久々に緊張感&達成感 丸山~芦倉山周回


- GPS
- 11:00
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,524m
- 下り
- 1,511m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ブッシュあり、雪割れあり、急登の危険カ所あり アイゼン、ピッケル必携 |
写真
感想
車中泊、時間は長いが眠りは浅い。(>_<) 天気図、天気予報を確認して快晴間違いなしと安心していたのに、3時頃から小雨。うっそ~(T_T)ロングコースのため5時発の予定だったが、気分が乗らずダラダラと。結局出発は30分遅れ。
今日は初河山~丸山に挑戦する予定だ。丸山の到着時間によって芦倉周りにするか、神鳩ノ宮周りにするか決めるつもりだった。
〇中居神社P~取付き
前日の下見で林道にはまだ1m弱の雪があることは分かっていた。夏なら40分だが、雪道なので1時間くらいかと思っていた。しかしとんでもない1時間半かかってしまった。一番の理由があの滑り台。万一滑り落ちたらアイゼンでは泳げないどころか沈んでしまう。緊張した。
〇取付き~初河山
角から攀じ登ったが、数十m進んで右斜面を登れば楽だったと知った。それはトレースがあったからだ。このトレースには芦倉山まで助けられた。心強くかつRF時間の短縮ができた。
h1450mに雪壁があった。雪が締まっていたのでアイゼンで直登できないこともなかったが、安全のため左からまいてクリアした。芦倉直下に比べれば序の口だ。h1500mで一度藪に突っ込む。10mくらいですぐ突破。
雪割れはあるが快調に初河山に到着した。西風が冷たかった。
〇初河山~丸山
100m位下って登り返す。精神的にきつい。h1700mで雪割れ、行ける所まで行って尾根の藪に突っ込む。尾根の北側に回り込んでH1700mの肩を目指した。あとは山頂まで気持ちのいい尾根歩き。山頂標識は最高点から少し北の木に掛けられていた。
〇丸山~芦倉山
締まった雪とトレースのお陰で予想以上に速い到着となった。迷わず芦倉山を目指した。丸山を出発して直ぐに急な下りとなった。トレースは尾根芯を避け右側の広い急な斜面にジグザグに付いていたので、ゆっくり慎重に下った。西側の斜面から藪尾根を横切って東の雪へ出る所もあった。
P1670mは雪庇下を通過し、藪の斜面を登った。P1669m は通過後藪となり、暫く藪尾根を下ってから雪に出た。
そして一番危険な芦倉山直下の急斜面に差し掛かった。遠くから見ても急そうだったが、直下で見上げると「え~ここ登るの。勘弁してよ。」と言いたくなる。トレースもたじろいだ様子が窺える。
ピッケルを取り出しアイゼンを蹴り込んで登って行ったが、登るにつれ更に急になってくる。あと10m位の所に雪割れがあり、トレースが分からなくなった。直登するか?右のブッシュに逃げるか?悩んだ末に直登にした。最初の数歩が不安定で怖いが、万が一落ちても雪割れの中だから何とかなると判断した。
雪は固く蹴り込んでも靴先がめり込まない。これなら行けそうだ。ピックを突き刺し体を引き上げること10回くらいで傾斜が緩みだした。何とか危機を脱した。
山頂に着いても心臓がドキドキしているのが分かった。相当緊張していたんだ。山頂には6人位のPがいた。数年前の記憶通り素晴らしい眺望だ。
〇芦倉山~P
前回同様西の尾根を下り、林道に出るコースを選んだ。東から南尾根を下る方が時間的には早そうだが、林道の方が安心できるから。
だが雪が多く林道下りは時間がかかった。明るいうちに下山できてよかった。
※感想
ここ数ヶ月、チマチマした山や山から逸れてお遍路やらで達成感を忘れていた。久しぶりに緊張感と達成感を味わえた。
丸山~芦倉間は地形図上では大したことなさそうに見えたが、とんでもなかった。他人のレコを十分検討することが必要と反省した。
ともかく念願の丸山に登れたのでぎふ百山も残り8座となった。メチャメチャ難しい山はなさそうなので面白そうなコースを考えて登っていこう!
コメント
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ロングコースの周回お疲れ様でした。
帰りに朝なかった林道にアイゼンを付けて足跡が有りどこへ行ったのか?とみんなで話していました。
中部県内人はやっぱり考える事一緒なんですよね~
今度はきっと会えるんじゃ~ないですか!
林道入口のクルマ私のでした(^_^*)
山スキーも楽しそうですね‼️やりたい気持ちもありますが、手を広げ過ぎるとどれも中途半端になりそうなので…👋
そうです!
どこの山も遠いのでいつも道の駅で車中泊して登っているので探して居たら声掛けてください。
4月はなかなか行けないですが~
芦倉山の北斜面をスキーで登り降りしたんですか。恐れ入りました🙇♂️
ここまで来て引き返せないので登りましたが、避けれるものなら避けたい斜面でした😅
赤布気が付きませんでした。後は帰るだけの気持ちで見えていても記憶に残ってないのかも…
ここの尾根は緩やかできれいな尾根ですね。
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