことができた!
登り返しは佐渡山南コルのさらにひとつ南のコルへ。行ったことがないので冒険も兼ねてということで。登ってみると藪かった。先人の知恵はいつも正しい笑。しかし探求心も忘れたくはないものだ。なんやかんやで通常ルートに復帰し、Tさんが持ってきてくれたケーキ食べながら休憩し、大橋登山口へ下山。お手軽ながら楽しいルートだった。ありがとうございました。
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