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Yamareco

記録ID: 4151993
全員に公開
講習/トレーニング
奥多摩・高尾

(上野原駅)〜鶴島御前山〜高柄山〜矢平山〜丸ツヅク山〜舟山〜鳥屋山〜細野山〜(梁川駅)

2022年04月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:07
距離
18.7km
登り
1,612m
下り
1,498m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:29
休憩
0:32
合計
8:01
5:14
10
Times上野原駅前第3
5:24
5:24
59
6:23
6:25
62
7:27
7:31
46
8:17
8:24
10
8:34
8:34
29
9:03
9:08
2
9:10
9:10
13
9:23
9:26
14
9:40
9:41
20
10:01
10:02
16
10:18
10:18
16
10:34
10:34
32
11:06
11:06
14
四等三角点(尾崎)
11:20
11:20
24
11:44
11:45
6
11:51
11:52
58
12:50
12:52
15
13:07
13:12
3
13:15
梁川駅ホーム
本格登山シーズンに向けて体力作りや装備点検のために、冬の間は、計画コースタイム最大6時間程度としていたものを、8時間のコースで組んだ。また、早朝スタートでは流石にレインウェアを羽織ったが、最終的には盛夏用のL2、サポーター機能付きタイツの上にはショートパンツ、足底とつま先以外は通気性の良いソックスなどのテストを行った。
結果として体力不足。いつもの計画6時間で実績5時間とは行かずに計画=実績という結果に。普段より+4Kmの壁が厚かった。アップダウンも比較的多くふくらはぎと腿にかかった負荷はサポートタイツだけでは支えられずに(膝は問題なかった)、ツムラのお世話にもなった。そうなることを見越してクエン酸チャージをハイドレーションから約1リットル摂取しても予防できなかった。となれば、週2日の在宅勤務で体力・筋力そのものが落ちているとしか思えず、日頃のトレーニングが如何に大事か再認識した。コロナ前と比べると体重も平均2Kg増えているのでカロリー消費が足りていないのは明らかなのに、都県境縛りや冬季積雪を避けるなど理由を付けて短時間で済ませられる低山でコースを組んでいたことが結果に表れたのだと改めて反省した。
夏の北国山行では1日当たりのコースタイム12時間と言う計画も検討中なので、そこに合わせて身体を作って行こうと自分に言い聞かせました。
装備点検も不安を残したが、超汗かきなのは体質なので仕方がない。気温10度程度の山でほぼ無風の中で、夏用のL1+L2で丁度良く感じるとは、やはり盛夏は大変なことになりそうだ。また、今回のテストには組み入れていないが、半年以上登山靴を履いていない(トレランシューズ限定)し、重たい荷物も背負ったことが無い(トレラン用ザックで5Kg以下)ことも徐々に確認していく必要がある。
トレーニングは続く・・・
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
タイムズ上野原駅第3駐車場 ※駅至近
0〜24時最大料金(平日600円、土日祝700円)
コース状況/
危険箇所等
登山届は上野原駅から桂川橋手前の島田駐在所に提出
最近の天候で泥濘箇所は無く、ザレ場も少ない。
急な下りは多いですが、注意して下れば危険と言えるほどの場所はありません。
そろそろこの行程では水分補給は1リットルでは足りなくなります。
アップダウン多く体力を消耗するためいつもより行動食摂取も早めでした。
立野峠からの月尾根沢の下りは渡渉か所は多く右岸左岸を行ったり来たりしますが、足を濡らしそうな場所はありませんでした(1か所だけ深みの縁の石を渡ったので鼓動が増しました)。
その他周辺情報 JR梁川駅の駅舎は綺麗ですが無人駅(上下線ホーム共有)
JR上野原駅の駅舎は立派で、上下線のホームも改札も別々。
スタートはタイムズ上野原駅前から
1
スタートはタイムズ上野原駅前から
立派な上野原駅は5階建て
立派な上野原駅は5階建て
スタート前にトイレを借りる
※暖房洗浄ではない。
スタート前にトイレを借りる
※暖房洗浄ではない。
エレベータが3基(1/2/5階停止)
エレベータが3基(1/2/5階停止)
駅前広場から階段を上がると従来の南口もある
駅前広場から階段を上がると従来の南口もある
桂川橋手前の島田駐在所に登山届提出
桂川橋手前の島田駐在所に登山届提出
桂川橋を渡って進みます
桂川橋を渡って進みます
早朝の静けさ、鏡のような川面、朝焼け(途中)
早朝の静けさ、鏡のような川面、朝焼け(途中)
高柄山へは左ルートでも行けますが、御前山を経由したいので右に進みます。
高柄山へは左ルートでも行けますが、御前山を経由したいので右に進みます。
御前山が見えてきました
御前山が見えてきました
朝陽が完全に顔を出しました
1
朝陽が完全に顔を出しました
頑丈なフェンスを抜けてきました
※山と高原地図で「墓地」と書かれている場所です
頑丈なフェンスを抜けてきました
※山と高原地図で「墓地」と書かれている場所です
御前山登山口
更に先に進む「学校林」経由ルートもあるようですが、ヤマレコの踏み跡は薄いので、ここから入って行きます。
御前山登山口
更に先に進む「学校林」経由ルートもあるようですが、ヤマレコの踏み跡は薄いので、ここから入って行きます。
いきなり「急登」でもないか・・・?
いきなり「急登」でもないか・・・?
少し緩やかなところまで登ってきました
少し緩やかなところまで登ってきました
下界では桜がピークのようですが、山ではツツジです。
下界では桜がピークのようですが、山ではツツジです。
御前山山頂手前の偽ピークの祠
御前山山頂手前の偽ピークの祠
見ようによっては「岩を割って生えてきた木」凄い!
見ようによっては「岩を割って生えてきた木」凄い!
荒れ果てた感のある「御前山山頂」に到着
荒れ果てた感のある「御前山山頂」に到着
折れた「鶴島御前山」の下にあるのが三角点
折れた「鶴島御前山」の下にあるのが三角点
四等三角点(御前山)
四等三角点(御前山)
御前山からの下りは急に見えます。
御前山からの下りは急に見えます。
振り返って御前山
振り返って御前山
2つ目の特徴は倒木多し。この後事故が。。。
2つ目の特徴は倒木多し。この後事故が。。。
真っ直ぐに進んでしまいそうな尾根にはロープが張ってありました
真っ直ぐに進んでしまいそうな尾根にはロープが張ってありました
こんなところが多かった
こんなところが多かった
新矢野根峠の小屋
新矢野根峠の小屋
四本の支柱に各々アースが取られていました
※木造では無いので必要なんだと思います
四本の支柱に各々アースが取られていました
※木造では無いので必要なんだと思います
先に進みます
倒木の影響で曲がったのだろうか?
倒木の影響で曲がったのだろうか?
山中に良くあるダジャレ系
※書かれている内容は切実
山中に良くあるダジャレ系
※書かれている内容は切実
アカゲラの仕事?
アカゲラの仕事?
高柄山山頂が見えてきた
高柄山山頂が見えてきた
高柄山733m
山梨百名山と三角点
1
山梨百名山と三角点
三等三角点(大丸山)
三等三角点(大丸山)
大地林道に出て、見えるところに再入路あり
大地林道に出て、見えるところに再入路あり
先程すれ違った方も熊鈴鳴らしていました。
先程すれ違った方も熊鈴鳴らしていました。
左のルートが崩壊。右にルートが作られている。
1
左のルートが崩壊。右にルートが作られている。
応急手作り感満載の階段です(感謝)
1
応急手作り感満載の階段です(感謝)
大丸山頂
新大地峠
矢平山へはショートカットを選択
1
矢平山へはショートカットを選択
急な登りのようですが、まだ先が長いので体力のあるうちに進んでおきます
急な登りのようですが、まだ先が長いので体力のあるうちに進んでおきます
三等三角点(寺下村)
1
三等三角点(寺下村)
山頂から先は気持ちよさそうな道
山頂から先は気持ちよさそうな道
花を愛でる余裕も・・・
1
花を愛でる余裕も・・・
丸ツヅク山
少し小走りで
(無理矢理)富士山
1
(無理矢理)富士山
四等三角点(尾崎)
1
四等三角点(尾崎)
104430と読み取れます
104430と読み取れます
立野峠に下れば、後は駅まで一気?
立野峠に下れば、後は駅まで一気?
渡渉か所多し
山中倒木が目立った中、沢の斜面にしっかり根を張る巨木
山中倒木が目立った中、沢の斜面にしっかり根を張る巨木
人面岩?
スッキリとした鼻筋、大きな口、眉毛の長い右目
1
人面岩?
スッキリとした鼻筋、大きな口、眉毛の長い右目
山梨県の森林面積の45%が恩賜林
山梨県の森林面積の45%が恩賜林
ふにゃふにゃした感じの安心できない橋
ふにゃふにゃした感じの安心できない橋
鉄パイプを複数渡した上に木の板・・・の構造のようです。
鉄パイプを複数渡した上に木の板・・・の構造のようです。
水量も増え滝の勢いも増してきました
水量も増え滝の勢いも増してきました
倉岳山登山道入口
倉岳山登山道入口
登山者カウンター
登山者カウンター
満開の桜
満開の枝垂れ桜
梁川大橋を渡って
梁川大橋を渡って
JR梁川駅より、駅間の長い2駅で上野原駅に戻る
2
JR梁川駅より、駅間の長い2駅で上野原駅に戻る

装備

個人装備
(今回は夏用装備が快適かどうかのテストを兼ねた) FineTrack(L1:ドライレイヤークールT/ボクサー L2:ラミースピンエアジップT L3:ドラウトセンサージャケット旧モデル ツエルト1) mont-bell(ストームクルーザージャケット旧モデル トレールランニングショーツ WICクールパイレーツヘッドバンド クロスランナーパック15 アルパインフォールディングポール) Runtage(アスリートランナーPRO V2) Darntough(ハイカー 1/4ソック ミッドウェイト クッション) ワークマン(クールカットグローブ) 靴(LA SPORTIVA AKYRA) 行動食(amino vairtalパーフェクトエネルギー 5000×2/2500×3) 飲料(amino vairtalクエン酸チャージ1リットル) ヘッドランプ 予備電池 常備薬 携帯 時計 タオル カメラ(Canon IXY650) ココヘリ 筆記用具 ファーストエイドキット スマホアプリ(ヤマレコ計画書 山と高原地図 コンパス)

感想

今回のコースは上野原駅前からスタートし、睚岨海鯆未辰胴垢亡つかの峠やピークを越えて倉岳山手前の立野峠から沢沿いに一気に下って梁川駅に至るものとなる。
皆1000m以下の山ではあるが、このルートに三角点が4つも現存することも楽しみなコースだと思っています。
桂川橋を渡ったら右手の島田小学校の脇を昇って行きますが、その先も暫くは家並みが続く、やがて正面に1つ目のピークである鶴島御前山(※1)が飛び込んでくる。
やがて家並みが途切れ頑丈なフェンスの向こうにお墓が見えるが、このフェンスを開閉したところに高柄山登山道入口があり、御前山入口とも書かれている。ヤマレコには御前山の登りも下りも「急」となっているがスタート直後の意識してスローペースのタイミングなので、辛くはないが、後から登ってこられた方に「急ですね」と声を掛けられ抜かれました。途中緩やかな場所も交えながらピークに着いたと思ったら、良くある偽ピークで石の祠がありました。直ぐに本当の山頂に到着しましたが、荒廃感が強い山頂でした。御前山の下りは確かに急で、トラロープが設置(※2)されていました。事件はその先の倒木により登山道が削られ、やはりトラロープの助けを借りて降り立ち、傾斜が緩やかになったところで起きました。ザレ場でスリップして尻もちをついたところまでは良かったのですが、しりもちをついたままさらに滑るという未経験の事態にストックを持った手を突いて動きを止めようとしたら左手人差し指の皮を削ってしまいました(※3)。
小さな小屋(休憩所)のある新矢野根峠を過ぎ山梨百名山の標柱の建つ高柄山に到着。三等三角点がありましたが、標石の半分ぐらいは地上に露出していました。
大丸、矢平山、丸ツヅク山、舟山とピークを通過し、所々で木々の向こうに見えている冠雪した富士山を見ながら進みましたが、最後までクッキリと見える場所はありませんでした。時間のある方は是非、倉岳山に足を伸ばして下さい。
舟山と鳥屋山の間の名も無いピーク?から登山道を外れて尾根を南下すると目当ての四等三角点がありました。標柱ではなく、金属標なのに埋もれずにあるなど、感動しました。
鳥屋山を過ぎて本日最後のピーク細野山。山頂にあった手書きのプレートには「細ノ山」と書かれていましたが、恐らく筆の太さにより「野」を「ノ」と略したものかと思います。
いつもより4Kmほど行程が長いだけで下りはスピードが乗りませんでした。

※1 鶴島を冠しているのは、四方津駅北側(四方津御前山)、梁川駅北側(網之上御前山、斧窪御前山)などがあるためのお互いの区別でしょう。
※2 御前山だけでなく今回のコースの各所でトラロープが使われていました。通行止めを示すものであったり、昇降を助けるものであったり、コースを示すものであったり、柵の役割をしていたりと多くの使われ方をしていました。しかしながら、ものによっては木の成長とともにロープが食い込んでいるといった古いものも見受けられましたので、昇降補助の場合には安全を確かめてから利用することが必要だと再認識しました。
※3 消毒液よりも真水で洗い流した方が良いという情報からマキロンの代わりに水を持ち歩くようにしていましたが、そのことをすっかり忘れて真水が無く、消毒綿で血をぬぐってバンドエイドを強めに巻くことしかできませんでした。装備不良です。

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