沖縄・嘉津宇岳(嘉津宇岳〜古巣岳)
- GPS
- 04:40
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 411m
- 下り
- 425m
コースタイム
【歩行時間】3時間53分 【休憩を含めた所要時間】4時間40分
天候 | 晴れ時々曇り 気温21℃ 登っている時は厚着のせいもあり暑かったですが、山頂では涼風が吹いていました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【復】嘉津宇岳登山口駐車場15:10(宮里そばに立ち寄り)16:00ルートイン名護 |
コース状況/ 危険箇所等 |
本格的な沖縄の山は初めてなので、なにかと気を使いました。 【ハブ対策】冬のこの時期は出ないとのことでしたが、21℃と気温が高く、ハブが寝ぼけて出て来るかも知れず、一応の対策はとりました。過去の事例によれば、咬まれる箇所は圧倒的に膝下と手や腕なので、膝下にはエアーキャップを巻いて防御し、上半身は厚着、手には手袋をしました。これで心理的に楽になりましたが、登りの時に汗が噴き出しました(笑)。 【鋭利な石灰岩対策】これはハブ防御のための準備がそのまま使えます。 【結果】結局ハブは出て来ず、記念すべきハブとの遭遇はかないませんでしたが、一度石灰岩で蹴躓き、転倒したのですが、ハブ対策が功を奏し、腕を軽く擦りむいた程度で済みました。冬はハブより鋭利な石灰岩の方が危険でした。足運びはくれぐれも慎重に願います。 【コース上の問題】今回のコースの中で、一箇所だけ迷い易い所がありました。 場所は古巣岳山頂から下り始める所で、古巣岳山頂に登り切った後、そのまま石灰岩に沿って先へ進むのですが、少し岩を下ったらすぐに左へコースが曲がっています。ここだけ要注意です。 【石灰岩上のコースどり】樹林帯のコースは木々にテープが巻き付いていて正しい道を教えてくれます。ただ石灰岩上に出ると、それが使えません。しかし正しいコースは岩の上に付いてる登山靴の土(薄茶色の踏み跡)が教えてくれます。 |
写真
感想
休みがとれたので、沖縄の山へ行って来ました。1月に伊江島の城山へプチ登山はしましたが、今回はハブのいる密林が相手です。本州や九州ならマムシに注意(かつてとぐろを巻いたマムシと対峙したことがあり、捕まえてやろうと思ったが、この時はマムシに逃げられた。アオダイショウは飼ったことがあり、シマヘビは田舎の小川でよく見かけ、ヤマカガシは水田の畦道にうじゃうじゃいましたので経験済み)すればいいですが、野生のハブとなると、さすがにビビリました。
しかしハブを怖がっていては沖縄の山には入れないので、一応自分なりに対策をとった上で密林に突入しました。冬は冬眠はしないが、ハブの動きはにぶいと聞いていましたが、当日は気温が21℃と高く、ハブが勘違いして動き出すかもしれず、最初の内は、こちらが先にハブを見つけてやろうと警戒しながらの山登りでした。平日だったせいか山の中で出会った登山者は一人だけでした。こちらも単独、あちらも単独(ガイドブックにはハブがいるため単独は厳禁と書いてありました)いやはやハブがいようと単独行の楽しさには代えられぬか。
結局、野生のハブに遭遇することはありませんでした(残念?いえいえ、ほっとしました)。実際にはハブよりも危険なのは鋭利な石灰岩でした。2億年ほど昔、海の中にあったサンゴ礁が隆起し、雨水に溶けて鋭利となった石灰岩の山が沖縄のあちこちにあります。今回一度だけ登山靴を引っ掛け、転倒し、腕を打撲しましたが、ハブ対策として厚着していたおかげで、軽傷で済みました(なんくるないさぁ)。軽装だったら、大ケガになりかねません。鋭利な石灰岩のある山を登る時は要注意です。
それにしても沖縄の山は、本州と違って植生が亜熱帯のものなので、とても興味深く、新鮮な驚きがあちこちに潜んでいました。楽しい山行でした。
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