今年10回目の大文字山は三条通りから 三つ葉躑躅と桜に会えた

2022年03月24日(木) [日帰り]

• GPS: 07:09
• 距離: 18.0km
• 登り: 856m
• 下り: 844m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:02
• 休憩: 0:07
• 合計: 7:09

7:48 スタート地点
8:04 8:05 粟田口隧道ねじりまんぽ
8:08 8:09 インクライン
8:19 8:21 日ノ岡
8:48 8:49 神明山
10:12 10:12 大日山
12:45 12:46 蔭山
12:58 12:58 柳山
13:10 13:11 諸羽山
14:21 14:21 七福思案処
14:57 ゴール地点

天候

晴れ

コース状況／危険箇所等

如意寺本堂跡から谷を降りるつもりだったが気持ちが萎えるほどの倒木でさっさと諦めた

写真

3/24 7:47

今朝の平安神宮。反対側では袴姿の若い女の子が沢山、卒業式でもあるのかな？

3/24 8:02

インクラインを登って行く。

3/24 8:04

朝の桜はこんなものだった。

3/24 8:11

疏水の乗船場も気配が無いが、まだやっていないのだろうか。

3/24 8:13

蹴上の坂。古老に聞いた話ではこの坂を荷車で登って山科への納品は大変だったらしい。勿論そんな古い事を私は知らないが。

3/24 8:20

今日はここから尾根に入る。ネットで調べても九条山と言う山は無いらしいが、元々この辺りの土地は九条家の持ち物だったことで九条の山となったらしい。まあ、三条通りに九条山は無いだろうと思っていたが。

3/24 8:20

先ずは住宅街への階段を登る。

3/24 8:26

住宅街を抜けここを左へ。

3/24 8:26

舗装路を進むと

3/24 8:27

広場に出る。この辺りが国土地理院の地形図にある鳥居の記号の所だと思う。ずっと以前、最初にここへ来た時から何も無かった。

3/24 8:28

崩落防止の工事がされている。最初に来た時は工事はされてなかった。

3/24 8:30

尾根にはそれなりの道跡がある。

3/24 8:32

テレビの受信設備もある。この辺りが九条山の核心部？

3/24 8:39

そして伊勢神宮遙拝所。

3/24 8:39

遙拝所から見える唯一の西側の景色。

3/24 8:41

蹴上線の変電所。

3/24 8:49

P218標高点では一番古くからある山名プレート。

3/24 8:50

最近、36峰で見かけるプレートもある。

3/24 8:50

その下には手書きのものがあるが、このクラブの前身には私も入っていた。私の会員ナンバーは4000番台だったのが懐かしい。

3/24 8:51

おっと、もう一枚古いのがあった。しかしこれは今日初めて知った。

3/24 8:55

東山トレイルとは別の尾根道を行く。ずっと以前から有って気になる放置された石碑。かささのみさきと読むのだろうか？

3/24 8:57

ここから一寸だけ潜って越えて。

3/24 8:58

そして最後に潜る倒木。

3/24 9:02

其処を過ぎると倒木は無い。

3/24 9:03

日向大神宮から来るトレイル道と交差する。

3/24 9:05

右に降りると南禅寺。左奥は以前に大日山のプレートが何枚も付いていた所。

3/24 9:06

そのまま奧へ入って

3/24 9:10

以前、プレートがあったと思われる所を探すも何も発見出来ず。

3/24 9:13

椿が沢山咲いていたので一つ割って舐めてみた。蜜が甘くて美味しかった。

3/24 9:27

駒ヶ滝から七福思案処への道の谷出合の沢山の神を祀っている所まで来た。

3/24 9:29

小さな社などある谷を登って行く。

3/24 9:35

谷には古そうな焼き物の欠片。

3/24 9:36

そして、上のお墓から流れ下ってきたであろう遺物もある。

3/24 9:39

寺院跡の広場に着いた。

3/24 9:45

この瓦のある所まで回り込んで尾根を登って行く。

3/24 9:50

疎らに木の生えた歩き易い尾根。

3/24 9:51

ここか

3/24 9:53

または、ここがピークだろう。

3/24 9:53

その側には深く掘れた凹みがある。ひょっとするとこれも舞�豢�襲で余った爆弾を落とした言う跡だろうか？

3/24 9:55

トレイルに出て大文字山方向へ。

3/24 10:11

P326標高点は大日山。

3/24 10:12

これも

3/24 10:12

これもいつもの通り。

3/24 10:14

数少ないトレイルの展望所。正面に御池通りと右下には平安神宮の大鳥居。

3/24 10:40

ここからいつもの通り破線の道へ。

3/24 10:44

檜尾古寺跡を過ぎて如意越えの道に向かう。

3/24 11:02

ゾロ目の標高点P444。

3/24 11:02

最近付いたこのプレートも健在。

3/24 11:08

ついでに深禅院跡と言われる所にも降りてみた。

3/24 11:10

いつもの遺物も変わりなく。

3/24 11:09

以前、深禅院跡から下に続く谷を降りてみたが酷い倒木で潜ったり、跨いだり、避けたりしてズボンはドロドロ、下の道まで1時間も掛かってヘロヘロになった。

3/24 11:21

雨社を過ぎ下側の如意越えの道に入る。

3/24 11:29

如意寺本堂跡、お願い観音の場所でもある。

3/24 11:29

ここには牛の形をした大岩があるらしいがこれしか見つからない。牛に見えるかな？

3/24 11:34

今日は初めて本堂跡から続く谷を降りる計画だったが、これじゃとても足が向かない。

3/24 11:34

と言う事で東側の尾根を降りることにした。

3/24 11:36

途中で谷を覗いたが、まだ駄目だった。

3/24 11:47

谷も殆ど終わりになってやっと谷に入る。

3/24 12:03

藤尾奥町から雨社に向かう谷道を横切って。

3/24 12:03

対岸の小さな谷を登って行く。

3/24 12:07

その谷にも小さな平坦地が少々、耕作地だったのか建物跡なのか？

3/24 12:12

そして尾根道に出る。

3/24 12:19

P381標高点。比較的新しい毘沙門山のプレート。

3/24 12:20

これはPHさんのプレート。

3/24 12:38

尾根を降りて行くと蹴上線の3番鉄塔。朝通ったのは始まりの変電所だった。

3/24 12:45

陰山のピーク。

3/24 12:47

少し新しいプレート。

3/24 12:58

次の柳山は一番古いものだけが今残っている。

3/24 13:05

この消えかけた白岩のプレートも古い。

3/24 13:06

この中でどれが白岩？

3/24 13:09

諸羽山もこれと

3/24 13:10

これの2枚。

3/24 13:18

諸羽山で遂に咲いている三つ葉躑躅に出会えた。

3/24 13:18

こんなに咲いているのは1本だけで後は1輪、2輪のものばかりだった。

3/24 13:28

諸羽山を潜る疏水のトンネル。

3/24 13:58

朝は気配すら無かった疏水のボートが追い越していった。乗客はにこやかに手を振って通り過ぎた。

3/24 14:01

疏水から七福思案処へ向かう。途中のメタセコイヤの林では木の先端が緑っぽく見えた。

3/24 14:07

しかし低い枝を見るととてもじゃないが緑には見えない。気のせいだったか。

3/24 14:03

堰堤の池では亀が甲羅干し、もうこんな季節なんだな。

3/24 14:39

南禅寺では桜が咲いていた。

3/24 14:39

今年は今日初めて咲いた桜を見た。

3/24 14:42

野村美術館横から疏水を歩く。南禅寺界隈ではこんな小さな疏水が縦横に走っていてなかなか風情のある風景を醸している。

3/24 14:57

そして帰りも平安神宮、朝より人は多い。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

yjin

何時も北側ばかり歩いているので、今日は南側を重点的に歩いて見ようと思った。そして桜や三つ葉躑躅もそろそろ咲く頃だろうしそれも見ることが出来れば嬉しい。そして九条山から始めて諸羽山で終わるコースを考えた。

最近、東山36峰も新しいプレートがチラホラ増えて来た。そこで以前あった大日墓地裏の広場も寄ってみたがここは何も無かった。あるいは新しい場所で復活しているのかもしれないが。

そして今日は如意寺本堂跡から降りる谷を目玉にして計画を立てたが深禅院跡の谷より酷い倒木で一歩も踏み込むことが出来なかった。それ以外はほぼ計画したルートで歩けたし三つ葉躑躅も桜も予想以上の好結果だった。今日はこれで良しとしておこう。

コメント

sayup18

yjinさん。こんにちは。

　伊勢遙拝所の西側のルートを早速確認してきました。家に帰ってくると、
私の少し前にyjinさんも同じ所を訪れていてびっくりしました。

　yjinさんの11枚目の写真の崩落防止の工事の箇所が、前回コメントした苦い思い出の箇所のようです。今回の私は、yjinさんのレコを元に、神社の鳥居マークの方に回り込むと意識していたら、何となく踏み跡を発見して、お地蔵さんの後ろに出てきました。

　今回のレコでも興味を持ったルートがありましたので、私も探索してみたいと思います。今後ともマニアックなレコを楽しみにしています（笑）

yjin

sayup18さん　おはようございます

早速確かめられましたか。
北側から回ってくると踏み跡が一杯あって広場へ出るコースの選択が難しいです。

しかし三条通りには九条山南登山口と言う立派な標識もあるので、テレビ受信アンテナのある尾根はかってはよく使われた道なんでしょうね。

大文字山の南側、南禅寺の裏山辺りから如意越えの道、藤尾奥町から雨社へ抜ける谷道などに三井寺関連の寺院が沢山あった様で京都府立図書館で館内閲覧の遺跡調査報告書を繰って調べています。山中で遺物に出会うのは希ですが人工的に整地されたであろう平坦地に出会うと、１０００年ほど前の人もここを歩いていたのだろうかと思いをはせて嬉しくなります。