高松岳と山伏岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 938m
- 下り
- 938m
コースタイム
天候 | 雨のち晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく踏まれた登山道 |
その他周辺情報 | 泥湯温泉。川原毛地獄の大湯滝(野湯)もある。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
カメラ
シュリンゲ
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感想
栗駒山の西にみちのくの深山の数々が居並ぶ。アクセスが悪い山域で高い自然度が期待できる。この日、その雄ともいうべき高松岳、山伏岳に登る。泥湯温泉の少し西から、まず高松岳を目指す。深い自然林の中を進むと眼前に濛々と湯気を上げて熱湯が噴き出している。新湯である。熱くて入れそうもない。今日は時間もないので、眺めるだけで先を急いだ。雨が上がって青空が顔を出してきた。眼前には雪を残した高松岳がもっこりと現れ、よーし、という気持ちの高まりに押されて登っていく。雪が漸く融けた地面からは山菜が随所に顔を出している。好天に助けられて行軍し、解放感あるれる高松岳山頂に達する。神室連峰はなおも豊富な雪で覆われていて、アルパインな眺望が魅力的だ。ここからさらに頑張って山伏岳へと向かう。こちらは山頂直下で急登をこなすこととなるが、ジャンダルムから屏風岳の眺めが高度感あふれて爽快である。山頂でゆっくりとする間もなく、川原毛へと下山を急ぐ。登山口からは自動車道路を泥湯方向へと進む。左手には川原毛地獄の遊歩道が眺められる。何年も前、ハンガリー人の友人家族と共に、川原毛地獄を訪れたのも懐かしい思い出である。まだ訪問者も少なかった当時、大湯滝の半ばまでフリxxで登って湯浴みをしたなあ。
短い距離だが足が棒になってからの駐車地まで、随分長く感じる。車に戻ってさあ、大急ぎで泥湯へ。古風な泥湯集落の雰囲気に酔いしれながら広々とした露天風呂を独占する。その酸性泉が野趣満点である。泥湯は我々の同僚が冬場に雪の穴にたまった硫化水素ガスを吸って、家族もろとも命を落とした悲しい場所でもある。この家族を悼み、大きな追悼碑と説明版が立っている。
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