【富良野西岳】
- GPS
- 04:57
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,135m
- 下り
- 1,130m
コースタイム
天候 | 曇り時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂直下東斜面は急で雪崩に注意。木の生えていない草付斜面には全層雪崩に至りそうなクレパスがあり、なるべく傾斜の緩い木の生えている場所をルートどり。稜線歩きは雪庇の踏み抜きに注意。 |
写真
感想
富良野西岳は、富良野スキー場のゴンドラを利用すれば、標高の割に冬でも比較的簡単に頂上に立てる、北海道100名山(ヤマケイ新版)にも選定されている山。北海道100名山制覇を志す小生としては、比較的簡単な山は少し難易度を上げてピークを狙いたいと考えおり、ヤマレコで青フクロウさんの十線川林道からのアプローチを拝見し、かねてより実行の機会を伺っていました。また、かねてより家族から富良野デリスのシュークリームのリクエストがあり、ホワイトデー1日遅れとなりますが、3月15日に富良野まで足を運びました。
ルートは、青フクロウさんのものを参考にしながら、沢筋ではなく815pを経由する尾根筋とし、山頂直下東斜面を詰め、直下で南側を回り込み稜線に乗るルートとしました。標高の低い林道歩きはほぼラッセルもなく楽勝と思われましたが、標高600mあたりから足首程度、その後標高が上がるに従い、スネ、ヒザと徐々に深くなり、最近ラッセルなしの山行に慣れた身には応え、久しぶりに厳冬期の厳しさを味わいました。
ルート上の核心部は、山頂直下東斜面の急坂と細い稜線歩き。前者は雪崩の心配があり、なるべく斜度の緩い木の生えた箇所を選んで進みましたが、この前の暖気で生じたと思われるクレパスのような箇所が草付き斜面に残っており、今後の暖気で崩れないか心配です。また、稜線南端部の取りつきも短いですが急でクラストがきつければEP必須となりますし、雪庇部もこれからの暖気で踏み抜き、崩壊が心配されます。ルート的にはちょっと遠回りになりますが、直下東側斜面を避けもう少し南側から稜線に上がるルートを研究した方が安全なのかもしれません。
肝心の天候はイマイチで815P手前で一瞬山頂部を拝めましたが、それも束の間その後は小雪模様となり、山頂稜線は強風で手が悴むほどでした。天気が好転する様子もなく、布部岳への縦走も視野に入れていましたが、おとなしく退散となりました。次回機会があれば夏の沢ルート又は、残雪期に芦別岳方面への縦走もおもしろそうです。
コメント
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日高門別のmurakami2231です。outdoorsmantさんの記録を参考にさせて頂き3月23日富良野西岳へ登りました。有り難うございました。
こういうコース取りが有る事を知り、地図を見ながらの初めての富良野西岳を満喫しました。しかし、outdoorsmantさん、速いですね!標高差1100mの雪の上を3時間で登頂とは!私は5時間かかり、年齢を感じさせられました。蝸牛歩です。
ご一緒してもとてもついて行けません。
ここから芦別を考えるだけで、目が眩みますがoutdoorsmantさんの速さでは可能なのかも知れません。
またの山行記を楽しみにしています。
murakami2231さん。コメントありがとうございます。
実はこのコース取り私もヤマレコ(本年1月の青フクロウさん)で知りました。
冬場はスキー場トップから標高差が少なくスノーハイク的にアプローチできますが、
このコースだと長く標高差もあり登頂の喜びは倍増ですね。
実は私の親戚が日高地方に住んでおり幼い頃よりなじみがあり、
murakami2231さんの日高の山記事を興味深く拝見させていただいておりました。
リビラ山は夏に一度行ってみたいと考えていましたが、冬のリビラ山はすごいですね。
今度私も挑戦してみようかしら。
今後ともよろしくお願いします。
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