記録ID: 417261
全員に公開
山滑走
妙高・戸隠・雨飾
大毛無山 山スキー山行
2014年03月14日(金) ~
2014年03月16日(日)
クマ
その他5人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:04
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,212m
- 下り
- 1,182m
コースタイム
●3/15(土) <※以下かなりゆっくりしたペースです>
06:45 ログ山荘の先(除雪終点にクルマ駐車)
07:35 第2ペアリフト下 ベースとして荷物デポ -08:00
09:00 第2ペアリフト上 休憩 -09:10
09:30 ピーク862を巻いた場所
10:38 ピーク1079を巻いた場所
12:03 鞍部1300 -12:11
12:30 市境尾根(妙高市-上越市)合流
12:57 大毛無山ピーク -13:10
13:30 市境尾根から離れる
13:57 鞍部1300
14:00 トラバース1280 シール外してスキー滑降準備 -14:15
14:41 ピーク1079を巻いた場所
15:08 ピーク862を巻いた場所
15:20 第2ペアリフト上
15:40 第2ペアリフト下 ベース テント設営 泊
●3/16(日)
07:40 ベーステント撤収後、出発
07:56 ログ山荘の先(クルマ駐車場所)
-
06:45 ログ山荘の先(除雪終点にクルマ駐車)
07:35 第2ペアリフト下 ベースとして荷物デポ -08:00
09:00 第2ペアリフト上 休憩 -09:10
09:30 ピーク862を巻いた場所
10:38 ピーク1079を巻いた場所
12:03 鞍部1300 -12:11
12:30 市境尾根(妙高市-上越市)合流
12:57 大毛無山ピーク -13:10
13:30 市境尾根から離れる
13:57 鞍部1300
14:00 トラバース1280 シール外してスキー滑降準備 -14:15
14:41 ピーク1079を巻いた場所
15:08 ピーク862を巻いた場所
15:20 第2ペアリフト上
15:40 第2ペアリフト下 ベース テント設営 泊
●3/16(日)
07:40 ベーステント撤収後、出発
07:56 ログ山荘の先(クルマ駐車場所)
-
天候 | 3/15 晴れのちガス 3/16 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●復路 3/16(日) 道の駅あらい―赤倉温泉―妙高高原IC入―(上信越道・長野道・中央道・名神)―名神茨木IC出―JR茨木駅前解散 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●約十年前に廃業した旧アライマウンテンスキー場を通って、大毛無山に山スキーで登って来た。この日(3/15)、険悪な天気予報に反して途中までは良く晴れており、豪雪地域の景色を楽しみながらシール登高することができたが、最上部に近づくにつれホワイトアウト状態となり、展望は効かなくなってしまった。 ●先行者のトレースが1本あり、これにしたがって登っていくと、標高900mぐらいで滑降準備されていたのに追いつき、話を伺うと、地元のボーダーの方で、今日はこれで3本目だという。このあと出勤されると言うことだった。その体力とこの環境にうらめしさを感じないではいられなかった。 ●シール登高したルートは、上図のGPS軌跡の通り、まずベースタウンから山麓第1ペアリフトぞいに登り、その終点でテント装備や食糧などをデポした。次に山麓第2ペアリフトにそって登り、その終点から林道にしたがって標高950mあたりまで行って、ボーダーの方と別れてから先はラッセルとなり、小毛無第1リフトに向う林道と分かれて夏道の稜線に取付き、ピーク1079m横を通過して徐々に急勾配になる斜面をキックターンでジグを切りながら登った。標高1330mの長細いピークを越えると少し下って小さな鞍部があり、また登りになるが、このあたりからガスが出てきた。そのさきは勾配は緩くて、すぐ正面に市境尾根のセッピが見えるが、これに徐々に近づいていくように左(西方向)に曲がりながら登り、かつガスでよく見えない左側の斜面に落ちないように気をつけて、標高1385mあたりで市境尾根に合流した。そのままほぼ平らな稜線を西進すると正面に壁が見えるので、この手前で右(北方向)へ登れば大毛無山ピーク1429mに到達できるが、我々はホワイトアウトの中だったので、この壁をキックターンで登ってピークに達した(ことをGPSで確認した)。 ●ホワイトアウト状態の大毛無山の山頂付近には、われわれ以外に2つのパーティがいた。東京からのパーティと地元の方のパーティで、地元の方のパーティはなんと、犬を連れていた。犬は足が沈む前に次の一歩を出すような感じで、半分はお腹を滑らせながら走って、スキーに附いていっていた。なんとたくましい犬だろう。 ●山頂からの下りは、ホワイトアウトの中、スピードが出ると危ないので、しばらくシールを付けたまま下った。標高1300mを切ったあたりで視界がすこし戻ってきたので、シールを外してスキー滑降したが、なかなか手ごわい雪の状態で、いまいち楽しくはなかった。もう少し上手く滑れないものかといろいろ挑戦したが、あちこちに段差があって、よく転倒した。とほほ・・・。 ●テント泊した翌日の日曜日も、早朝から複数のパーティが山麓第2ペアリフトの斜面を登っていた。地元の方を中心に、この季節もかなり登られている感じがした。我々は帰路が長いので、ベーステントを片付けて、朝からそのまま下山することにした。 - |
写真
感想
いつかは行きたかったスキー場のひとつだったアライマウンテンスキー場を、その廃業から10年後に訪れるなんて、なんて因縁なことだろうか。。。豪雪や少雪など不安定な降雪のため廃業に追い込まれたと一般にはされているが、SONY創業者の御曹司による乱暴な経営のせいだと思っているヒトがほとんどで、スノーさんの以下のサイトにその顛末が詳しく記述されている。
http://blogs.yahoo.co.jp/hiro0425kawachi/38834257.html
リフトなどのワイヤーも架かったままであり、すぐにでも営業できそうな雰囲気であるが、その再建にあたっては、一筋ならではいかないらしい。実際に登ってみて感じたことは、想像していたより広々とした素敵なスキー場であったことだ。こんなすばらしいスキー場がいつまでも放置されているのは、ほんとうにもったいない。でも、このままBCスキーヤー、BCボーダーの世界でいてくれるのも、悪くないなと思った。また来たい。
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コメント
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kuma-san、こんばんわ。今回はアップが早いわね〜!
と思ったら先週の記録でした
遠路、テント泊での山スキー遠征、いつもながらお疲れ様です。
近場をうろちょろしている私とはガッツが違いますねす
このスキー場、廃業してもうそんなになるんですね。
立派なホテルなのに放置されてるとはもったいないですが
再生利用するには資金とか自然環境とか、問題が大きいですね。
新潟の雪はもう重いでしょうね。
道の駅あらいのきときと寿司は海無し県民の憧れです。
食堂ミサの味噌ラーメンも好きです
いつもアップが遅くて、すんません
このスキー場、すばらしいですね。もったいない。
大阪からのアプローチは7時間です!
しかし、詳しいですね! 道の駅あらい
もしかして常連者
クマ
クマさんに教えてもらって今シーズン行く気満々でしたが、来シーズン以降に持ち越しです。そのときのためにお気に入り登録させていただきました。
結局今冬はBCも冬山も消化不良のまま終わりそうでフラストレーションが溜りまくりですよ、う〜
スキー場施設がこんなにちゃんと残ってるとは思いませんでしたが、ゴーストタウンの雰囲気が私は実は好きだったりします
これだけでも行ってみたくなりました。
ホワイトアウト気味の中登頂&滑走はさすがですね!
犬もすごい!
「片足が沈む前に次の一歩を出す」というのは、その昔忍者が同じ理屈で水面を走る、というのをマンガで見た気がしますが...
犬vsクマ、勝つのはどっち?
もちろん、犬の勝ちですね。
よく足がしもやけならないか不思議なくらいです。
消化不良ということですが、
やらねばならないことを優先しましょう。
そういう年もありますよ!
その分、エネルギーを貯めていけばいい話です。
来シーズンは、ご一緒できたらいいですね!
クマ
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