一等三角点の山・城峯山を石間交流学習館から周回(中郷登山口→南尾根→山頂→表参道→男衾登山口)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 875m
- 下り
- 865m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●石間(いさま)交流学習館駐車場 石間川に架かる万年橋の手前に万年橋バス停があり、橋の袂には「石間学習交流館→」の標識がありますので、右折して県道363号線(石間下吉田線)に入ります。集落の中の狭い道を抜けて、バス停からは3.8km程先に学校建物が見えてきます。これが石間交流学習館(旧石間小学校)。県道沿いに無料駐車場がありますので、そちらを利用させていただきました。詰めれば8台程度は駐車可能のようです。 最寄りのコンビニは、24時間営業のセブンイレブン秩父吉田町店(埼玉県秩父市吉田久長164-1)でした。 http://www.city.chichibu.lg.jp/6625.html ●公共交通機関 西武秩父駅からは、西武バス秩父吉田線で万年橋バス停まで約40分。バス停から石間交流学習館までは徒歩で約50分です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
城峯山(じょうみねさん)は、埼玉県秩父市、皆野町、神川町の境界にある標高1,037.7mの山です。山頂には一等三角点と電波塔があり、この電波塔の下部は展望台となっていて、360°の眺望があります。 私は、石間交流学習館駐車場を起点に中郷登山口から南尾根を使って登り、下山は城峯神社を経由して表参道→男衾登山口→駐車場までを周回して歩きました。 ●全体的に 中郷登山口から300m程は舗装道路を登っていきます。トレイルに入ると道幅が狭い箇所もあり、よく踏まれている登山道といった雰囲気は薄いです。ただし、踏み跡は明瞭で、勾配はソコソコ。浮き石は少なく歩きやすいです。要所に指導標識がありますので、迷うことはないと思います。 稜線に出ると、多少のアップダウンを繰り返し、城峯山まで距離を稼ぎながら進みます。山頂までの間、4〜5箇所のロープ場がありますが、登りではロープを使いませんでした。難易度は低めです。 この山の斜面は、檜が覆っており、眺望がないのが残念です。上部では僅かに武甲山などのビュースポットもあるにはありますが、単調に感じてしまいます。 山頂の電波塔に設けられた展望台からの360°の眺望は素晴らしく、春霞で八ヶ岳や筑波山などは見えませんでしたが、冠雪した日光連山、浅間山、近くは両神山などがよく見えて、申し分ありません。 下山は表参道を使いましたが、やはり単調。多少の浮き石と戯れながら、男衾登山口までは、南尾根よりも距離が随分と短く感じました。下山開始から30分程でしょうか。後は舗装路歩きで駐車場まで戻ります。 水場は、どちらの登山口近くの集落にそれぞれあります。写真を参照してください。トイレは城峯神社、水車小屋にあります。私のau携帯は、山頂付近では電波が不調でした。 |
その他周辺情報 | ●道の駅龍勢会館 県道37号線沿いにある道の駅。地元産の野菜や味噌を販売しています。営業時間は 9時〜16時30分、火曜日休館(祝祭日は開館、翌日休館)ですが、直売所は無休だそうです。 https://www.michinoeki-network.jp/ryuusei/ ●本格手打ち蕎麦「本家 原」 秩父市寺尾にある古民家を利用した蕎麦屋さん。週末は混雑するようで、私は下山後、丁度、開店時間(11時)に到着したのですが、駐車場はほぼ満杯。私が入店すると直に店内は満席になりました。 もりそば(750円)と天ぷら盛り合わせ(1200円)を注文したところ、10分ほどで提供。蕎麦は盛りがよく、固めで噛み応えあり。薬味はネギ、ワサビ、大根おろしでした。天盛りは、大ぶりのエビと10種類の野菜。どれも美味しくて食べ応えがありました。店を出ると、外には行列ができていましたが、人気なのもよく分かります。営業時間は11時〜18時、火曜定休。 https://tabelog.com/saitama/A1107/A110701/11029053/?msclkid=311d9e11ad8e11ec87f16ffcf5d2808e ●秩父温泉「満願の湯」 露天風呂から渓流を眺めて。久しぶりに利用しました。大人650円。営業時間は10時〜21時で、年中無休です。 https://www.chichibuonsen.co.jp/?msclkid=c7026085ad8f11eca406468eecbe6242 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
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感想
前回は、3月5日に歩いた長淵山ハイキングコースの記録をアップしましたが、登山仲間から「連れて行け」とのお話しをいただき、先週、再度同じルートをグループで歩きました。
さて、今回の行き先をどこにしようかと考えてガイドブックを読んでみたら、「一等三角点と電波塔のある山」と記されている城峯山が目に留まったのです。電波塔下部は展望台になっており、「360°の眺望が抜群」とあります。
「奥武蔵・秩父」の山域には、百名山の両神山、秩父の顔とも言える二百名山の武甲山といったスターがいて、脇には伊豆ヶ岳、武川山、蕨山、堂平山、宝登山などが控えています。
一方、城峯山は秩父市街からは遠く、「○名山」等の看板もなく、山は檜に覆われて眺望に乏しく、変化の少ない単調な山歩きとなります。しかし、人工物(鉄塔)の助けを借りてはいますが、山頂からの眺望は期待以上のものがありました。
歩く人の少ない静かな尾根歩きも味わい深く、城峯山はスターのような華はなくても、生涯一度は「助演男優賞(女優?)」をとらせてあげたい山かな、と。光沢のある金銀ではなく「いぶし銀」の魅力といったものを感じました。
石間交流学習館の2階には秩父事件の資料を展示しているそうです。事件の主力となったのは、吉田の出身者なのだとか。時代に翻弄された秩父の方々の苦難があるようで、見る景色も違ってくるように感じます。
http://www.chichibuji.gr.jp/chichibujiken/
里は菜の花が咲いて、春の陽気になりました。今日、東京では桜が満開になったそうですが、秩父の桜はまだ蕾み。これからが楽しみです。
コメント
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