鴨沢→雲取山ピストン(2月豪雪の爪跡)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- --:--
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 1,662m
- 下り
- 1,656m
コースタイム
奥多摩小屋13:50 -14:30雲取山14:45 - 15:05奥多摩小屋 - 15:25 ブナ坂分岐 - 16:00 七ツ石小屋下 - 17:10小袖乗越 - 17:35鴨沢BS
天候 | 晴れのち曇り 午後に西から変な雲がやってきて、とたんに気温がぐっと下がった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7:25小菅行きバスで深山橋へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
国道411号(青梅街道)はしっかり除雪されている。 鴨沢から小袖乗越に入る車道は崩落があったようで通行止め。 (お祭り方向からなら入れるかもしれない) 雪は鴨沢ー小袖乗越(登山道)=薄く着雪(アイゼンなくてもだいたい大丈夫) 小袖乗越 - 七ツ石小屋 = 日当たりのよい斜面は一部どろどろ、樹林帯に入ると着雪。 石尾根合流点 - 雲取山 = トレースから外れると浅くて膝下、深いところは相当ありそう。 小袖乗越の雲取山登山道入り口からスノースパイク着用。 七ツ石山の下巻き道の桟橋が崩壊。 (通行止めですが・・・帰りに迷い込んだ) |
写真
感想
元旦のナイトハイク以来、サボってばかりだったので、
リハビリで1日しっかり歩いてきた。
行き先は迷った末に、自宅近辺で行きなれた雲取山へ。
雲取山は、冬場に数回登ってるものの、今回のような大雪は初めてだったので
2週間ほど様子を見た末に決行。
自宅近くの駅から始発に乗り、7時過ぎに奥多摩に到着。
駅前で消防署の人が、火の扱いと登山時の遭難について注意を呼びかける
チラシを配っていた。
自分が最速で奥多摩に着くタイミングに鴨沢〜丹波方面のバスはなく
小菅行きのバスで代用。
バスの乗客は4人。深山橋で降りたのは私だけ。
(深山橋から鴨沢まで30分程度歩き)
鴨沢のバス停でもろもろ準備をして登り始める。
公園横の坂を登って歩道に入ると早速道に雪が付き始める。
よく踏まれているものの凸凹で歩きにくい。
小袖からはスノースパイク装着。
序盤の廃屋あたりまでは、所々土が出ていますがその後はずっと雪。
途中の水場は、下側の排水管が確認できたものの上段は雪に埋れていた。
堂所を過ぎて斜度が上がり始めたあたりから腰が痛くなりペースダウン。
途中、七ツ石小屋下分岐に「巻き道崩落。通行止め」の注意書きが。
七ツ石小屋まで登り、木のベンチで腰周りをストレッチ。
小屋の水場は大丈夫でしたが、沢のほうは雪に埋もれて確認できず。
雪と腰痛の影響が大きく、七ツ石山は普段よりも30分程度遅く到着。
頂上でご夫婦1組が昼食中。
あまり時間がないので、写真を少し撮ってすぐにブナ坂へ。
エスケープの巻き道と唐松谷方面をチェック。
七ツ石の巻き道はしっかり踏まれているものの、下巻き崩落の立て札
は無し。
唐松谷をエスケープに使う人は、、、あまり居ないわけでトレースなし。
マイペースで登っていきますが、道中人の気配が少ない。
奥多摩小屋についたのが13時過ぎ。
少々時間がオーバー気味なものの、腰の痛みとバテ気味なのもあり
腹をくくりストーブでお湯を沸かして昼食。
あまったお湯でお茶を淹れて飲んでいると、飛竜山のほうから
黒い雲がやってきて、その後急に寒くなった。
食事が終わったのが14時前。
今の体調と雪の具合から逆算して、日没まで(17時過ぎ)に鴨沢BSに
着くには雲取山14:30がリミットと計算。
オンタイムかなということで、のらりくらり登っていく。
ヨモギの頭、小雲取と、スノースパイクのグリップで直登気味に斜面を
登る。(腰にきつい)
とはいえ、それほど急な斜面ではないので程なく雲取山に到着。
ちょっと時間オーバーですが、せっかくなのですこしぶらぶらする。
非難小屋に備え付けの温度計を見たら-5度。
寒いけれど、風があまりないせいかそれほどきつくない。
(動き回っていると汗をかくくらいで、インナー+アウターで十分)
東京側の標識と埼玉県側の標識をそれぞれ見て回り、標識の埋まり具合を
見て、今回の大雪のすごさを実感。
今回は、富士山は雲に隠れて見えず(残念)
一通り見て回り下山を開始。
腰をいたわりつつ、膝をクッションにしてざくざく小走りで戻る。
奥多摩小屋で、行きに見忘れた五十人デーロの広場をチェック。
(水場への道は判別不能)
ブナ坂分岐で巻き道へ。
が、上巻きと下巻きの分岐点が不明瞭で崩壊の注意書きがあった下巻き
へ迷い込む。
対面の尾根に七ツ石小屋下へ向かう道筋が見えはじめてようやく気づき
「やってしまったか・・・」と少々あせるけれど、とにかく崩壊具合を
確認ということで進んでいく。
七ツ石小屋下の分岐から入った巻き道のすぐの所で崩壊箇所を発見。
壊れた桟橋が雪の中に埋まっていた。
踏み抜きに気をつけつつ、慎重に通過。
事なきを得た。
その後は一気に小走りで鴨沢まで下った。
日は落ちたものの、明るいうちに鴨沢に到着。
2月の豪雪のすごさを改めて体感した山行でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する