霧訪山(小野駅〜塩尻駅):かっとりコースから下西条コースで展望の里山へ
- GPS
- 04:08
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 512m
- 下り
- 595m
コースタイム
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:08
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み跡は明瞭。 南面は山頂直下以外はドライ。北面は全面的に残雪あり。 チェーンスパイクまたは軽アイゼンとストック推奨。 |
その他周辺情報 | ・そば処 桔梗 https://tabelog.com/nagano/A2002/A200203/20011813/ ・インド料理店 リスタ https://tabelog.com/nagano/A2002/A200203/20020636/ ・下諏訪温泉「旦過の湯」 https://shimosuwaonsen.jp/spa/5044/ |
写真
感想
春の18きっぷ2回目。
昨日に続き、比較的緩めなプランを検討した結果、長野の展望の山として有名な霧訪山(読み方:きりとうやま)へ。
電車で日帰りとなると、あまり山行に時間が取れないため、どうしても累積標高差が少なめな山を選ばざるを得ません。結果、累積標高差が600m未満の霧訪山を選択。
累積標高差は少ないですし、事前調査では難所も特になさそうでしたが、北面(下西条コース)では残雪があるとのことでしたので、一応、チェーンスパイクとストックを持っていきました。
「まあ何とかなるだろう」と軽い気持ちで望んだのですが…
【コース状況】
■塩尻駅
・スタート地点の小野駅までは、塩尻駅での乗り換えがあります。その乗り換え時間、実に16分。
・これが中途半端な時間で、しかも駅前にはコンビニもありませんので、どうしたものかと思案していると、駅そばを発見。Google Mapでやたら評価が高かったため、こちらで朝食を済ますことに。
・券売機でかき揚げ玉子そば(460円)を注文。
・立ち食いそばにしては出汁が効いていて、汁は甘辛く比較的濃いめの味付けです。かけそばとしてはちょっと濃すぎる感じですが、かき揚げや玉子のトッピングだとちょうどいい味付けになります。
・なお、塩尻駅の改札内にはトイレ(洋式・水洗・給水可)があります。洋式トイレは、ここが最後です。
■小野駅〜霧訪山山頂
・改めて小野駅に降り立ち、ここから山行スタートです。小野駅には、改札外にトイレ(和式・水洗・給水可)があります。また、若干タイムロスになりますが、南側にコンビニがあります。
・小野駅からは、登山口まで20分程度のロード歩きです。
・登山口には駐車場がありますが、特にトイレや水場はありません。
・登山口からは、いきなり階段の洗礼があります。その後、階段が終わっても、一部を除いて急登が続きます。
・残雪は、山頂直下までほとんど無く、夏道同然の状況ででした。
・踏み跡は明瞭で、それ以上に、茸山であるためにガチガチに規制のロープが張られていて、迷いようがありません。
・そうこうしているうちに、登頂。
■霧訪山山頂
・山頂は、360度のパノラマで、北アルプス、八ヶ岳、南アルプス等が一望できます。
・同じような展望の里山である守屋山に比べて、北アルプスがよく見えました。
・逆に、八ヶ岳や南アルプスを見たい場合は、守屋山のほうがよく見えます。
・ひとしきり撮影を終えて、早々に下山開始。
■霧訪山山頂〜下山口
・下山開始直後から、それまでの登山道とはガラリと変わって、残雪の登山道となります。
・山頂直下はまだ日当たりがいいためか、シャーベット状となっていて、非常に滑りやすいです。
・そこからしばらく降りると樹林帯となり、日当たりが悪いためか圧雪状態となります。しかも結構傾斜がキツいところもあり、ストックに頼りながら降りていきます。
・「しばらくしたら溶けているだろう」と横着をしてそのまま降りていたのですが、いっこうに残雪が溶ける気配なし。
・たまりかねて、分岐点でチェーンスパイクを装着し、そこそこグリップが効くようになったのですが、次第に中途半端に雪が溶けた状態になり、グリップが効きづらくなります。
・合計で3回も尻もちをつきながら(うち1回は巻道だったため、危うく滑落するとことでした)、ほうほうの体で下山しました。
・結局、残雪は下西条コースの登山口までありました。
■下山口〜塩尻駅
・下山口からは、しばらく林道歩きです。
・途中、山ノ神自然公園には駐車場があり、簡易トイレらしきもの(未確認)もあります。
・そこから、1時間程度のロード歩きを経て、塩尻駅に到着。本日の山行はここまで。
【まとめ】
・正直なところ、「累積標高差も500m程度だし、残雪あっても大したことないだろう」と高をくくっていたのですが、北面の下西条コースは残雪の状態が非常に悪く、傾斜が急なこともあって、滑ってヒヤッとする場面が何度もありました。
・本日現在の状態では、積極的に残雪の降りを経験する予定でもない限り、小野駅からのピストンとしたほうが安全です(ただし、小野駅は電車の本数が少ないのがネックですが)。あるいは、下西条コースを登りにしてもいいでしょう。
・少なくともチェーンスパイクまたは軽アイゼンとストックはあったほうがいいです。どちらかといえば、軽アイゼンのほうが効きやすいかもしれません。
・南面のかっとりコースはほとんど残雪がなく、踏み跡が明瞭で規制のロープがあるため迷いようがありません。初心者でも、体力さえあれば普通に登れます。ただし、傾斜はキツめです。
・南面、北面とも樹林帯の中で、途中には展望地は1〜2箇所程度しかありません。
・他方で、山頂は360度のパノラマで、日本を代表する山々が一望できます。
【おまけ】
・下山後は、塩尻駅西口にある南インド料理店「インド料理店 リスタ」(その他周辺情報参照)へ。
・都内でないとなかなか味わえない本格的な南インド料理をいただきました。
・その後、電車で下諏訪駅に移動し、初詣以来2回めの旦過の湯(その他周辺情報参照)で入浴。
・ぬるめの浴槽ですら44℃を目安に調整、熱めの浴槽に至っては47℃を目安に調整している、という激アツの公衆浴場です。
・ただ、熱めの浴槽は、体感では明らかに47℃どころではなく、おそらく49〜50℃近い温度でした。
・こんな熱さですので、特殊な訓練(三河島の帝国湯に通っている、等)を受けている方か、よほどの物好きでもない限り、推奨はしかねます。
・下諏訪には、他にもいろんな温泉がありますので、お好みに合わせてお楽しみください(ただし、源泉は全般的に熱いそうです)。
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