渋御殿湯〜黒百合ヒュッテ〜天狗岳〜黒百合ヒュッテ〜渋御殿湯
- GPS
- 06:23
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 897m
- 下り
- 886m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 6:20
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
渋御殿湯までのアクセス道路は、3/27の時点では完全な夏道になっており、ノーマルタイヤの車でもアクセス可能な状況になっていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届は、天狗岳登山口にあたる沢を渡る橋の手前の小屋に設置されている。 登山路は、橋を渡った先から雪道となる。ただし、3/28の時点では、凍結箇所は無く、ツボ足で登れた。黒百合ヒュッテ前でアイゼンを装着した。 登山路では、登りと下りのすれ違い時に、登山路を外れると踏み抜く可能性があるので、すれ違い時の退避場所の注意が必要。また、天狗岳の山頂直下は、急斜面の登り/下りとなるので、アイゼンを引っかけないように注意したい。 |
その他周辺情報 | 渋御殿湯: https://www.gotenyu.com/ |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
3/27は、山岳会の仲間と一緒に八ヶ岳の東&西天狗岳に登ってきた。当初週末の天気は雨の予報だったが、天気の回復が早くなり晴れ予報に変わったため、天狗岳を目指したが、途中の天気は、まだ回復途上で八ヶ岳はガスに覆われていた。天狗岳登山口にあたる渋御殿湯へのアクセス道路の凍結が気になっていたため、途中でチェーンを巻いて登ったが、道路に雪も凍結箇所のなく、スムーズに渋御殿湯駐車場に到達でき、安堵した。
天候も徐々に回復し始め、登山を開始する頃には、青空が拡がり始めていた。
黒百合ヒュッテまでの登山路は、雪道だったが、凍結箇所は無く、ツボ足で登れ、9:35に黒百合ヒュッテに着いた。ここでアイゼンを装着した。黒百合ヒュッテのテント村には、多数のテントが設営されており、高校生の春山合宿の用途が多かった。
中山峠を過ぎると、前方にこれから登る東天狗岳と西天狗岳が見えてきてテンションが上がった。高度を上げるにつれて、眺望が開け始め、振り返ると浅間山や北アルプスの山並みがくっきり見え始めた。高校生の団体とすれ違ってから、一気に急斜面を登り、11:04に東天狗岳山頂に到達した。山頂からは、360度の眺望が得られ、これまで登った中で一番良好な眺望に興奮を抑えきれなかった。山頂からは、赤岳や阿弥陀岳の南八ヶ岳の峰々が迫力のある稜線が延び、その後方には北岳や仙丈ケ岳の南アルプスの峰々が鎮座していた。目を南西に転ずると、木曽駒ケ岳や空木岳の中央アルプスの峰々の白い稜線が延びており、更に西に目を転じると、御嶽山、乗鞍岳の先に穂高岳や槍ヶ岳〜後立山連峰の長い稜線が延びていた。更に北には、火打山や妙高山〜谷川岳〜日光白根山に続く上越国境の峰々が望まれた。
後続の登山者が次々と山頂に登ってくるので、次の目標の西天狗岳に向かって稜線を下り、雪の稜線を登り返し、11:36に西天狗岳山頂に到達した。山頂からは、北アルプスや南アルプスの峰々が更にクッキリ見通すことが出来、大満足の山行となった。山頂の風を遮れる東斜面で昼食休憩を摂り、12:07に下山の途に就き、12:58に黒百合ヒュッテに戻った。
黒百合ヒュッテでアイゼンを外し、ここからツボ足で下り、14:16に渋御殿湯駐車場に帰着した。
今回は、5月の連休を思わせるような温かい陽気のなか、東天狗岳&西天狗岳に登って360度の眺望を堪能することが出来、大満足の山行となった。前日の季節風と雨で空中のチリが取り除かれたお陰で、山頂からは、多分これまでで最多となる日本百名山の35座を確認できる最高の眺望だった。
それにしても「歩くペース」早すぎじゃないでしょうか?
コメントありがとうございました。3/27は、本当に素晴らしい眺望に恵まれ次から次へとこれまでに登った山を同定することが出来、それぞれの山の思い出が蘇って来て至福の時間を過ごすことが出来ました。
なお、登頂スペースは、どの区間を見て判定しているのかわかりませんが、多分下りの時間で判定したものと思います。ツボ足で転ばないように滑りながら下ったための値だと思います。
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