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Yamareco

記録ID: 4102721
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

爺ヶ岳(東尾根)◆2度目の挑戦で「至る」◆

2022年03月21日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:57
距離
12.1km
登り
1,760m
下り
1,748m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:52
休憩
1:02
合計
7:54
3:24
76
5:21
5:23
34
5:57
6:06
35
6:41
6:41
4
6:45
6:46
58
7:44
8:23
20
8:43
8:43
20
9:03
9:03
21
9:24
9:24
37
10:01
10:02
74
11:16
11:16
2
11:18
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り(登頂時のピークはガス)
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鹿島山荘手前の駐車スペース(8台程度/無料/トイレなし)
午前3時過ぎ到着も、すでに満車(!)で、少し離れた路肩スペースに停めさせていただきました。前日から泊りがけの方が多かったようです。
コース状況/
危険箇所等
これから先、雪の状況は刻々と変化すると思われます。下記は参考程度にお願いします。
【スタート〜ジャンクションピーク】
湿雪が締まった状態。朝はとても歩きやすかったですが、下山時(昼前)はグザグザに緩んでいました。特に最初の急登部分は雪が腐り始めています。

【ジャンクションピーク〜矢沢の頭】
昨日降雪があったらしく、締まった雪の上に新雪が20cmほど乗っていました。アイゼンで歩けるレベルでした。ナイフリッジの雪は安定しており、問題なく歩けます。

【矢沢の頭〜爺ヶ岳中峰】
新雪(ひざ深さ)でノートレースでした。ところどころにピンクリボンが立てられていますので、これを参考に先行者のトレースを追った方が安全です。
前回は爺ヶ岳に至れませんでした。果たして今回は?
2022年03月21日 03:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/21 3:28
前回は爺ヶ岳に至れませんでした。果たして今回は?
湿った雪が締まって、とても歩きやすいです。2週間前の深雪ラッセルと比べたら天国です!
2022年03月21日 03:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/21 3:32
湿った雪が締まって、とても歩きやすいです。2週間前の深雪ラッセルと比べたら天国です!
前回はジャンクションピークまで3時間以上かかったのに、今日は1時間15分で着いてしまいました。日の出とモルゲンを眺める予定だったのですが、まだ真っ暗・・・進みます。
2022年03月21日 04:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/21 4:45
前回はジャンクションピークまで3時間以上かかったのに、今日は1時間15分で着いてしまいました。日の出とモルゲンを眺める予定だったのですが、まだ真っ暗・・・進みます。
イグルー(跡)がいくつかありました。こちらはイグルー跡の中にテントを張られていました。
2022年03月21日 05:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/21 5:27
イグルー(跡)がいくつかありました。こちらはイグルー跡の中にテントを張られていました。
進む先に目指す爺ヶ岳。
2022年03月21日 05:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 5:32
進む先に目指す爺ヶ岳。
振り返ると、今日も素晴しい雲海!!
2022年03月21日 05:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 5:32
振り返ると、今日も素晴しい雲海!!
西の空にはまだ月が浮かんでいます。
2022年03月21日 05:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 5:33
西の空にはまだ月が浮かんでいます。
昨夜降雪があったようです。P3あたりから新雪を踏むようになりました。
2022年03月21日 05:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/21 5:45
昨夜降雪があったようです。P3あたりから新雪を踏むようになりました。
雲海は何度振り返っても見入ってしまう。
2022年03月21日 06:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7
3/21 6:00
雲海は何度振り返っても見入ってしまう。
ナイフリッジの雪は落ち着いていて、安全に歩けました。
2022年03月21日 06:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 6:01
ナイフリッジの雪は落ち着いていて、安全に歩けました。
次は南尾根も歩いてみたい。
2022年03月21日 06:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 6:18
次は南尾根も歩いてみたい。
爺ヶ岳中峰と鹿島槍ヶ岳。このあと山頂付近はガスに覆われてしまいました。
2022年03月21日 06:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 6:20
爺ヶ岳中峰と鹿島槍ヶ岳。このあと山頂付近はガスに覆われてしまいました。
日帰り、テン泊組合わせて私が先頭みたいです。まっさらの新雪を踏んで登ります(ここ、写真でみる印象より急です)。
2022年03月21日 06:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 6:35
日帰り、テン泊組合わせて私が先頭みたいです。まっさらの新雪を踏んで登ります(ここ、写真でみる印象より急です)。
矢沢の頭。奥はこの夏絶対に周回したい赤沢、スバリ、針ノ木。
2022年03月21日 06:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 6:40
矢沢の頭。奥はこの夏絶対に周回したい赤沢、スバリ、針ノ木。
雲海に浮かぶ右側は四阿山や根子岳、左は北信五岳や頚城山塊かな?
2022年03月21日 06:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 6:54
雲海に浮かぶ右側は四阿山や根子岳、左は北信五岳や頚城山塊かな?
山頂直下がノートレースの新雪でした。左に先行されている方がいますが、何となくもう少し右を上がりたい気がして新雪ラッセル。しかし・・・
2022年03月21日 07:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 7:14
山頂直下がノートレースの新雪でした。左に先行されている方がいますが、何となくもう少し右を上がりたい気がして新雪ラッセル。しかし・・・
・・・諦めてトレースに合流しました(^^;。遠くに映っている大学生2人、どちらのトレースを追おうかちょっと迷っていましたが左に。正しい!!(笑)
2022年03月21日 07:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/21 7:22
・・・諦めてトレースに合流しました(^^;。遠くに映っている大学生2人、どちらのトレースを追おうかちょっと迷っていましたが左に。正しい!!(笑)
こちらは爺ヶ岳南峰。
2022年03月21日 07:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 7:40
こちらは爺ヶ岳南峰。
今日は「至る」ことができました!ピークはガスで(特に西側)眺望なく残念。
2022年03月21日 07:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 7:47
今日は「至る」ことができました!ピークはガスで(特に西側)眺望なく残念。
(下山時撮影)
P2とP3の中間点あたり。雪が落ち着いていません。
2022年03月21日 09:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 9:11
(下山時撮影)
P2とP3の中間点あたり。雪が落ち着いていません。
(下山時撮影)
スタートの急登を上り切った尾根。このあたりは歩きやすいです。
2022年03月21日 10:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 10:44
(下山時撮影)
スタートの急登を上り切った尾根。このあたりは歩きやすいです。
急登は昼になると雪がグサグサです。
2022年03月21日 10:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 10:54
急登は昼になると雪がグサグサです。
ある意味今日の核心(笑)。緩んだ雪&土&落ち葉のミックス。
2022年03月21日 11:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 11:12
ある意味今日の核心(笑)。緩んだ雪&土&落ち葉のミックス。

感想

2週間前に挑戦するも、降ったばかりの深雪に進めなくなりジャンクションピークで撤退した爺ヶ岳東尾根。再挑戦は来年かと考えていたところ、前日登られたレコが。雪も締まって歩きやすいコンディションらしい。再び鹿島山荘へ向かいました。

スタート直後から明らかに前回とは違う雪質と量。湿った雪が締まった状況で特に朝は登りやすいです。まだ記憶も新しいルートを追っているうちにジャンクションピークに着いてしまいました。前回は3時間以上かかったここまでの行程、コンディションがよければこれほど違うかと思いながら、ヘッデンでさらに進みます。
高度が上がっていくと新雪を踏むようになりました。どうやら昨夜また降雪があったようです。締まった雪の上に20cm程度の新雪、気持ちよく踏んで行かれます。多くの方のレコで見ていたナイフリッジは雪が落ち着いており、安全に通過できました。
矢沢の頭に出て稜線を進むとピークが近付きます。稜線はさらに雪が多かったのか、ノートレースの雪面が拡がっています。お一人先行で登られている方がいましたが、何となくもう少し右を取りたい気がして、新雪ラッセルへ。ひざ丈くらいのラッセルで数十メートル進みましたが、やがてくじけてトレースを使わせていただきました。
山頂が近付く感じはあるものの、直下はかなりの急登。何度も息を整えて登った先に、見覚えのある黄色い標柱がありました。

私の後に到着した若者二人はK大学山岳部。白沢天狗尾根(私は存在を知らなかった・・・)を4日かけて歩いてきたとのこと。二人とも20歳の彼らからは元気をもらいました。
若者を見送った直後に着かれたのは東京から来られた男女ペアさん、お二方とも楽しく話をさせていただきました。
さらに下山途中では兵庫から来られたペアさんとお話。今日は途中までとして、来週以降に出直されるとのこと。
皆さんとても気持ちのいい方で、いい一日になりました。ありがとうございました。

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コメント

初めましてレコとても参考になりました
下道(道路)はチェーン必要でしょうか
ご都合よい時にでも教えていただけると助かります
よろしくお願いいたします
2022/3/24 7:26
hanamizu9さん、初めまして。コメントありがとうございます。
3/8は残雪の凍結がわずかにあり → スタッドレスで問題なし
3/21は路面はまったく雪なしでした。
今後の降雪状況にもよると思われますが、アクセス路は市街地からの延長で(おそらく降っても除雪される)苦労はしない印象です。スタッドレスを履いていればチェーンの心配まではなくてもよいかと思われます。
↓大町市ライブカメラがありますので、市街地残雪状況のご参考に。
https://www.city.omachi.nagano.jp/00003000/00002400/takagari_live.html
いい山行になるといいですね!!
2022/3/24 8:18
yoisaさん
ご丁寧にありがとうございます
たすかりました
2022/3/24 16:10
プロフィール画像
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積雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
爺ヶ岳東尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5

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