【唐松岳】春の陽気と雪テント泊

2022年04月09日(土) ~ 2022年04月10日(日)

• GPS: 06:55
• 距離: 9.2km
• 登り: 933m
• 下り: 943m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:22
• 休憩: 0:02
• 合計: 1:24

距離 2.0km 登り 304m 下り 0m

10:42 八方池山荘
11:09 11:10 石神井ケルン
11:21 第2ケルン
11:28 11:29 八方ケルン
11:41 第三ケルン
12:06 幕営地（下の樺）

2日目

• 山行: 4:30
• 休憩: 1:00
• 合計: 5:30

距離 7.2km 登り 639m 下り 945m

4:57 幕営地（下の樺）
6:20 丸山
7:10 7:17 唐松岳頂上山荘
7:36 7:55 唐松岳
8:11 8:12 唐松岳頂上山荘
8:38 丸山
9:09 9:40 幕営地
9:56 第三ケルン
10:03 10:04 八方ケルン
10:07 第2ケルン
10:14 10:15 石神井ケルン
10:27 八方池山荘

天候

2日間とも快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八方第二駐車場（無料）
ゴンドラ、リフト2本（往復3,800円）を乗り継いで八方池山荘へ

コース状況／危険箇所等

全面積雪のためアイゼンを使用
雪が緩んでくるこの時期、あちこちで踏み抜きあり
主稜線手前のヤセ尾根と山頂へのトラバースは強風時は注意

その他周辺情報

日帰り温泉：八方温泉みみずくの湯（600円→550円モンベル割）
下山後の食事：そば工房林檎舎

写真

4/9 9:47

快晴の週末
八方尾根スキー場のゴンドラには長蛇の列
チケットとゴンドラの待ち時間は合わせて約1時間

4/9 10:06

ようやくゴンドラに乗り込みます

4/9 10:23

さらにリフトを2本乗り継いで、八方池山荘へ

4/9 10:48

スタートは標高1830mの八方池山荘

4/9 10:53

出発してすぐに白馬三山の絶景

4/9 11:12

振り返ると戸隠連山と、先日登った飯縄山

4/9 11:34

八方尾根は登山者の行列

4/9 11:45

南側には鹿島槍ヶ岳と五竜岳

4/9 11:46

夏は白馬三山を鏡のように映す八方池は、まだまだ雪の下

4/9 13:42

八方池から少し進んだ下の樺に幕営
1時間30分かけて本日の家が完成

4/9 14:41

やることもないので、夕方まで八方池近くで景色を眺めながらティータイム

4/9 18:27

ようやく日が暮れてきます

4/9 19:58

眼下には白馬の夜景

4/10 4:24

白馬岳の空には満天の星

4/10 5:28

2日目
飯縄山の後ろからの日の出

4/10 5:42

光の当たりが弱かったため、期待したほど赤くはなりませんでしたが、それでも朝日を受けた山は美しい

4/10 5:42

白馬三山もうっすらと色づく

4/10 5:48

ひと段落したら、唐松岳に向かって進みます

4/10 6:00

振り返ると幻想的な雰囲気

4/10 6:27

丸山ケルン

4/10 6:33

人の少ない広い尾根を歩いていきます
だいぶ唐松岳（右の三角形）が近づいてきました

4/10 6:33

左には常に五竜岳を眺めながら

4/10 7:08

主稜線手前のヤセ尾根は慎重に
今日は風も弱いので安心

4/10 7:09

唐松岳とそこから延びる不帰キレット

4/10 7:14

主稜線に立つと、目の前に剱岳

4/10 7:23

あそこが唐松岳山頂

4/10 7:35

山頂は目の前

4/10 7:42

唐松岳登頂

4/10 7:43

不帰嶮から白馬の山々

4/10 7:44

立山＆剱岳

4/10 7:45

剱岳にズーム

4/10 7:57

大きな山容の五竜岳

4/10 7:58

黒部源流の山々
右に薬師岳、中央に赤牛岳、水晶岳

4/10 8:03

唐松岳頂上山荘はあと1月足らずでオープンかな

4/10 8:18

最後にもう一度剱岳を見納め

4/10 8:19

八方尾根を戻ります
最初は道幅が狭いので気をつけて

4/10 8:22

団体も登ってきました
この時間なので八方池山荘泊まりの人たちかな

4/10 8:28

五竜岳と右側は牛首

4/10 8:38

山頂から下ってきた道を振り返る
誰もいない白と青の世界

4/10 9:01

朝とは違った雰囲気

4/10 9:48

幕営地に戻って、テントを撤収

4/10 10:01

八方池まで降りてきました

4/10 10:07

朝のゴンドラで上がってきた人たちが次々と登ってきます

4/10 10:14

不帰嶮と唐松岳

4/10 10:20

五竜岳、鹿島槍ヶ岳ともお別れ

4/10 10:25

八方池山荘が真下に見えてきました

4/10 10:25

最後まで白馬三山に見守られて

4/10 10:56

うさぎ平テラスでは、北京オリンピックでメダルを獲得したノルディック複合の渡部兄弟のトークショーが開催されてました

4/10 11:32

下山後は久しぶりに「そば工房林檎舎」でくるみだれそば

撮影機器：

iPhone 7 Apple

E-M1MarkII OLYMPUS CORPORATION

感想

ken_poplar

毎年の恒例にもなっている冬の唐松岳。この冬はタイミングを逃したか？と思いましたが、4月になっても今年は雪も多いようなので、残雪期ではあるけれど唐松岳へ。
久しぶりに土日とも晴天予報なので、山中に泊まって朝晩を過ごしたいと思い、数年前から憧れだった八方尾根でのテント泊を決行。冬は荷物も大きく、多く、重くなるので、約20�圓離競奪�を担いでの歩きはなかなか堪えましたが、1時間程度なので、なんとか頑張れました。
土曜日のほうが天気も快晴ですっきりしていたので、テント場を固めてから山頂の往復を考えていましたが、もの凄い混雑で、ゴンドラに乗るまでに1時間もかかるというアクシデント。時間的に厳しくなったので（重い荷物で歩いたのと、テントの設営に疲れたため？）、初日はここまで。午後からは、こころゆくまで白馬岳を眺めて過ごします。
2日目は朝5時にテントを出発。10分ほど登った眺めの良いところで日の出を待ちます。ちょっと霞んでいて日差しも弱かったので、思ったほどのモルゲンロートにならなかったのは残念でしたが、また来年もチャレンジしてみよう。ゴンドラの運行前の八方尾根は日中の混雑が嘘のように人が少なくて静かで、結果的に、この行程にして正解でした。
それにしても、東京では25度ほどになったこの2日間、北アルプスの2500mを超える稜線も春を通り越して暑いくらいの陽気で、シャツ1枚で歩けるくらいで、中には半袖シャツの人もいました。おかげで、雪のテント泊も寒さを感じず、快適に過ごせました。