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Yamareco

記録ID: 4121773
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白山

久々に緊張感&達成感 丸山~芦倉山周回

2022年03月28日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:00
距離
20.1km
登り
1,524m
下り
1,511m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:30
休憩
0:28
合計
10:58
5:32
78
6:50
6:50
100
取付き
8:30
8:30
39
h1450m
9:09
9:10
103
10:53
10:57
53
11:50
11:50
54
P1669m
12:44
13:07
38
13:45
13:45
150
林道出合
16:15
16:15
15
朝日添橋
天候 曇りのち晴
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
ブッシュあり、雪割れあり、急登の危険カ所あり
アイゼン、ピッケル必携
前日の石徹白林道の入口の様子
左は野伏ヶ岳
2022年03月27日 15:12撮影 by  iPhone 7, Apple
3/27 15:12
前日の石徹白林道の入口の様子
左は野伏ヶ岳
最初の難関
どこを歩けばいい?アイゼン装着
2022年03月28日 06:28撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/28 6:28
最初の難関
どこを歩けばいい?アイゼン装着
雪の回廊
トレースは前日のものか?感謝
2022年03月28日 08:17撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/28 8:17
雪の回廊
トレースは前日のものか?感謝
野伏ヶ岳と小白山
2022年03月28日 08:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
3/28 8:25
野伏ヶ岳と小白山
h1,450mにある雪壁
左にトラバースしながらクリア
ここはまだ余裕あり
2022年03月28日 08:35撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/28 8:35
h1,450mにある雪壁
左にトラバースしながらクリア
ここはまだ余裕あり
初河山から丸山
うわー!大変な登り返しだ。
2022年03月28日 09:14撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/28 9:14
初河山から丸山
うわー!大変な登り返しだ。
雪割れ。左のブッシュに逃げる。
2022年03月28日 10:04撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/28 10:04
雪割れ。左のブッシュに逃げる。
丸山まで、あと少し。気持ちのいい稜線歩き
2022年03月28日 10:16撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/28 10:16
丸山まで、あと少し。気持ちのいい稜線歩き
丸山山頂から白山
2022年03月28日 10:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/28 10:33
丸山山頂から白山
野伏ヶ岳
2022年03月28日 10:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
3/28 10:33
野伏ヶ岳
山頂標識を見つけて
白山をバックに
2022年03月28日 10:52撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/28 10:52
山頂標識を見つけて
白山をバックに
丸山を振り返る
ブッシュの左をジグザグに下りブッシュ巻いた。
2022年03月28日 11:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/28 11:33
丸山を振り返る
ブッシュの左をジグザグに下りブッシュ巻いた。
P1670の雪庇
この下を通過。こわ~
2022年03月28日 11:42撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/28 11:42
P1670の雪庇
この下を通過。こわ~
芦倉山
頂上直下に怖ろしい急登が…。
2022年03月28日 12:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/28 12:12
芦倉山
頂上直下に怖ろしい急登が…。
急登に差し掛かった。ここを登るしかなさそう。
登りきれば山頂だが…。ビビッてます。
2022年03月28日 12:20撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/28 12:20
急登に差し掛かった。ここを登るしかなさそう。
登りきれば山頂だが…。ビビッてます。
急登の途中で芦倉山から丸山を振り返った。
右手前が丸山、左奥が銚子ヶ峰
2022年03月28日 12:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/28 12:24
急登の途中で芦倉山から丸山を振り返った。
右手前が丸山、左奥が銚子ヶ峰
芦倉山にて登頂記念に
山頂でも心臓ドッキドキ!
抜群の眺望
2022年03月28日 12:42撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/28 12:42
芦倉山にて登頂記念に
山頂でも心臓ドッキドキ!
抜群の眺望
御嶽山が見えました。
透明度はイマイチ
2022年03月28日 12:48撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/28 12:48
御嶽山が見えました。
透明度はイマイチ
下りで芦倉山直下の雪庇を見上げた。
あの下を攀じ登ったんだ。恐ろしさが蘇った。
2022年03月28日 13:16撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
3/28 13:16
下りで芦倉山直下の雪庇を見上げた。
あの下を攀じ登ったんだ。恐ろしさが蘇った。

感想

 車中泊、時間は長いが眠りは浅い。(>_<) 天気図、天気予報を確認して快晴間違いなしと安心していたのに、3時頃から小雨。うっそ~(T_T)ロングコースのため5時発の予定だったが、気分が乗らずダラダラと。結局出発は30分遅れ。
 今日は初河山~丸山に挑戦する予定だ。丸山の到着時間によって芦倉周りにするか、神鳩ノ宮周りにするか決めるつもりだった。
〇中居神社P~取付き
 前日の下見で林道にはまだ1m弱の雪があることは分かっていた。夏なら40分だが、雪道なので1時間くらいかと思っていた。しかしとんでもない1時間半かかってしまった。一番の理由があの滑り台。万一滑り落ちたらアイゼンでは泳げないどころか沈んでしまう。緊張した。
〇取付き~初河山
 角から攀じ登ったが、数十m進んで右斜面を登れば楽だったと知った。それはトレースがあったからだ。このトレースには芦倉山まで助けられた。心強くかつRF時間の短縮ができた。
 h1450mに雪壁があった。雪が締まっていたのでアイゼンで直登できないこともなかったが、安全のため左からまいてクリアした。芦倉直下に比べれば序の口だ。h1500mで一度藪に突っ込む。10mくらいですぐ突破。
 雪割れはあるが快調に初河山に到着した。西風が冷たかった。
〇初河山~丸山
 100m位下って登り返す。精神的にきつい。h1700mで雪割れ、行ける所まで行って尾根の藪に突っ込む。尾根の北側に回り込んでH1700mの肩を目指した。あとは山頂まで気持ちのいい尾根歩き。山頂標識は最高点から少し北の木に掛けられていた。
〇丸山~芦倉山
 締まった雪とトレースのお陰で予想以上に速い到着となった。迷わず芦倉山を目指した。丸山を出発して直ぐに急な下りとなった。トレースは尾根芯を避け右側の広い急な斜面にジグザグに付いていたので、ゆっくり慎重に下った。西側の斜面から藪尾根を横切って東の雪へ出る所もあった。
 P1670mは雪庇下を通過し、藪の斜面を登った。P1669m は通過後藪となり、暫く藪尾根を下ってから雪に出た。
 そして一番危険な芦倉山直下の急斜面に差し掛かった。遠くから見ても急そうだったが、直下で見上げると「え〜ここ登るの。勘弁してよ。」と言いたくなる。トレースもたじろいだ様子が窺える。
 ピッケルを取り出しアイゼンを蹴り込んで登って行ったが、登るにつれ更に急になってくる。あと10m位の所に雪割れがあり、トレースが分からなくなった。直登するか?右のブッシュに逃げるか?悩んだ末に直登にした。最初の数歩が不安定で怖いが、万が一落ちても雪割れの中だから何とかなると判断した。
 雪は固く蹴り込んでも靴先がめり込まない。これなら行けそうだ。ピックを突き刺し体を引き上げること10回くらいで傾斜が緩みだした。何とか危機を脱した。
 山頂に着いても心臓がドキドキしているのが分かった。相当緊張していたんだ。山頂には6人位のPがいた。数年前の記憶通り素晴らしい眺望だ。
〇芦倉山~P
 前回同様西の尾根を下り、林道に出るコースを選んだ。東から南尾根を下る方が時間的には早そうだが、林道の方が安心できるから。
 だが雪が多く林道下りは時間がかかった。明るいうちに下山できてよかった。
※感想
 ここ数ヶ月、チマチマした山や山から逸れてお遍路やらで達成感を忘れていた。久しぶりに緊張感と達成感を味わえた。
 丸山~芦倉間は地形図上では大したことなさそうに見えたが、とんでもなかった。他人のレコを十分検討することが必要と反省した。
 ともかく念願の丸山に登れたのでぎふ百山も残り8座となった。メチャメチャ難しい山はなさそうなので面白そうなコースを考えて登っていこう!

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コメント

twvv1979さん
ロングコースの周回お疲れ様でした。
帰りに朝なかった林道にアイゼンを付けて足跡が有りどこへ行ったのか?とみんなで話していました。
中部県内人はやっぱり考える事一緒なんですよね〜
今度はきっと会えるんじゃ〜ないですか!
林道入口のクルマ私のでした(^_^*)
2022/3/31 2:59
あの豊橋❓ナンバーの黒っぽいワゴン車がそうでしたか🤗野伏ヶ岳のお客さんと思っていました。次からは登山口で探して見ます。
山スキーも楽しそうですね‼️やりたい気持ちもありますが、手を広げ過ぎるとどれも中途半端になりそうなので…👋

2022/3/31 10:40
twvv1979さん

そうです!
どこの山も遠いのでいつも道の駅で車中泊して登っているので探して居たら声掛けてください。
4月はなかなか行けないですが〜
2022/3/31 20:58
3月13日に芦倉山の肩までスキーで登りました。最後の写真の所までです。西尾根の途中に赤布ありませんでしたか?スキー用に在地しておきました。芦倉山の北側の雪庇は、L字状で雪で真っ白でした。上側は落ちたか、融けたかわかりませんが、1/3くらい減っている様です。そら恐ろしい光景でした。丸山から縦走する人は、凄いです。自分は、西尾根から27日に登頂できましたが、薮と急斜面で苦労しました。頂上北側の雪の急斜面をトラバース気味に斜め登降するのが恐ろしかったです。保川の林道は、肩斜面になっていませんでしたか?
2022/3/31 10:51
保谷林道のスキー跡はkameyamaさんでしたか。芦倉取付きを過ぎて源頭までの真ん中にある橋の手前が肩斜面になっていました。でも石徹白の林道に比べれば傾斜も若干緩く、距離も短いので楽でした。
芦倉山の北斜面をスキーで登り降りしたんですか。恐れ入りました🙇‍♂️
ここまで来て引き返せないので登りましたが、避けれるものなら避けたい斜面でした😅
赤布気が付きませんでした。後は帰るだけの気持ちで見えていても記憶に残ってないのかも…
ここの尾根は緩やかできれいな尾根ですね。
2022/3/31 15:57
プロフィール画像
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