北高尾山稜の後、梅まつりとハナネコノメ
- GPS
- 07:38
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,068m
- 下り
- 1,061m
コースタイム
北高尾山稜登山口 9:13
地蔵ピーク 9:38
富士見台(休憩) 10:20
狐塚峠 11:05
黒ドッケ 11:30
湯ノ花山(休憩) 11:38
大嵐山 11:58
関場峠・小下沢林道合流 12:26
小下沢作業広場 13:40
小下沢梅林 14:23
日影沢 14:31
小仏関所跡 16:06
高尾駅北口到着 16:27
天候 | 春爛漫!のポカポカ陽気 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
−北高尾山稜の取り付きは、小仏関所跡から少し高尾駅側に戻った”メゾン・ド・プラム”正面の道を中央高速側に入ります。分岐は左・左。沢の右岸(進行方向左)に入る事。 −北高尾山稜:湯ノ花山から関場峠の間には随所に雪が出てきますが、氷雪装備は不要でした。 −小下沢林道:上流部は除雪されていません。未だ50cm程踏み抜く場所もあります。あと1〜2週間は残雪ありかと。 |
写真
感想
”梅まつり”という催しにはどうも縁が薄いようで、去年吉野梅郷の梅まつりを見に行った時…確か、都心で大規模な煙霧が発生して騒ぎになった日…その時も梅にはスカされて、先日京王百草園の梅まつりを見に行った時も、さっぱり。今度こそは!と少し期待していたのですが…
それはさておき。高尾梅郷梅まつりのサイトを見ると、小仏関所跡から奥は小下沢梅園まで広がっているようで、景信山から降りてくるか、北高尾山稜と組み合わせるのが具合が良さそう。去年の8月に陣馬の方からトライして、摺差でリタイヤした北高尾山稜に行ってみる事にしました。
駒木野の取り付きから入るのは初めてで、正しい道を進んでいたにも関わらず、道の荒れ具合に不安になって引き返してしまいました。途中で颯爽とやって来たトレランの女性に、よせばいいのに、”この道違うんじゃないですか〜”なんて余計なお世話な事まで言ってしまいました >_<。案の定怪訝そうな顔で”この道でいいはずですよ〜”と。登山口まで先行して頂きました。有難うございました&大変失礼致しました。。
タフなコースなので、登山口のところで入念にストレッチした後、早速取り付きます。毎回そうですが、最初の20分くらいはペースが出来ていないので息も上がるし、キツイです。地蔵ピークを越えたくらいでようやく息も整い、足も動き始めました。登山道には雪も無く適度に乾燥していて、歩き易かったです。前回にリタイヤした摺差・荒井バス停方面分岐を超え、富士見台で一休み。霞んでいましたが、小仏峠の向こうに富士山、蛭ヶ岳の白馬も良く見えていました。このコースに休憩場所は基本的に無く、適当なピークで(ピークは掃いて捨てる程あります^^;)適時休憩を取っていかなければなりません。坂当峠で一旦標高を下げ、登り返して夕焼小焼の分岐。このあたりからアップダウンが大きくなります。その先、ちょっと休みたいなぁ…と思い始めた頃に湯ノ花山という見晴の良いピークが来ます。富士見台を出発してここまでおよそ1時間。このピークからはこれまで歩いて来た稜線が一望出来ますし、景信山が随分近くなった事も感じられます。これまで見晴しの利かない樹林中を似たようなアップダウンを繰り返してきているので、このピークからの眺めは『よし!もう少し頑張ろう〜!』という気にさせてくれます。チョコレート2片とコーヒーで少し元気回復。一気に関場峠まで行ってしまいましょう!
湯ノ花山から関場峠までの間は結構雪が残っていました。最初は林の方に回避していましたが、そのうち面倒臭くなって雪上をガシガシ。今回は雪道用の靴ではないので、水が多少浸みて来てしまいました。大嵐山にはこのコースでは貴重なベンチがあったのですが、雪で潰れたのでしょうか…壊れていました。送電鉄塔の横を通ると間もなく関場峠です。関場峠にさしかかった頃、ホイッスルのような音が聞こえた気がして足を止めました。耳を澄ませると、やはり聞こえますがホイッスルではありません。はっ!とyoutubeで聞いた鳥の鳴き声を思い出しました。この悲しげな口笛のような鳴き声は、鵺です!テン泊をされる方々にとっては珍しくも無いのでしょうけれども、私には初めてでしたので、嬉しかったです。スマホで録音しようと思ったのですが、アプリを見つけるのに手間取っているうちに遠ざかっていってしまいました…帰宅後に調べてみると、晴天の昼間にはあまり鳴かない鳥らしいので、ラッキーだったようです♪
そんなこんなで関場峠に到着。富士見台から3時間を見込んでいましたが、2時間で着きました。楽ではないんですけれども、”こんなもんだっけ??”という印象でした。まぁ…前回は陣馬から来て足が疲れていた上に、どんなコースかも知らない状態で入ったし、しかも真夏の8月…印象も変わりますよねぇ。。
小下沢林道に降りて、日当たりの良い場所でお昼にしました。上流部にはかなり雪が残っていて、しかも融けかけているので水たまり・シャーベットも多く、雪道用の靴を履いてくるべきだったか〜と多少後悔しました。道端の花を探しつつ、あわよくばハナネコノメが見つからないかな〜と思って所々で沢を覗きつつ(後程実物を見てこれはムダな事だったと悟る)、作業広場まで来ました。ここの景信山登山口の沢にはハナネコノメがあると前情報を仕入れていました。そこそこの数のハイカーが休んでいて、皆さんいいカメラをお持ちです。けど…人が群がっている場所が無い…沢のところでカメラを持ったお兄さんに聞いてみると、『まだ咲いていないようです』と。あらら残念!ならばザリクボの方に行ってもムダかぁ…と思い、おやつのドーナツを食べて一服。次のポイント、日影沢を目指すことにしました。
目立った花も見つける事が出来ず小下沢梅林に出たのですが、あららら…ちょっと祭りには寂しい咲き具合です。つくづく私は”梅まつり”に縁が無いんだなぁとテンションを下げて、日影沢へ。木道に入る前にうろちょろと沢周りをハナネコノメを探しに散策してみましたが、収穫無しでした。そしてようやく、確実にハナネコノメがある場所へ向かいました。木道にの真ん中には雪が残っていて歩き難い事この上なし…>_<。滑らないように細心の注意が必要でした。沢に降りると、作業広場にいたグループの方々がしゃがみこんで一心不乱に写してます。”どこに咲いてるの??”って感じで、最初は解りませんでした。近づいてみてようやく”ああ、これなのか〜!”と。米粒みたいに小さな花!私の視力では、大きな群落でない限り5mも離れると見つけられないだろうなと。沢の上からなんて無理無理^^; アフリカから視力5.0とかいう人を連れてきて見つけてもらうしかないんじゃないの〜? 確かにとても可愛らしい花です♡ 私も何枚か写真を撮らせて頂きました。カメラが自動的に色調を変えてしまうのが不満です。けれどもデカい一眼を抱えて山の中を動き回るのも億劫ですしねぇ…でも、今日の目的は達成しました!
あとは、ちょっと散策しつつ朝の関所跡まで戻ってビール♪ だな〜♡ (気付いてませんが、この時点で既に3時をかなりまわってました)
民家の庭先の梅やミツマタを愛でながら蛇滝の入り口までやってきて、遊歩道を歩いてみようと思い立ち小仏川沿いへ。普段山道を歩いている身にとっては、全く何のことも無い遊歩道でした…途中の天神梅林も、かなり寂しい感じでした。遊歩道終点の駒木野公園で一休みして、すぐ近くの関所跡に戻ったのですが…もう撤収始まってます〜〜〜!時計を見ると、4時をとっくに過ぎてました (;△;) ビール……ふと傍らを見ると、檀香梅が綺麗に咲いてます。まぁいいか…ビールぐらい…
久しぶりにしっかり山歩きが出来たし、鵺の鳴き声も聞けたし、ハナネコノメも見れたし♪梅林こそ今一つでしたが、其処此処に梅の香漂う麗らかな裏高尾の春を満喫してまいりました。今日もおつかれやまでした〜(^∇^)
コメント
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tokumuraさんのルート図を見て、なるほどと思いました。コメント頂いた通り似たようなコースを歩いていたんですね
どちらかでお会いしましたら私の方からも声をかけさせて頂きますのでよろしくお願いします。
北高尾はなかなか歩き応えがありますね
eishinさん
桜が咲くころまた来てみようと思ってます。見かけたら宜しくおねがいします
累計↑↓1000m近くの山歩きは昨年以来だったので、昨日は足に張りが出てました^^;
鍛えなきゃ…
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