栂池〜小蓮華山〜雪倉岳〜蓮華温泉〜白馬乗鞍〜栂池
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- GPS
- 15:41
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 3,682m
- 下り
- 2,701m
コースタイム
- 山行
- 9:25
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 10:04
天候 | 4/16 雪のち晴 4/17 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢筋などデブリやクラックあり |
写真
感想
今年も蓮華温泉温泉へ。猿倉から入って大雪渓を登り、雪倉経由で入山、帰りは船越ノ頭から金山沢経由で降りる計画を立てていたが、土曜日午前中まで天候が悪く大雪渓はリスクが高いので中止。栂池高原スキー場から小蓮華を越えて雪倉岳に登るルートから入ることにした。
始発8:00のゴンドラに乗りロープウェイに乗り継ぐ。ロープウェイ山頂駅は雪で視界が悪い。だだっ広い自然園をGPS頼りに船越ノ頭を目指す。しばらくガスが晴れないが回復するのはわかっているので、天候待ちを兼ねてゆっくり登る。稜線直下でようやく視界が取れるようになる。稜線に出るところの急登は無理せずスキーを担ぐ。主稜線は晴れてきて、白馬や五竜がカッコよく顔を出す。稜線上は風が強くかなり寒かった。所々雪が途切れるので歩きを交えながら小蓮華を超えて三国境の手前まで歩き、スキーモードに変えて沢筋へドロップ。雪はザラメにうっすらパウダーが乗っていて悪くない。雲海の上の高大な斜面を独り占めする。とても贅沢な瞬間だ。途中からトラバース気味に緩斜面の登り返しポイントへ。ルート取りは効率的で良かったが、それでも雪倉山頂が16:00になり、時間的にはギリギリのところ。東斜面は日が陰ってしまったが、上部はところどころ薄いパウダーあり、楽しめた。最後は登り返して18:00に蓮華温泉小屋に着く。雪倉経由で入ることは伝えておいたが、小屋の人には少し心配かけてしまった。天気がいいので宿泊客はかなり多い。
翌日は朝食を宿で取ってから出発。お米がとても美味しい。天狗の庭経由で乗鞍山頂を目指す。雪が締まっていて登りやすいが、昨日の疲れもあり、スピードはイマイチ。10時過ぎに山頂に着く。山頂で白馬主稜から上がってきた強者と会う。乗鞍山頂から滑り出すがここでアクシデント。何とビンディングのフロントピースがネジごと板から外れてスキーがぶっ飛んでしまう。かなり酷使したのでネジ穴が緩くなっていたようだ。特にウォークモードでかなりトルクがかかっていたのだろう。しかしこんなことは初めてだ。スキーは大分下まで落ちてしまい、行方不明になってしまったが、人に当たらなくて良かった。これが急斜面や雪倉の上部で起きていたらと思うとゾッとする。道具のメンテナンスはしっかりせねば。良い教訓だ。
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