横山岳 『ミスミソウ』 開花宣言！ 菅並起点周回、西尾根〜西峰〜北西尾根

2014年03月09日(日) [日帰り]

• GPS: 07:50
• 距離: 8.9km
• 登り: 943m
• 下り: 932m

コースタイム

登り：約3時間30分
下り：約3時間10分

08：30　菅並集落（223M）　スタート
12：00　横山岳西峰（1,132M）

13：10　横山岳西峰
16：20　菅並集落　ゴール

天候

曇り、山頂では青空がのぞく
ほぼ無風、絶好の登山日和、山頂での昼寝日和

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長浜市余呉町菅並集落、浄水場手前の道端に駐車。
昭和初期の村風景を思わせる古風な家が立ち並ぶ。

コース状況／危険箇所等

☆登り、下り、所要時間に大差無し。
　下りの方が距離が長い。西峰から北尾根へ北尾根分岐から北西尾根へ。

☆北西尾根は雪が少なく藪こぎ場所が多かった。西尾根と比較して（西尾根よりも更に）整備されておらず、ルートファインディングにも時間を要した。

☆登り、下り共、尾根道を進む。テープはあるが、一般的な登山道という感じでは無いため、道迷いには十分な注意が必要。

☆主尾根から幾つも支尾根が分かれており、特に下山時、スマホのGPS等も利用して絶対に尾根を間違わないことが重要。

☆西尾根を登り、北西尾根を下りに使うのがベターとの印象。

☆北西尾根はいきなり高い崖で終点となる。要注意！！

★横山岳及びその周辺は、湖北でも有数の熊出没エリア。
　これも要・要注意！！

写真

ecopasoさんとの待ち合わせ場所では梅が咲いていました。春ですね。

3/9 8:32

昭和にタイムスリップしたかの錯覚・・・

3/9 8:32

浄水場手前の脇道に駐車させて頂きました。

3/9 8:34

自然記念物の樹齢700年のケヤキがお出迎え。

3/9 8:42

ケヤキを少し過ぎ辺りから直登し、林道に出ます。
これ、おススメです。一応、コースとなっていました。

3/9 8:51

林道から登山道へ取次の目印の登山はしご。

3/9 8:58

どのブログにも出てくる有名スポット。

3/9 9:02

西尾根はテープもしっかりありました。

3/9 9:44

兵庫の団体御一行様

3/9 9:52

墓谷山
名前で損している不遇の山です。

3/9 9:52

平さん今日もいい写真が撮れました？

3/9 9:55

平さんが狙っていたのは西尾根と七七頭ヶ岳？

3/9 9:55

下山ルートとなった、北西尾根。
白山、別当覗きから見た観光新道とイメージがダブった。

3/9 10:08

昨日、雪が降った。
予想外の新雪に感動！

3/9 10:50

尾根にはたっぷりの新雪

3/9 10:53

たまりません。ブナ林も良し。

3/9 10:57

雪屁を乗り越える。
ラッセル隊長、御苦労様です。

撮影ご苦労様でした。

3/9 10:58

写真、撮りまくり。

3/9 11:00

豪雪の山だけあって、もう少しの間、雪が楽しめます。

3/9 11:04

気持ちのいい尾根道が続きます。

3/9 11:05

ラッセル隊長殿、任務遂行よろしく！！

本当にお疲れ様でした。

3/9 11:46

羽衣伝説で有名な余呉湖が見えてきました。

3/9 11:51

なだらかな所でラッセル交代です。

3/9 11:56

三国岳〜三周ヶ岳〜烏帽子山〜蕎麦粒山
（ちょっと自信がありません）

3/9 11:56

これは・・・能郷白山
白山は雲隠れ。

3/9 11:59

樹氷がお似合いです。

3/9 12:07

物置小屋の上には誰も登りませんでした。

3/9 12:08

吊り尾根
奥穂〜前穂にも劣らない！？

3/9 12:14

新雪を溶かし、コーヒータイム中。

楽しいひととき。

3/9 12:15

姫路の皆さん、ありがとうございました。

3/9 12:17

青と白

3/9 12:37

1時間以上もゆっくりしてしまいました。

3/9 12:39

伊吹山がかすかに

3/9 12:40

琵琶湖と竹生島もくっきり、手間には余呉湖。

3/9 13:06

横山岳の標識。少し埋もれていた部分を掘りました。

3/9 13:07

東尾根の標識

3/9 13:13

横山岳を好きになりました。

3/9 13:13

良い！

3/9 13:15

上谷山
この山も登ってみたくなりました。

3/9 13:15

名残り惜しが、下山も長いのでこの辺で昼飯終了。

3/9 13:47

さー下山開始です。登った尾根を眺めながらの楽しい下山でした。

3/9 14:51

朝登った西尾根を眺めながら下山します。

3/9 15:14

空中に不審物発見！何だ？

3/9 15:14

・・・熊棚でした。
地元では、横山岳は熊の山として有名。

3/9 15:37

ミスミソウ（別名：雪割草）

3/9 15:38

梅に始まり、ミスミソウで締めでした。

3/9 15:46

西尾根終点、絶壁。

3/9 15:47

そろり、そろり、トラバース。
足を踏み外したら、シャレにならないくらい急斜面。

3/9 15:48

長い西尾根でした。
北西尾根より、西尾根の方が面白かった。

3/9 16:11

林道からの正規の道、一部荒れていますが、通行可能です。

撮影機器：

DSC-HX30V SONY

感想

よしくん

琵琶湖の北端、旧余呉町と旧木之本町、岐阜県にまたいでどっしりと鎮座する横山岳。
　関西百名山
　湖北の名峰
　花の山
　滝の山
　山岳信仰の霊場
　近江有数のブナ林
　吊り尾根
　豪雪の山
　熊の山・・・
捜し出したら幾らでも出てくる、出てくる・・・やはり名山であった。

鈴鹿では、福寿草を始めとした花の季節に入った。
花も気になるが、私としてはもう少し雪を楽しみたい。

北陸自動車道を彦根ICから北上すると、伊吹山が眼前にいきなり広がり、金糞岳と長大な花房尾根、小谷山が続く。旧木之本町に近づくにつれ、この横山岳の雄大な吊り尾根が目に入ってくる。

伊吹山に雪が無くなっても、金糞岳と横山岳はしつこいくらい雪が残る。
横山岳・・・三高尾根も登りたい、東尾根も長そう、白谷も魅力的。

今回は積雪期のバリエーションルートを選択したが、
近い内に、きっとまた直ぐに登りに来ている自分がおかしい位に容易に想像できる。

全く期待していなかった花、ミスミソウ（雪割草）にも出合えた。
花、新雪、ラッセル、晴れ、青と白、琵琶湖、そして熊棚！？

滋賀県に生まれ育って良かった、滋賀県万歳！！

ecopaso

　横山岳、近くてもなぜかなかなか行けなかった山でしたが、
今回最高のシチュエーションの中で登ることが出来ました。
高月町辺りの高時川沿いからの横山岳の雄姿を望めたときにはなぜかワクワクしてきました。
天候は、朝方は小雪もちらついていましたが、高度を上げるにしたがい、天候も良くなり
尾根道、頂上からの眺望は1,130mの山には思えない迫力を味わうことが出来ました。
これも新雪の中、ラッセル隊長のお陰で労無く登ることが出来きなによりでした。
木々に葉がないこの時期のこのルートの眺望はお勧めです。
また、頂上では、80歳のおばあさんとの会話が印象的でした。
今回ご一緒して下さったY・H・Nさんやこのルートをご案内頂いたNさんありがとうございました。

コメント

薮山雲水

花の名前は、ミスミソウだったのですね。
あの場所でお会いしなければ、気付かずに通り過ぎてしまってました。良く見つけられましたね。ありがとうございます。

ecopaso

Re: 花の名前は、ミスミソウだったのですね。
unsuiさんへ
　良いルートをご一緒できありがとうございました。
頂上でのお話の中から、私自身、まだまだ鼻垂れ小僧。 再認識。
またブログから
「リスクを引き受けられないのなら、山登りというスポーツをーーーーー」参考になりました。体力維持に努め安全第一で登っていきます。