残雪の鯖街道 針畑（根来坂）越えルートへ

2022年04月16日(土) [日帰り]

• GPS: 14:20
• 距離: 79.7km
• 登り: 2,361m
• 下り: 2,300m

コースタイム

日帰り

• 山行: 14:00
• 休憩: 0:20
• 合計: 14:20

5:14 スタート地点
5:26 5:26 小浜駅
7:14 7:14 下根来小栗山登山口
7:55 8:00 上根来登山口（木地山越え）
8:09 8:09 百里ヶ岳登山口
9:39 9:39 根来坂峠
10:02 10:02 焼尾地蔵
10:16 10:17 百里ヶ岳登山口根来坂峠ルート
10:23 10:23 小入谷林道出合
10:48 10:48 三国岳登山口
11:07 11:07 桑原橋
13:03 13:03 オグロ坂登山口
14:07 14:13 オグロ坂峠
14:19 14:19 八丁平
14:52 14:53 二ノ谷管理舎
16:57 16:58 花背峠
17:12 17:12 百井別れ
17:43 17:43 鞍馬温泉
17:49 17:55 鞍馬駅
18:22 18:22 叡電市原駅
19:34 出町桝形商店街

天候

午前中は小雨一時くもり、午後は晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

スタートはJR「小浜駅」、ゴールは京阪電車「出町柳駅」

コース状況／危険箇所等

針畑峠（根来坂峠）直前の急斜面に残雪があり、雨が降って滑りやすくなっていたため、尾根道へ迂回しました。
その他は特に危険なし。

※最初にトレイルへ入るポイントでコース誤りをしています。

その他周辺情報

ゴール後は、出町柳駅近くにある京都市立養正浴場利用。広い銭湯で良かったです。
https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000290166.html

写真

4/15 20:15

前日は鯖定食で備えます。

4/16 5:15

スタートは日本海・若狭湾。天気はお昼前から回復する予報で空模様の変化も楽しみ。

4/16 5:21

鯖街道ミュージアム前にある起点表示。

4/16 5:21

「京は遠ても十八里」（京都まで遠いって言ったって、70�劼曚匹世茲諭９圓韻觜圓韻襦�って感じ？）ならば、行ってみましょう。

4/16 5:34

鯖街道用の踏切？

かつての若狭国の中心地「遠敷の町並み」

4/16 6:02

若狭国一之宮「若狭彦神社」の下社「若狭姫神社」。風格ある佇まい。

4/16 6:14

あの山間を越えて行くのかな？

4/16 6:23

若狭国一之宮上社「若狭彦神社」。旅の安全を祈願します。

4/16 6:30

まとまった雨が降ったり晴れ間が出たり、雲の動きを見ているだけでも面白い。

4/16 6:36

奈良東大寺二月堂に香水を送る「お水送り」神事を行っている若狭神宮寺。この仁王門は鎌倉時代末期のもの。

神宮寺本堂へ向かう参道��

4/16 6:38

神宮寺本堂へ向かう参道�◆（薫狼い△蠅泙后�

4/16 7:02

1200年以上も続く「お水送り」神事が行われている鵜の瀬。

最初の難所、針畑峠へ向けて標高を上げて行きます。鯖街道の壁画が嬉しい。

4/16 7:42

生活感があまり感じられない集落を進みます。

4/16 8:01

標高300mにある上根来集落。鯖街道の往来を支えた山村集落。

4/16 8:11

鯖街道はここからトレイルへ入って行きますが、勘違いしてそのまま舗装された林道を進んでしまいました。

4/16 8:31

その勘違いして進んだ林道は、多く残雪と倒木と落石で荒れ放題でした。

4/16 9:06

再び鯖街道へ戻ると、ルート上に多くの残雪がありました。

4/16 9:23

鯖街道のトレイルが続く急斜面にも残雪があり、進むのは危険と判断して、尾根道へ迂回しました。

4/16 9:36

途中、イワウチワに癒されます。

4/16 9:39

何とか最初の難所である針畑峠（根来坂峠）へ到着。福井県から滋賀県へ。

針畑峠からは、標高差400mほどを一気に下って行きます。

4/16 9:54

谷筋には雪が残っており、深山の雰囲気。

4/16 10:24

渡渉ポイント。雨が降っていて水量が多いのか、冷たい水が足首上まで来ました。

4/16 10:27

茅葺屋根の家があったり、日本の原風景が広がる道を進みます。

4/16 11:35

青空の面積が徐々に広がり、陽が差し込んできました。好きな瞬間。

4/16 12:02

陽が差し込み、清流「針畑川」も輝き始めます。

4/16 12:07

自然と小走りになってしまう最高のロケーション。

4/16 12:16

桜もよく咲いていました。

4/16 12:24

いよいよ滋賀県から京都府へ入って行きます。

4/16 12:41

途中にお店や自販機なんてないものと思っていましたがありました(お店は営業中)。

4/16 13:19

次なる難所「オグロ坂峠」へ向かいます。

4/16 13:31

途中までは廃れた林道を進み、その後は九十九折の急登へ。倒木が多く、くぐったり跨ったりと地味に体力が奪われます。

4/16 14:13

今回の最高標高点「オグロ坂峠」に到着（標高867m）

4/16 14:21

苦労して登った後は、ちょっとご褒美のトレイル区間が続きます。

4/16 14:24

高層湿原が広がる八丁平。

4/16 14:35

フノ坂峠を通過します。

4/16 15:37

最後の難所「和佐谷峠〜杉ノ峠〜花背峠」を目指す前に栄養補給休憩。とても長閑な雰囲気。

4/16 16:11

最後の3つの峠は現役の林道で繋がっていますが、投棄された自動車が何台もありました。

4/16 16:17

陽が徐々に傾く中、林道を進みます。光の具合がとてもキレイでした。

4/16 16:40

和佐谷峠を通過。

4/16 16:49

杉ノ峠付近には、琵琶湖の展望が広がるビュースポットがありました。

4/16 17:44

最後の峠「花背峠」からは国道を下り、鞍馬の町並みへ。

4/16 17:54

新緑に彩られていた鞍馬寺。

4/16 18:12

鞍馬街道を進み京都市街へ入って行きます。

ゴールまでもう少し、賀茂川（鴨川）を渡ります。綺麗なピンクムーンが迎えてくれました。

4/16 19:29

出町橋のたもとにある「鯖街道口」の石柱。

4/16 19:33

ゴールの出町桝形商店街。

4/16 19:34

桝形商店街の入口にあるプレート。

撮影機器：

AQUOS R compact SHV41 au シャープ

感想

BATA5555

　今回は福井県小浜市と京都市（出町）を結ぶ鯖街道(針畑越えコース)をラン＆ウォークで辿ってみました。　
　途中、残雪で行く手を阻まれ迂回を余儀なくされたり、ルートを間違えて遠回りをしてしまったり、ハプニングがありましたが、臨機応変に進むことができました。

　鯖街道は、戦国から江戸時代に鯖を始めとした海産物や大陸の文化を、京へ運んだり伝えたりする際に使われた道であり、歴史ロマンを感じながら進みました。
いくつかの峠を越えて行くと、山間にある集落では、美しい自然の中に日本の原風景が広がっていました。そして洗練された京の町へ、先人たちの苦労が偲ばれたコースでした。