長野県上田市 菅平牧場(夏道)から根子岳へ メインは写真&無線部の活動+α
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- GPS
- 06:30
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 601m
- 下り
- 601m
コースタイム
天候 | 晴+霞、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
〔アクセス〕 自家用車は前回の記録を参考にして下さいね。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-414116.html リフト脇の駐車場からさらに道なりに進みます。途中「根子岳・四阿山」看板が幾つか在りました。ゴルフ場の駐車所は奥ダホス第2リフト乗り場の最寄となる様で、ここから『スノーキャット』への最短の模様(未確認で申し訳ないですが多分良いと思います)、リフト1本でリフト最終地点へ行けます。除雪は行っている模様で、根子岳への夏道利用の駐車場まで入れます。この時期は無料で進入出来る様です。四阿山への登山口利用の方もここに駐車となります。ここより先は道路交通法による「一方通行」の看板有ります。 降雪や積雪時はチェーンの携行か装着が必要と思われます。結構駐車場手前の登りがきつい。 〔駐車場・トイレ・売店〕 管理棟は完全に締まっています。根子岳登山口脇のトイレですが、利用出来るか未確認です。<m(__)m> 駐車場つめて10数台、砂利敷きで一応除雪はして有りますが、積雪の深みに路はまらない様に注意が必要です。肩は牧場関係の方が通行しますので、避けたい所ですが、最悪はブルが通れる位の道幅を開けて路肩に詰めて寄せる事が必要です。 管理棟が締まっていますので売店は営業していません、国道沿いのコンビニか商店を利用となります。レンタルは奥ダホスリフト乗り場脇に有り、8:20頃に開店します。 〔コース〕 道標は登山口と山頂にしかありません。途中東屋が有りますので雨雪が凌げて座る休憩が出来ます。マーキングは皆無に近いのでトレース跡が頼りとなりますが、登りは山頂と左手のゲレンデを参考にし、下りは尾根筋と駐車場へアクセスした直線を頼りにします。牧場は有刺鉄線が有る程度目安となりますが、積雪で隠れる事があるので注意が必要です。 特に下りで森林地帯は眺望も有り効かないので、両側の沢筋に下りない様に注意しながら歩きます。 登山道は緩急が入り乱れ、雪面も深雪からクラスト(毛羽が立つ状態)、ウィンドリップ(風による雪が波状になったのも)、そしてもなか(表面が凍って割れると中が柔らかい)による踏む抜きで腰まで入り込みます。足を抜くと笹の様な植物が見えるので、ツリーホールの様な状態になっているみたい。 クラスとが解けて凍って滑りやすくなっている所も有りました。 つぼ足なら軽アイゼンの装着が安心して歩けそう、やっぱりスノーシューか歯の付いた和かんじきがを使用した方がベターかな、山スキーはクラストが森林地帯を抜けると山頂まで続くので、「途中で担いでスノーシューに切替えた」との話を山頂でお伺いしました。 山頂近くになると風が強くなり防風対策が必要となります。長時間の滞在は厳しいので、お社か樹木の陰で休憩を取ります。寒さは急にやって来ますので、寒く感じる前に対策ですね。 眺めは前回も書きましたが素晴らしいですよ。 |
写真
感想
先週に引き続きまたも根子岳に登頂、今回のルートは夏道をトレースしました。
やはり積雪時期は雰囲気が変るのでちょっとルートファイティングをしましたが、天候さえよければ周りの景色を参考に尾根を外さない様にすれば大まかOK。
ヘッデンとムーンライトで登山開始と意気揚揚で臨みましたが、闇が開けるのが早くなりましたね。登山届を書いている内に明るくなってしまいました。
私が駐車場に着いた時は既に車が2台有り、霜が付いていないので当日朝に乗り付けた模様、一人は車から出て来て写真撮影の準備をしていました。準備をしていると2台ほど車がやって来ました。
意外とみなさん早起きですね。
歩き始めは足が重たく辛かったけど東屋についてからは快調となる。
途中後ろから1人に抜かされましたが(この人速い!!)ほぼ休みなしで山頂まで到達。
風が余り強くなかったので上着を脱いで歩いても丁度良い感じ、但し足は凄く冷たくしびれて来たので、にぎにぎ運動をしながら登った。山頂直前で強風が襲う、雪面から雪煙が上がる。さぶ――――い!
山頂まではつぼ足、時々くるぶし程度まで潜るがスノーシューはいらなかった。陽が上がり初めて来たので景色が凄く気になる。5分歩くと振り返ったり辺りを見回すので、ペースが上がらないが結果的には良いペースで登る
山頂へ続く雪原に出ると、踏み抜くのが多くなった。なんと腰まで潜るのでちょっと焦ったが、踏み抜いた後を見ると植生が見える多分笹かハイ松類、「う〜んトラップだな」と思いつつ3歩でまた踏み抜く、どうもルートを少し間違えたみたいだ。これは下りで気が尽きました。
さて山頂到達後久しぶりに「ヤマレコ無線部」の個別活動と、時間が有ればご無沙汰している「お声掛け」ともと思った。が、携帯電話の電波状況が余り宜しくなく諦める。後は八ヶ岳はキレット小屋から赤岳を目指しているnyoroさんとの個別活動となる。
が、これも根子岳山頂での強風を考えると、3,000m級の赤岳では想像を超える風が吹いていると大方想像はついた。
少し交信予定時刻の9時は過ぎて長期戦となる予感がしたので、防風対策で「たこつぼ」を掘ってザックなどで壁を作った。幸いにも陽射しは強く暖かいので助かったが、足の冷えは最後まで解消されなかった。足用カイロは必需の様ですね。
nyoroさんのヤマメモによればかなり赤岳山頂付近は大変だった模様、安全有線にて交信は出来ずでしたが、ちょっと心配しましていましたので一安心です。
写真撮影はモロゲンロートを期待していたが、思った以上に赤く染まらなかったし、風が強い割には霞がでていて八ヶ岳やアルプスが見えないのが残念だった。
下りは持ってきたプラソリを使って行ける所まで頑張ってみた。上り程雪面は固くなかったが、クラストやウィンドリップにより跳ねる・飛ぶ・雪煙を上げるなど、意外とワイルドに下る事が出来た。
防水のデジカメを持ってこなかったので、動画として記録を残す事が出来なかったが、山スキーと同様に意外と使える事が判った。
ともあれ今回無線交信がきっかけで根子岳に登り、結局交信は出来なかったが、北アルプスや浅間山の眺めが素晴らしく、明るい登山道は安心して楽しんで登れました。
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コメント
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kinta兄さん、こんばんは。
2週連続の根子岳お疲れ様でした。
今回はヤマレコ無線部信州支部長としてのご活動ですね
山そり、ワイルドです。
クラスト斜面に突っ込むのは結構勇気が要るんじゃないでしょうか。
300mmを投入されていますね。でも15mm?の画角や、F値2.8などもあってどんなレンズなのか気になります。
2週間後に八子ヶ峰で山ソリとともご披露頂けると嬉しいです
13B兄さんコンバンワです。
へへへ、さすがレンズについての質問が来ましたね、DXフォーマットなので、300mmはフルサイズに換算すると450mmとなります。広角はT*の21mmなのでフルサイズに換算すると約32mmとなります。
フルサイズ用のレンズを使用しているのでFXのデジカメが欲しくなりますね。
さて、プラソリですが陽気で雪面が緩んでいたので大丈夫でした。朝のカチコチ状態ならやりませんでしたね。
コツを掴むと結構面白いです。
八子ヶ峰は滑る場所が有るのでしょうか?行はよいよい帰りは恐い?
兄さんの分も準備しておきますかぁ・・・・
天気が良いと残雪期の春山は気持ちの良いものですね。
13Bさん同様、私も気になります。
kazuhiさんご無沙汰しています。〜
もう一つプラぞりを準備しますので如何でしょうか?
月末現地でお待ちしています。
kintaさん
いろいろとご心配をおかけしました
後程記録にも記入しますが、キレットからの道中はトレースがないうえにラッセルが延々と続き、夏道の倍近く(以上?)かかってようやく赤岳への主稜線へ辿り着きました
一応山頂からちょっと下った頂上小屋より2mメインで数回コールしたのですが、どうやら根子岳まで届かなかったのかも知れません
aprsの確認もありがとうございました。
今回山で使うのは二度目ですが、まだまだ使いこなすのに時間がかかりそうです
nyoroさんお疲れ様でした。
いやいやあの状況の中で数回コールして頂いたとは素晴らしいです。赤岳山頂でもAPRSを通してnyoroさんの波を捕まえられなかった事は、私の見込みが甘かったのかも知れません。根子岳からは見る八ヶ岳は南北を貫く直線状となりとなりますので、条件がわるかったかもしれません。やはり八木アンテナを準備すれば間違いなかったかも知れません。ちょいと失敗しました。
ともあれ、同じ時刻に一緒に山を登る事がこんなに楽しいなんて思いもしませんでした。
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